こんにちは、料理ブロガーの山本リコピンです。
揚げた鶏肉に、ねぎの入った甘酢だれがたっぷりとかかった油淋鶏。今やスーパーのお惣菜売り場でも見かけるようになりました。
今回は、その油淋鶏気分を味わえる鶏もも焼きレシピをご紹介します。
鶏もも肉は、小麦粉をまぶして焼いてパリっとジューシーに。大さじ1の油で美味しくできます!
そして、油淋鶏といえばあと引く甘酢だれもかかせません。ここでは混ぜるだけの即席だれで、さらに花椒とラー油でシビ辛に仕上げます。これはお酒がすすみますよ。
それでは早速レシピです。
山本リコピンの「油淋鶏風鶏もも焼き シビ辛だれ」
【材料】1~2人分
- 鶏もも肉 1枚
- 長ねぎ 10cm分
- 小麦粉 大さじ1
- 塩 少々
- サラダ油 大さじ1
(A)
- 砂糖 大さじ1
- 酢、しょうゆ 各大さじ2
- ラー油、ごま油 各小さじ1
- 花椒(パウダー) 小さじ1/4
作り方
1. まずはたれ作りから。長ねぎはみじん切りにして、(A)の材料と合わせてよく混ぜておく。
かなり辛くなるのでラー油とごま油は小さじ1ずつにしましたが、お好みでごま油は入れずにラー油を小さじ2にしてもOKです。
このシビ辛だれは、冷やっこや焼いたなすにかけるのもおすすめです。
2.鶏もも肉は余分な脂身(黄色っぽい部分)を包丁やキッチンバサミで切り落とし、皮目を6~7ヵ所フォークで刺す。両面に塩を揉みこみ、小麦粉を全体にしっかりまぶす。
余分な脂身を取ると、鶏肉の臭みも取り除けて焼き上がりが美味しくなります。また、皮が縮んで肉が反り返らないようにフォークで穴をあけます。
3. フライパンにサラダ油を入れて中火で熱し、2の鶏もも肉を皮目を下にして置く。
中火で7~8分焼いて、皮目に写真のようにしっかり焼き色が付いたらひっくり返す。反対面も5~6分焼いて火を通す。
フライパンの余分な脂はキッチンペーパーなどで都度拭き取ってください。また、焦げつきそうでしたら火を弱めて焼きます。
4. 3を食べやすい大きさに切り、1のたれをたっぷりとかける。
たれは、食べる直前にかけると表面のパリパリ感がキープできます。
切った際に断面がまだ生焼けなら、フライパンに戻して完全に火が通るまで再度加熱してください。
お酒にも、白いご飯にも
噛むと皮はパリパリ、そしてジュワッと肉汁があふれる鶏もも肉と、シビ辛な甘酢だれの相性が最高です。火を通していないのでねぎの香りも強く、辛みも感じてそこもおつまみ向き。もちろん、白いご飯にとっても合いますよ。
お好みで水菜やレタス、スライスした玉ねぎなどと一緒に食べても美味しいです。
なお、少々淡泊にはなりますが鶏むね肉でも美味しく焼けます。焼き方は鶏もも肉と同じですが、火が均一に入るように、下ごしらえの際、分厚い部分は切り開いて厚みを揃えてください。
キンキンに冷えたお酒がますます美味しくなる、シビ辛なおつまみです。いよいよ始まる暑い夏にいかがでしょうか!
作った人:山本リコピン
料理ブロガー、フードコーディネーター。簡単&手軽に作れて見栄えのする料理レシピを公開しているブログ『ビジュアル系フード』を運営。日々のごはんや、おつまみ、こどものごはん、おやつ、おもてなしなど、ジャンルも幅広く、雑誌や企業へのレシピ提供も行う。『山本リコピンのちゃちゃっとかわいい毎日おかず』(主婦と生活社)、『ごはんがすすむ!!!山本リコピンのうちごはん』(ワニブックス)が発売中。
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