
こんにちは。今回から連載を始めます、プロダクトデザイナーときどき料理人のツジメシこと辻村哲也です。オリジナルのレシピを載せたブログをかれこれ10年ほどやっていて、たまにこうしてあちこちにレシピを書いたり、最近は月一でマニア向け(内蔵肉とかスパイスとか)なお店のまねごともしています。どうぞよろしくお願いします。
今回ご紹介するのは、アボカドを使った丼。マグロの“漬け”に見立てて醤油とめんつゆ、わさびのたれに漬け込んで味をなじませます。
なお、僕はふだんから料理をつくったり考えたりする時には、絵を入れながらメモをとっていまして、作業工程などひと目でわかるよう、そのメモもご紹介したいと思っています。
今回の「漬けアボカ丼」は、こんな感じになりました。

ツジメシの「漬けアボカ丼」
【材料】1人分
- アボカド 1個
- 卵 1個
- ご飯 適量
- 切り海苔 適量
- カイワレ 適量
- ごま油 小さじ2
(A)
- しょうゆ 小さじ2
- めんつゆ(2倍濃縮) 小さじ2
- チューブわさび 2~3cm
作り方
1. アボカドを切ります。包丁で縦にぐるりと切り込みを入れ、種を中心にひねって二つに分け、種に包丁の中央部を刺し、ひねって種を取り外します。

※ここで包丁を使って皮をむき、まな板の上で切ってもいいのですが、もっと簡単なやりかたをご紹介。刃のついていないテーブルナイフなどで皮ぎりぎりまで切り込みを入れ(包丁で皮を切らないように慎重にやってもいいです。写真は牡蠣開けを使っていますがもっと薄いものの方がいいですね)、

スプーンを皮にそわせるようにして果肉を少しずつ取り出すと、きれいにできます。

2. ボウルに(A)を入れてよく混ぜ、そこにアボカドを入れます。上の方法でスプーンを使う場合はボウルの上で直接果肉を取り出して加えると洗い物が少なくてすみます。一切れずつにたれが回るようにそっとほぐし混ぜ、ラップをして10~30分ほど置きます。
※暖かい季節は冷蔵庫にしまいましょう。

3. 卵を割り、白身を丼に入れ、黄身は取っておきます。

丼の白身を箸でふんわり泡だてます。泡だて加減はお好みで。

白身の上に熱々のご飯をよそいます。その上に切り海苔を散らし、アボカドを漬け汁ごと、卵黄をのせ、2~3cmに切ったカイワレを散らします。
※あれば麦飯、または固めに炊いたご飯が合います。
※海苔はここでは切り海苔ですが、焼き海苔であれば小分けパックのものをもんで使っても。
しらす干しをのせるとさらにおいしい!

たれに漬かったアボカドだけでも十分においしいのですが、卵黄を加えるとねっとりトロ~リ、漬けマグロの味わいになります! 海苔の上にしらす干しをのせるとさらにおいしいです。その場合醤油を少し減らしてください。
白身どうする問題
さて、こういう卵黄をのせる丼ものの場合、白身はどうするのか気になりませんか? さすがに捨ててしまうのは申し訳ないので、僕の場合は
・一緒に作る汁物を白身でとじる
または
・白身を泡立ててご飯の下に忍ばせる
のどちらかにすることが多いです。
泡立てると白身のどろっとした感じがなく水っぽさも減り、上に熱々のご飯をのせると半熟状になって全体の邪魔になりません。(やや“つゆだく”っぽい感じにはなります)
ちなみに卵かけご飯のとき、泡立てた白身とそのままの卵黄をご飯にのせてしょうゆを回しかけると、白身はさっぱり、黄身は濃厚さがそのまま味わえます。
牛丼屋さんなんかで生卵を頼んだときも、卵を割った器の中で白身だけを軽く泡立てたりしています。黄身をくずさないように白身だけを混ぜるため、真剣にかちゃかちゃやってると、たまに「あの人大丈夫なのかな」という目で見られますが……。
作った人:ツジメシ

本名は辻村哲也、ツジムラの飯でツジメシです。本業は各種製品を手がけるプロダクトデザイナーながら、料理好きが高じて間借り飲食店でも料理中。手抜き日常食からマニアックな料理まで図解したレシピが人気。著書に『付箋レシピ デザイナーときどき料理人のスケッチごはん』(アース・スターエンターテイメント)。
- ブログ:ツジメシ。プロダクトデザイナー、ときどき料理人
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企画協力:フーディストノート

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