麦酒好きの野外フェス「ウイスキー&ビアキャンプ長和町」に行ってみたら、飲み会苦手派も楽しい楽園だった【長野】

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全力で「飲みニケーション」をすすめたい。
麦酒好きの山口です。

――という書き出しで7月にご紹介したイベント。

「ウイスキー&ビアキャンプ 長和町 2016」

 

www.hotpepper.jp

 

ざっくり説明すると、「ウイスキー&ビアキャンプ 長和町 2016」(以下WBC)は、2011年に長野県の姫木平にあるスキー場で、ウイスキーフェスとして始まった町おこしイベント。2014年から信州近隣のクラフトビールメーカーも加わり、ウイスキーとビール、信州グルメも楽しめる珍しいアウトドアイベントです。毎年心待ちにするリピーターも多いというこのイベント、その中毒性はなんなのか?

ここまで書いたら行かねばなるまい。

ここに行かずして、麦酒好きは語れまい! と、実際に参加してきました(子ども連れで)。


今回はそのイベントレポートです。

 

濃霧のゲレンデで、思い思いに楽しむ

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会場の「ブランシュたかやまスキーリゾート」に近づくにつれ、次第に濃くなる霧。さすがは標高1,400mにあるスキー場です。これ以上天気が崩れないことを祈りつつ入場すると、この天気にもかかわらず、アウトドアスタイルに身を包んだ人たちが続々とやってきます。

 

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▲日中は自由にテントを設営することができる。宿泊用テントサイトの利用は別途チケットが必要

 

奥のレストラン前にあるのが飲食ブース。レストラン裏にはキャンピングカーがずらっと並んでいます。ビールやウイスキーブースにも人が集ってきました。 

 

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そして12時、開会宣言。

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シンガーソングライター、高橋ちかさんのMCで、プロデューサーである土屋守氏ウイスキー文化研究所代表)と藤原ヒロユキ氏日本ビアジャーナリスト協会代表)の挨拶を経て、本格的にイベントがスタート!

 

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▲ペンライト風の焼きもろこしがイベント満喫感を演出

 

筆者も早速1杯目をいただきます。
まずは長野県東御市のクラフトビールOH!LA!HO BEERから。

 

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▲拳銃とドクロがトレードマークの「キャプテンクロウ エクストラペールエール」

 

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▲ホップをたっぷり使った爽やかな香りとキレの良いビール。信州の爽やかな風のもとで飲む樽生のビールはやはり格別!(小雨ですけど)

 

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▲オラホビールでは「グラウラー」というビール持ち運び用のボトルも販売中

 

都心部ではグラウラー売り(量り売り)対応のビアパブも見かけますが、これにビールを注いでもらうと、自宅でも美味しさをキープしたまま楽しめるのです。もちろん洗って再利用できるので、ドライバーで飲めない場合やお土産ビールとしてもおすすめ。これなら缶や瓶で売っていないビールも持ち帰れちゃうスグレモノです(醸造所によってグラウラーの対応は異なります)。

 

お隣の「志賀高原ビール」も全国有数のクラフトビールメーカー。 

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1,000円で4種類が楽しめる「飲み比べセット」にも惹かれましたが、開始早々酔っぱらいそうだったので「Harbvest IBA」で。収穫したばかりの自家栽培の生ホップを使った期間限定醸造のビールです。

 

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説明に「黒いIPA」とあるように、香りも苦味も強い「インディアペールエール(IPA)ならぬ、「インディアブラックエール」。通常、黒いビールでは麦芽をローストした香ばしい香りが連想されますが、鼻を近づけるとみずみずしいホップアロマ。目を閉じるとしっかりIPAなのです。

口に含むと、フレッシュホップの苦みと香りが押し寄せたあとに、焦がしたようなモルトの風味も感じられるという、ユニークなブラックエール。見た目とのギャップがおもしろい! そしてアルコール度数7%とは思えない、ゴクゴク飲めちゃうドリンカビリティもあります(恐ろしい)。

 

続いて南信州ビールでは、練馬産のブルーベリーを使ったフルーツビール「ネリマーレンブルーベリーブロイ」をオーダー。

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▲練馬はブルーベリーが有名だったのか

 

こちらは地元産の農作物を広く知ってもらうために、練馬区のブルーベリー農園やJA、商店などの協力を得て、酒販店「伊勢屋鈴木商店」が企画し、「南信州ビール」で委託醸造を始めたのだそう。

甘さはかなり控えめでドライ。ベリーの酸味がかった濃厚な香りが特徴。ぬるくなると次第に香りが花開いて、ワインのように熟したニュアンスも感じられます。

 

続いて野沢温泉にあるAJBブルワリー


そばやゆずなど地元の農作物を使った多彩なエールが特徴で、イギリス人のオーナー兼ブルワーと、日本人の奥様のご夫婦で営まれている直営パブ「里武士タップルーム」は、クラフトビール愛好家の間で評判です。

この「Two Penny」は通常のサーバーではなく、イギリスの伝統的なハンドポンプでサービングされます。

ハンドポンプは電気や炭酸ガスに頼らずに、井戸を汲み上げるように人の力で注ぐサービング方式。これで注がれた「リアルエール」はクリーミーな泡と穏やかな口当たりが特徴。

 

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▲まるで麦茶のよう! 麦の豊かな風味、香ばしさを感じる。ぬるめの温度でゆっくり飲みたい

 

お隣は、あのCMで有名な「白樺湖リゾート・池の平ホテル」が手掛けるビール。

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ホテル内の施設やレストランでしか提供されていないので、こういったイベントで飲めるのは大変珍しいことです。

 

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▲ドイツスタイルのデュンケル。ロースト麦芽の香りは控えめで、ホップの苦みと爽やかさが印象的

 

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時折降る雨で地面は泥でぬかるみ、ひんやりした気温ですが、人はどんどん増えていきます。

 

続いてはウイスキーコーナーへ。
いつも威勢の良い掛け声で大盛況のタリスカーブース。

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これがWBC名物といわれる「タリスカースパイシーハイボール」。名前の通りタリスカーでのハイボールに挽きたてのペッパーをトッピングしたもの。

 

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▲怪しい薬ではなくペッパー

 

意外と思われる組み合わせですが、スパイシーな香りがシングルモルトの力強い味わいを引き立てて、食欲をぐいぐい刺激してくれます。特に合うのはイベント内で提供されているジビエや野菜のグリル料理! しかもこのハイボール、何杯飲んでも無料です。ウイスキー関連の試飲はヴィンテージ等のレアボトルを除いて無料!
ちなみに自宅でつくるコツは、タリスカーは濃い目(60cc)に注ぎ、ソーダを満たしたら氷の上にペッパーを振りかけること。そうすることで、香りが長く続くそうです。

お次はプロデューサーの一人、土屋氏率いる「ウイスキー文化研究所」

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テーブルには国内外のさまざまなボトルがずらりと並んでいます。中からスタッフにおすすめを聞き、最近ウイスキーファンの熱い注目を集めているという台湾の「KAVALAN(カバラン)蒸留所」をチョイスしていただきました。試飲したのは「FINO」というシェリー樽で熟成させたもの。

 

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▲熟した南国フルーツを思わせる濃厚な香り。どっしりと力強い余韻が残る

 

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ブースではウイスキー雑誌や「真田幸村」など、長野県ゆかりの武将をモチーフにしたウイスキー文化研究所のオリジナルボトルも販売中。

 

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他にも昨年発売されたシングルグレーン「知多」が大好評の「サントリースピリッツ」や、好みのウイスキーでつくれるハイボールとラムコークが評判だった「ePower」。地元長野からは南信州の信州マルス蒸留所秩父「ベンチャーウイスキー・秩父蒸留所」など、話題の蒸留所やインポーターが大集結。自然の中で熟成を重ねるウイスキーも、長和町の豊かな自然の中で味わうと、感覚が一層研ぎ澄まされて美味しく感じられます。

 

そしてウイスキーといえば、男性なら一度は憧れるこちら!

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キューバやニカラグア、ドミニカ等、各国の葉巻にパイプなどの喫煙アイテムも扱う東京のシガーバー「COHIBA」のブース。初めての人でも気軽に楽しめるように、丁寧にレクチャーしてもらえます。

 

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▲喫煙具の他に、暑いときはフレッシュミントのモヒート、寒くなったらホットテキーラなど、気分や気候に合わせて選べるさまざまなドリンクが並ぶ

 

信州・長和町グルメのクオリティの高さに驚く

WBCでは地元長和町や近隣自エリア自慢の「ふるさとの味」も見どころ。

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▲料理ブースもそんじょそこらイベントでは見かけられない充実度

 

野菜や肉牛、米など、長野県東御市の若手農業・畜産業家で構成されるYO農会は、それぞれのプロがすすめる産直食材をシンプルに炭火焼きで提供します。

 

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▲一皿で大満足の焼き野菜と和牛の串焼きフルセット

 
地元農家や商店、観光振興団体が協力し合い、長和町の「いいもの」「おいしいもの」を全力で持ち寄った信州グルメの饗宴です。

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▲長和町産業振興課のニジマスを丸ごと1匹使った唐揚げ

 

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▲野沢菜やゴボウ、きざみわさびなど、パックに詰め放題の信州のお漬物バイキング

有機栽培・無(低)農薬などの素材にこだわったOrganic cafe ごぱん

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▲自家製酵母を使った焼き菓子やパン、夜はとうもろこしの自然な風味を活かした「まるごとコーンスープ」にいやされた

 

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▲肉の甘みと柔らかい歯ごたえにビールが進む、飯田市「肉のスズキヤ」の羊のロースト。猪・鹿ジンギスや鹿スジの煮込みなど、バラエティ豊富なジビエ料理が自慢

 

そして多くの参加者が手にしていた「アツアツの焼きアスパラ」。

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アスパラにこだわり抜いた農業法人アスパラマルだけに、見たことない太さなのに、柔らかくてみずみずしい。「アスパラってこんなに濃くて甘いんだ!」と思い知りました。

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▲とにかく立派なサイズ! 本当に多くのテーブルに並んでいるのを見かけた

 

また、BBQで味わえる地元の産直野菜も。

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▲朝採れ高原野菜やビールやウイスキーに合う自家製スモークチーズ、手作りソーセージの「鷹山ファミリー牧場」

 

どのブースも料理や素材へのこだわりがあり、滋味深くて美味しい!

 

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本当にうまいもんばかりで困りました。胃袋が5個ぐらい欲しかった。

 

アウトドア用品のブースもいくつか出店しています。

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▲ノリノリでイベントを楽しんでいた、アウトドアメーカー「ロゴス」さん

 

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▲折りたたみチェアやパラソル、シートなど、その場で使えるアウトドアグッズをお値打ちで販売中。野外イベントにありがちな「アレを持ってくればよかった!」を解決してくれる

 

――で、「飲みニュケーションの逆襲」って?

 

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このWBCのコンセプトは「飲みニュケーションの逆襲」。 ここまでたっぷりビールやウイスキーの話をしてしまいました。果たしてそれはどのあたり?

まずはステージのライブパフォーマンス。

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ジャズからブラスバンド、アコースティックライブなど、さまざまなバンドやミュージシャンの生演奏が会場を盛り上げます。どれもWBCの雰囲気に合う音楽ばかり。

 

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▲音楽に合わせて会場全体が熱を帯び、一体感に包まれる

 

あれ、なんか心地良い。パソコン見ながらひとり酒しているより、体がどんどん健康になっているような気持ちに!

そして夜のお楽しみといえば、キャンプファイヤー!

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▲久々に見たキャンプファイヤーは「こんなに燃えたっけ?」って思うほどゴーゴー燃える炎

 

キャンプファイヤーの後は振る舞いBBQがあったり、トークセッションがあったり。

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▲ウイスキーの土屋氏、ビールの藤原氏、信州マルス蒸留所の竹平氏、秩父ベンチャーウイスキーの吉川氏の4名による「モルトーク」。日本のクラフトウイスキーやクラフトビールのトークセッションは麦酒ファンなら必聴

 

こうして大人がビールやウイスキーを楽しむ間、ゲレンデゾーンで自由に遊び回る子どもたち。家族連れでも参加しやすいのがWBCのいいところです。

 

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▲バドミントンやしゃぼん玉に虫取り。初対面でも自然と打ち解けあい草原を走り回る

 

翌28日は隣の「黒曜石体験ミュージアム」「黒曜石のふるさと祭り」が開催中。

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黒曜石の矢じりを使った狩り体験や縄文クッキー、土笛作り、発掘体験、火おこしイベント、縄文ペイントなど、縄文時代や黒曜石にまつわるさまざまな展示やワークショップが開かれ、子どもと一緒に学びながら「アウトドア縄文体験」が楽しめました。

2日目は車の運転があったので飲みませんでしたが、1日目に回り切れなかった料理を楽しんだり、お土産の買い物をしたり、ゲレンデで遊んだりと、結局半日も滞在。ビールやウイスキーが飲めたら楽しいことはもちろんですが、お酒を飲まなくても楽しめるような趣向がたっぷり凝らしてあります。
※2日目もウイスキーのブラインドコンテストや鹿の解体ショー、「H ZETTRIO」のライブとイベントが目白押し。後ろ髪を引かれる思いで帰路につきました。

 

情熱をもつ人々が集まるから面白い

 

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初めて参加してみて、リピーターになる理由を体感できた気がします。
WBCは町のみんなが信頼しあい、協力して作り上げたイベント。「美味しいお酒が飲める」、だけではきっとここまで楽しめません。


標高1,400mの山の中、遠くても、天気が不安定でも、わざわざ行きたいと思わせる吸引力の根っこ。それは主催者やメーカー、地元の人たちがさまざまな工夫や配慮を凝らし、情熱をもってこの場をつくるから。そこには地元長和町、信州の人たちを巻き込んで、みんなで作り上げた一体感や安心感のようなものがあります。

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▲夫婦で、カップルで、ウイスキー仲間と、同僚と。ゲレンデは各々「飲みニュケーション」を楽しむ笑顔であふれた

 

飲み会が面倒で苦手、お酒はいつもひとり自宅で、という場合でも、野外で飲む気持ちよさは格別。イベントだからって無理に誰かと話さなくてもいいし、でも、誰かに声をかければフレンドリー。なんか、これ、心地良いじゃないですか!

 

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▲出店メーカーからも「毎年来るのが楽しみなんです!」と弾んだ声が多数


今年は2日間とも霧と雨に見舞われたWBCでしたが、なんと過去最高の来場者だったとか。中には「スコットランドにいるみたい」と、ひんやりした空気と濃霧をウイスキーの本場に置き換える参加者も! そのポジティブさがイベントを楽しむコツなのかもしれません。

 

最後にプロデューサーの一人、藤原ヒロユキ氏に今年のWBCについてうかがいました。

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「年々良いイベントに成長していくのを感じます。このようなイベントはやみくもに出店数を増やしても盛り上がるとは限りません。毎年開催するためには、参加する側、出店する側、主催者の三者にとって満足度の高い形になるのが理想なんです。WBCはビールやウイスキー好きだけに向けたものではなく、幅広い年齢層がじっくりと長和町を楽しめて、なおかつ長和町の町おこしやPRにもつながっています。さまざまな人の思いが実ったこのWBCを末永くつなげていきたいですね」

 

近年では、ビールをウイスキーの木樽に詰めて熟成させた「バレルエイジド」と呼ばれる長期熟成タイプのビールや、逆にビール酵母を使って発酵させたウイスキーなど、両者の垣根を越えたお酒も注目を浴びています。ビールとウイスキー、麦芽を原料とするお酒同士、クロスオーバーでさらなる楽しみも期待できるイベントでした。

 

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『メシ通』読者の皆さん。

来年は是非この長和町で、飲まなくても楽しい “飲みニュケーション” しませんか? 一緒に乾杯しましょう!

 

イベント概要

ウイスキー&ビアキャンプ長和町 2016

※2016年のイベントは終了しています。
日時:2016年8月27日〜28日
会場:長野県小県郡長和町大門3652「ブランシュたかやまスキーリゾート」
問い合わせ:ウイスキー&ビアキャンプ実行委員会(信州・長和町観光協会)
ウェブサイト:ウイスキー&ビアキャンプ長和町
Facebook:ウイスキー&ビアキャンプ

 

書いた人:山口紗佳

山口紗佳

ビアジャーナリスト/ビアテイスター 1982年愛知県出身、名古屋と東京の編集プロダクションで雑誌や広告、書籍の制作経験を経て、静岡県西部でビール代を稼ぐフリーライターに。休日はオートバイで食材調達ツーリング。ビールとバイクと赤が好き。

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