老舗魚屋の主人の「最強のご飯のとも」って?【簡単調味料レシピ】

f:id:sakanaya-sandaime:20170901150602j:plain

キャベツや野菜スティックに付ければ延々食べ続けてしまい、そのまま酒の肴にちびちびなめると延々飲み続けてしまう、ちょっと困ったヤツ……。今日は我が家の定番、卵黄を練り込んだ「香味味噌」の作り方をご紹介します。手軽で簡単! チョチョイのチョイで作れる風味豊かなお味噌ですよ。

魚料理から肉料理までなんでもござれなこの香味味噌。これからの季節だと牡蠣やマダラの白子と一緒に陶板焼き、朴葉(ほおば)焼きもオススメ! でもね、なんといってもね、やっぱり最強なのは炊きたてご飯にのっけて食べる、これが一番ウマいと思う!!!

 

※火を入れているので数日は冷蔵庫で保存できますが、卵黄を加えているので早めに食べきるのがベストです!

 

魚屋三代目の「香味味噌」

【材料】作りやすい分量

  • 味噌(赤味噌や白味噌などお好みで) 大さじ4
  • 砂糖、みりん、酒(日本酒) 大さじ1
  • 卵黄 1個
  • 大葉(青しそ) 10枚(粗みじん切り)
  • 長ネギ 1/4本(みじん切り)
  • にんにく 1片(みじん切り)
  • しょうが にんにくと同量(みじん切り)
  • 炒りごま(白) 大さじ1

 

作り方

f:id:sakanaya-sandaime:20170901150617j:plain

1. 小鍋に味噌(今回は赤味噌を使いました)、砂糖、みりん、酒を入れ弱火でよく混ぜ合わせ、

 

f:id:sakanaya-sandaime:20170901150620j:plain

全体的にぽってりとしてきたら火からおろします。

 

f:id:sakanaya-sandaime:20170901150623j:plain

2. 1の鍋に卵黄を加えよく混ぜ合わせ、もう一度弱火にかけてお好みのかたさに仕上げます。私は料理にも使いやすい“ちょいゆるめ”が好み。

 

f:id:sakanaya-sandaime:20170901150627j:plain

3. 火からおろし、熱いうちに大葉、長ネギ、にんにく、しょうが、炒りごまを加えてよく混ぜ合わせます。

 

ミョウガやニラ、辛さをつけるなら刻んだ青唐辛子を加えるとGood!

f:id:sakanaya-sandaime:20170901150835j:plain

では今回の香味味噌の無双っぷり、とくとご覧ください!

 

f:id:sakanaya-sandaime:20170901150635j:plain

まずは、何にもしたくない日のツマミに、キュウリにつけてもろきゅう風ね。

キュウリと一緒のお皿にあるのは「サンマの大葉揚げ」。これは三枚におろして片身半分に切ったサンマに軽く塩を振り、5分くらいおいたらキッチンペーパーで水分を吸い取り、

f:id:sakanaya-sandaime:20170901150642j:plain

身の方に香味味噌を塗って、大葉をのせて巻いたら串打ち。片栗粉を振って揚げています。秋、塩焼きに飽きたらこんな食べ方もウマい。

そして、忘れちゃいけないのが炊きたてご飯にのっけて食す、これ一番うまし! 具としておにぎりに入れても良いし、たっぷり塗って焼きおにぎりや肉巻きおにぎりもオススメ。

あとは、調味料として活躍するのが「なめろう」を作る時です。アジやサンマ、イワシの刺身にこの香味味噌を混ぜたら包丁でたたくだけ。お好みで醤油やミョウガを加えてもイケるっす!

 

作った人:魚屋三代目

魚屋三代目

本名・柳田昇(やなぎたのぼる)。神奈川県厚木市で50年以上続く鮮魚店の三代目。父と魚屋を営むかたわら、旬の魚介の簡単な料理や捌き方をブログ『魚屋三代目日記』にて紹介しています。レシピ本などの書籍やテレビなど幅広く活動。

過去記事も読む

企画協力:レシピブログ

レシピブログ

テレビや雑誌で活躍する人気ブロガーをはじめ16,000名のお料理ブロガーが参加する日本最大級のお料理ブログのポータルサイト。毎日のおかずや弁当、お菓子など90万件のお料理レシピを無料で検索できる。

※この記事は2017年8月の情報です。

トップに戻る