無類の大根おろし好きが激推し「鬼おろし」をご存じですか?【ツジメシの付箋レシピ】

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こんにちは。プロダクトデザイナーときどき料理人、ツジメシこと辻村哲也です。

じつは僕、無類の大根おろし好き。そこで今回は「大根の鬼おろし丼」をご紹介します。

大根おろしというと、焼き魚の付け合わせやしらすおろし、なめこおろしなどが一般的な食べ方でしょうか。引き立て役というポジションが多いですね。今回の丼では、おろし方を変えることで大根おろしの存在感が増して、ごはんを引き立てつつも丼の主役をしっかり務める、いい仕事をしてくれます。

 

「鬼おろし」という道具をご存じでしょうか

そこで使うのが「鬼おろし」。一般的なおろし金よりずっと粗い歯がついていて、これで削るようにおろすことで、ざくざくした食感とみずみずしさが味わえる大根おろしになるんです。目の細かいおろし金と違い、大根の組織が全体に壊されないので、あまり汁も出ず素材の風味を捨てることなく味わえます。(ちなみに、大根おろしの汁って捨てずに飲みますよね? 僕は飲みます)

 

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写真は、僕が使っている鬼おろし。

金属やプラスチック製品もありますが、主流は竹製のようです。底の平らな、安定の良いものが使いやすいと思います。竹製品はカビやすいので、使ったら洗ってよく水気を乾かしてからしまうようにしています。

 

ご飯の美味しさが増して感じられます

この鬼おろしでおろした大根を使う、今回の「大根の鬼おろし丼」。

ご飯と大根おろしなので当然ですが、しらすや納豆、なめたけ、カリカリベーコン、さらには焼いた牛タンなんかをのっけても、そりゃもう間違いなく美味しいです。醤油の代わりに、めんつゆでうま味と甘みを加えるのもいいでしょう。

でも僕は、あえて「麦飯に大根鬼おろしと醤油だけ」が潔くて好きです。醤油も最初は少なめに。しみじみ、さっぱり、なんというか「淡」という味わいが楽しめます。熱々の麦飯にひんやりした清涼感のある大根の鬼おろしの組み合わせで、食感も相まって、ご飯の美味しさが増して感じられます。

今回のレシピメモはこんな感じにシンプルそのもの。

 

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麦飯はいつも白米ともち麦を半々くらいで炊いています。もち麦を入れなければ、硬めに炊いた白米で試してみてください。

 

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大根は、薬味としての大根おろしなら大根のしっぽの方の辛いところを使いますが、鬼おろしの場合はもりもり食べるので、葉側のあまり辛くない部分を使いましょう。ちなみに僕はいつも皮ごとおろしています。

 

ツジメシの「大根鬼おろし丼」

【材料】1人分

  • 大根(葉のついている側) 約2~3cm分(50~60g)
  • 麦飯 茶碗一杯分
  • 醤油 適量
  • ごま油 適量

 

作り方

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1. 大根はよく洗い、皮ごと鬼おろしでおろす。

 

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かなり粗い大根おろしに。

 

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おろした跡がまた美しい。

鬼おろしを使わない場合は、5mmほどの厚さに輪切りした大根をポリ袋などに入れて、包丁のみねでざくざく叩くとわりと近いものになります。

 

2. 茶碗に麦飯を盛り、おろしをのせ、醤油をかける。

 

卵を加えてリッチなおろし丼に

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さあ、あとは存分にかきこむだけ! 食べる途中で、ごま油をほんの少し垂らしても美味しいです。それから、前に「漬けアボカ丼」のときにやったように、

www.hotpepper.jp

茶碗で卵白を軽くあわ立て、その上に熱々の麦飯、大根鬼おろし、そして卵黄をトッピングし、醤油をまわしかけるのもいいですね。

 

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卵のコクで、より食べやすくリッチな味わいになります。

 

食欲をそそる「ネギ油バージョン」も

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さっき「淡」とか言っておいて油を使うのか、という話なのですが、大根おろしは油ものと相性がいいですし、なによりこれはこれで美味しいのでご紹介しましょう。

小さじ1杯ほどの油で、青ネギ1~2本の小口切りをやや焦げるまで中火で炒め(小さめのフライパンを傾けて混ぜながら加熱するといいと思います)、醤油をジュッと入れてそのまま大根の上からかけます。油でご飯がほぐれ麦の粒が強調されるのも面白く、油のコクはありつつ大根でさっぱり、ネギの香ばしさも食欲をそそります。(材料はいずれも分量外です)

一食としてこれだけをたくさん食べるというものでもありませんので、食事の締めに茶碗に軽く一杯分をいただく、あるいは、まずはシンプルに食べてみて、その後納豆や卵などお好みの具を加えて変化を楽しむのがおすすめ。鬼おろし、一度使ってみてください。

 

作った人:ツジメシ

ツジメシ

本名は辻村哲也、ツジムラの飯でツジメシです。本業は各種製品を手がけるプロダクトデザイナーながら、料理好きが高じて間借り飲食店でも料理中。手抜き日常食からマニアックな料理まで図解したレシピが人気。著書に『付箋レシピ デザイナーときどき料理人のスケッチごはん』(アース・スターエンターテイメント)。

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