“味噌煮込み愛”をこじらせた末に生み出した「味噌煮込みペンネ」の作り方【ツジメシの付箋レシピ】

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こんにちは。プロダクトデザイナーときどき料理人、ツジメシこと辻村哲也です。

今回は、無類の味噌煮込みうどん好きの僕が、味噌煮込み愛をこじらせた末に生み出した「味噌煮込みペンネ」をご紹介します。

 

味噌煮込みうどんとペンネは似ている?

「味噌煮込みうどん」というと、みなさんはどういうものを思い浮かべるでしょうか。

僕が学生の頃過ごした愛知県では、鰹出汁に豆味噌(八丁味噌)を使った濃厚な汁に、しっかりした噛みごたえのうどんを合わせたものがメジャーです。そして「味噌煮込みうどん」という名前のわりに、うどんはあまり煮込みません。

汁に太めの生麺を入れたらほんの1~2分、まだがっしり硬い状態で出来上がりです。

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名古屋に行くとお土産はこんなのが手軽にできる、有名店の味噌煮込み生麺セットが定番ですね。

その後、男性の料理初心者のお約束通り、パスタ料理を覚え始めのころ、ふとショートパスタのペンネのぎゅっと詰まった噛みごたえは、味噌煮込みうどん特有の肉厚の小麦粉をがしがしと噛みしめる感じと似ているのでは!? と思いつきました。(今思うと「まあ落ち着け」という気もしますが)

そんな歴史を経て、味噌煮込み(愛知ではただ「味噌煮込み」といえば味噌煮込みうどんのことを指します)に欠かせない鶏肉と卵、個人的に八丁味噌には舞茸、さらに味噌に合うバターやチーズを使った若気の至りで生まれたのがこの「味噌煮込みペンネ」。白飯に合うパスタです。

さらに今回は、近年イタリアで流行っているという、パスタをリゾットのように作る(ひと鍋に少量のお湯でパスタとソースを一緒に煮込む)「リゾッタータ」というやり方で作ります。

ということで、煮込まない「味噌煮込み」を、煮込み方式で作りますよ。(ややこしい)

 

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レシピメモはこんな感じ。

 

ツジメシの「味噌煮込みペンネ」

【材料】1人分

  • 鶏もも肉 60~80g
  • 長ネギ 10cm
  • 舞茸 1/2パック
  • にんにく(芽を取って斜め切りにする) 1かけ
  • 乾燥赤唐辛子(種を取り除く) 1本
  • 卵 1個
  • オリーブオイル 小さじ1~2
  • 塩 ひとつまみ
  • 水 400cc
  • 鶏ガラスープの素 小さじ1/2
  • ペンネ(今回は10分茹でを使用) 80~100g
  • バター 10g
  • パルメザンチーズ(粉) 大さじ1
  • 粗挽き黒胡椒 少々

(A)

  • 味噌、しょうゆ 各小さじ2

 

作り方

1. にんにくは芽を取って斜め切りに、長ネギは1cmのななめ切りに、鶏肉は2cm角に切っておく。水は鍋ややかんなどに入れ火にかけておく。

 

2. 小さな耐熱ボウルに卵を割り入れ、破裂防止に黄身に爪楊枝などで穴をあけてからふんわりラップをして、電子レンジ(500w)で30秒加熱、その後10秒ずつ追加加熱してやわらかめの半熟にしておく。慣れない場合は短めの加熱時間から少しずつ追加した方が安全。

 

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3. フライパンにオリーブオイル、にんにく、唐辛子、塩を入れて中火にかけ、油が温まったら弱火にし混ぜ、にんにくがカリカリになり色づいたら取り出す。

 

4. 3のフライパンの火を強め、鶏肉、長ネギ、ほぐした舞茸を入れ炒める。肉の色が変わったらお湯を300ccほど注ぎ、沸騰したら鶏ガラスープの素、合わせておいた(A)の半量、ペンネを加え、中火程度で煮る。

しょうゆは、あれば「たまり醤油」を使うと濃い色になってそれっぽい。

 

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5. ペンネが湯の中に沈むよう、残りのお湯を足しながら煮る(50cc程度追加することになると思います)。ペンネの茹で上がり時間の3分ほど前になったら、混ぜながら水分を飛ばすように炒め煮にする。バターと(A)の残りを味を見ながら加える。

 

6. 2の半熟卵をのせ、3のにんにくチップ、パルメザンチーズ、黒胡椒を振る。

 

ぜひ八丁味噌でお試しを

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材料を細かくしてラグー(煮込み)風にしたり、卵黄とパルメザンチーズをソースに混ぜたりといろいろバリエーションがあるのですが、今回は手に入りやすい味噌を使った簡単な作り方をご紹介しました。でもやはり、ぜひ八丁味噌でお試しを!

その八丁味噌を使う場合ですが、小さじ2~大さじ1程度を、しょう油ではなく少量の水か酒(分量外)で溶いて使います。できたら八丁味噌に甘みのある味噌を少し混ぜるとおいしいです。

なお、同じくパスタ料理で先日ご紹介した「手抜きフィデウア」は、

www.hotpepper.jp

材料を入れて蓋をしたら火にかけて放置できる方法。それに比べると鍋につきっきりなので手間はかかりますが、こちらの方がより「パスタ」らしい仕上がりになります。かけられる手間や求める仕上がり、料理との相性で使い分けられそうです。

 

作った人:ツジメシ

ツジメシ

本名は辻村哲也、ツジムラの飯でツジメシです。本業は各種製品を手がけるプロダクトデザイナーながら、料理好きが高じて間借り飲食店でも料理中。手抜き日常食からマニアックな料理まで図解したレシピが人気。著書に『付箋レシピ デザイナーときどき料理人のスケッチごはん』(アース・スターエンターテイメント)。

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