みなさん、こんにちは! 安くてうまいものをただひたすら探すことが趣味の放送作家、秋本です!
突然ですが、みなさんは富山県の名産「ほたるいかの素干し」をご存じでしょうか。
富山湾で捕れたほたるいかをシンプルに素干しにした郷土珍味ですが、そのうまさと言ったら1つ食べたら病みつきになり、次から次へ手を伸ばしてしまうほどかなり中毒性の高い珍味なのだとか……。
酒のつまみにほたるいかは至極の一品
ほたるいかの中毒性、その理由はかめばかむほど味の出るほたるいかの自然な美味しさと、何といっても酒のつまみとして最高にもってこいの塩気と味わい。
さらにワタの部分をライターで炙れば、中からトロッとした苦みと香りのあるワタが出てきてそのうまさが何倍にもなるのです。気づけば誰もがほたるいか中毒者になってしまいそう。
酒好きの私としてはそんなアブナイ珍味があると聞いて黙っているわけにはいかないと、早速購入することにしました。
今回は、売り上げを伸ばし、今では富山県で一番売れているという「ほたるいかの素干し」を販売している「有限会社 浜浦水産」から、17尾入り 514円(送料別)をお取り寄せしてみました。
商品は専用サイトより購入が可能であり、注文すれば数日後に到着します。
浜浦水産の商品は「素干し三兄弟」と称される、3つの味のバリエーションがそろうのも特徴です。
その味は「プレーン」、「ピリ辛」、「カレー味」の3種類!
これも他の会社ではあまりやっていないアイデアで評判。パッケージには社長のアニメキャラもデザインされていてとてもキャッチーですね。「んまいちゃ」とは富山の方言で“美味しい”の意味とのこと。
商品を開けるとこんな感じ。ぎっしりと1袋に17尾が敷き詰められています。
それを今度は各味1尾ずつお皿に取り出してみました。
よーくみると結構グロテスク。その見た目はまるで宇宙人で、マンガの火星人や怪獣のようです。
少しためらいながらも、まずはプレーン味を炙らずにそのままで食べました。うん。絶妙な硬さ。かむとジュワっと味わいがでる。美味しい。
お次はピリ辛味。ピリッとしてパンチが効いている。美味しい。
最後はカレー味。これまた裏切られないカレー味のスパイシーな美味しさです。
またプレーンに戻る。美味しい。
それを食べきる前にピリ辛に手が伸びる……。
は! いかんいかん! 無意識のうちに二巡目を食べ始めていた!!
ちゃんとレポートしないと。やはりこの美味しさはアブナイ! 集中しないと意識を持っていかれる。これは一種見た目が宇宙人みたいなので、何らかの催眠術を掛けられているのかも知れない!?(笑)
気を取り直して、今度はおススメの食べ方“ライターで炙って”みます
ライターで炙るには両手が必要なので、写真を撮るにはほたるいかを固定しなければならないと思い考えたのがこちら。
完全に“宇宙人捕獲”のワンシーン(笑)。少し悲壮感すら漂ってくる。でもこれで炙りながら写真も撮れる!
“火星人火あぶりの刑“のように……。
いたたまれなさも感じながらも、ワタがジュワっとこぼれ出てきたところですかさずその状態のものをパクっと口に運ぶと…、
「んまいちゃ!!!!」
思わず富山の方言が出てしまうほどの美味しさ。
一瞬でも罪悪感があった自分が嘘のようにこの美味しさに取りつかれる。もっと食べたいと思い、袋に入っているほたるいかたちを全部並べると……。
フグのお造りか!!
気分はもう、えげつないほどのほたるいかへの食欲と執念。もうどっちが宇宙人かわからない(笑)。
そして、ここでさらに追い打ちをかけるナイスアイデアが思い浮かぶ。
もはや“いけにえの儀式”のような見た目。
このように小学校の理科の実験でよく使っていたアルコールランプを使えば、片手でスッとほたるいかを炙れる「半自動炙りシステム」となる。
そして、お酒もグビグビいける!
ということで、今回「ほたるいかの素干し」をお取り寄せたところ見事に私もほたるいか中毒にかかってしまった。
結局あの後、モノの数分であの量を全部食べ切ってしまったのだ。そして手に持っていたお酒も進む進む! いい感じに酔っぱらうこともできた……。
やはり浜浦水産の社長さんが語るように、本当に富山のほたるいかは「んまいちゃ!!」
どうぞみなさんも富山の珍味をご堪能ください。
やめられなくなること間違いなし!!
※火器の使用はくれぐれもご注意ください。
お店情報
有限会社 浜浦水産
住所:富山県魚津市上口1-1-26
電話番号:0765-22-2037、0765-23-0103
営業時間:インターネットにて24時間受け付け
定休日:不定休あり
ウェブサイト:http://nmaicha.jp/SHOP/56854/57949/list.html
※金額はすべて消費税込です。
※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。