具はトマトだけ。煮るのは1分ちょい「焼きトマトカレー丼」めんつゆとカレー粉で超簡単

こんにちは、料理ブロガーの山本リコピンです。

わが家の定番時短メシで、めんつゆとカレー粉で作るカレー丼。以前ご紹介した鶏むね肉と玉ねぎのレシピも、たくさんの方に作っていただきました。煮込まずにできてご飯もすすむので、時間がないとき、カレー気分だけどレトルトカレーがないときに本当におすすめです!

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そのカレー丼をさらに引き算して作ったのが、今回の「焼きトマトカレー丼」です。具は“リコピン”を名乗る私の大好物のトマトのみ。最大限に存在感が出せるように厚めの輪切りでいきます!

具はトマトだけですが、うま味のあるめんつゆが味のベースに入っているのと、多めに入れたカレー粉のスパイシーさで物足りなさはなし。さらにトマトは焼き目をつけて入れるので香ばしさも加わり、味に深みが出せますよ。

それでは早速レシピです。

 

山本リコピンの「焼きトマトカレー丼」

【材料】1人分

  • ご飯 1人分
  • トマト 1個
  • めんつゆ(濃縮3倍タイプ) 大さじ2
  • カレー粉 小さじ2
  • すりおろしにんにく 小さじ1/2
  • 水 100ml
  • 水溶き片栗粉 片栗粉と水 各小さじ1をよく混ぜる
  • 小ねぎ(お好きな大きさに切る) お好みで

 

作り方

1. トマトは横に置き、ヘタを落として1.5cmくらいの厚さに切る。フライパンを熱してトマトを入れ、強火で両面をサッと焼いて写真のように焼き色を付ける。

フライパンにこびりつくのが気になる場合は、フライパンに少量のサラダ油(分量外)を引いてから焼いてください。

 

2. 1のフライパンにめんつゆ、カレー粉、すりおろしにんにく、水を加えて混ぜ、沸騰したら中火にして1分ほど煮る。

さらに煮るとトマトが煮崩れてきます。それもまた美味しいので、煮る時間はお好みで調整してください。

 

3.水溶き片栗粉を入れて混ぜ、とろみがついたら火を止める。

 

4.器にご飯をよそい、3をかけ、お好みで小ねぎをのせる。

 

具はトマトだけなのに……

トマトを崩しながら食べると、めんつゆのだしのうま味とカレー粉の辛みとスパイスの香り、焼いたトマトの香ばしさとほのかな酸味が食欲をそそり、あっという間に完食です。具はトマトだけなのにちょっと感激する美味しさですよ! トマトとカレーもよく合いますね。冷たいビールにもぴったりです。

 

カレー粉は小さじ1でも十分ですが、今回はその倍入れたのでかなりスパイシーな仕上がりです。お好みで粗びき黒こしょうや七味唐辛子をかけてさらにピリッとさせても美味しいですし、味変で粉チーズをかけるのもおすすめ。粉チーズとトマトの相性がよくて、少しマイルドに食べられますよ。

もしご飯がなければ、カレーあんをそばやうどんにかけるのもあり。薬味の小ねぎは、バジルやパクチーにかえると急にエスニックな味わいになってこれまたおすすめです。

 

ちなみに今回は、とろろ昆布の酸味でさっぱり飲める即席スープを添えました。とろろ昆布とかつお節を各大さじ1、切ったトマト適量(ミニトマトでも、カレー丼用のトマトを焼く前に少し切り分けておいてもOKです)をお椀に入れ、しょうゆをひと回し。熱湯を注いで薬味をちらせば完成です。

トマト入りのカレー丼とスープのトマトづくしも、ぜひおためしください。

 

作った人:山本リコピン

山本リコピン

料理ブロガー、フードコーディネーター。簡単&手軽に作れて見栄えのする料理レシピを公開しているブログ『日々のごはんとおやつのネタ帳』を運営。日々のごはんや、おつまみ、こどものごはん、おやつ、おもてなしなど、ジャンルも幅広く、雑誌や企業へのレシピ提供も行う。『山本リコピンのちゃちゃっとかわいい毎日おかず』(主婦と生活社)、『ごはんがすすむ!!!山本リコピンのうちごはん』(ワニブックス)が発売中。

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