豚こまと冷凍里芋でサクッと開催できる「1人芋煮会」は「ぶっかけ芋煮飯」にするのも最高

こんにちは、料理ブロガーの山本リコピンです。

寒い日が続きますね。そんなときにはやはり鍋の出番です。最近は鍋つゆの少量タイプもあるので、寄せ鍋、キムチ鍋などバラエティに富んだ鍋を気軽に「1人鍋」で楽しめるのもうれしいものです。

そこで本日は、わが家の冬の定番鍋の1つで、1人で食べるにはちょっとハードルが高そうな「芋煮」のお手軽レシピをご紹介します。

芋煮は東北地方の郷土料理で、里芋、牛肉など地域によって具も味付けもさまざま。大きな鍋でたっぷり作るイメージがありますが、豚こま切れ肉、皮むき済みの冷凍里芋を使えば、包丁いらずで「1人芋煮会」がサクッと開催できちゃいます。

10分くらい煮込めば食べられますが、一度冷まして具に味をしっかりしみこませるのがおすすめの食べ方。私は食べる1時間くらい前に作って冷まし、食べる前に温め直しました。

そして、具に半熟のゆで卵をプラスするのがもう1つのおすすめ。コスパよく食べごたえをプラスできますし、汁ごとご飯にかけて「ぶっかけ芋煮飯」にして食べるときにいい仕事をしてくれます! まずはお酒を飲みながら鍋を食べ、シメは芋煮飯にすれば、二度楽しめて体もポカポカです。

それでは早速レシピです。

 

山本リコピンの「1人芋煮」

【材料】1人分

  • 豚こま切れ肉 150g
  • 冷凍里芋 150g程度
  • ゆで卵(市販品でOK。半熟がおすすめ) 1個
  • 刻みねぎ、七味唐辛子 お好みで適量

(A)

  • 水 500ml
  • 砂糖 大さじ2
  • 酒 大さじ2
  • しょうゆ 大さじ3

 

作り方

1. 豚こま切れ肉は、大きければキッチンバサミで食べやすく切る。冷凍里芋は解凍せずにそのままでOK。

 

2. 鍋に(A)を入れて火にかけ、

 

煮立ったら、豚こま切れ肉、冷凍里芋を入れて中火で10分煮る。

 

出てくるアクを途中でこまめに取ると、スープが濁らず、臭みなどのないすっきり美味しいスープになります。

 

3. 火を止めたら、ゆで卵を入れ、粗熱が取れるまでそのままおく。

 

4.一度冷まして具に味がしみこんだら、食べる前に中火でスープがフツフツするまで再度温める。器によそい、お好みで刻みねぎ、七味唐辛子をかけて食べる。

 

汁ごとたっぷりとご飯にかける「ぶっかけ芋煮飯」がおすすめ!

包丁いらずで完成の芋煮は、しょうゆベースの甘めの汁が豚肉と里芋によ~くしみて、お酒もご飯もたいへんすすみます。里芋は冷凍のまま鍋に入れましたが、ねっとりした食感に仕上がり、しみじみ美味しいです。

 

そして、ぜひためしていただきたいのが、汁ごとたっぷりとご飯にかけ、ねぎや七味をふった「ぶっかけ芋煮飯」。

 

汁しみしみのご飯と、半熟ゆで卵のとろりとした黄身を一緒にいただくのが最高ですよ!

豚こまの代わりに豚バラを使ってこってり作っても、牛肉で作ってもOK。舞茸、しめじなどのきのこや長ねぎ、こんにゃくを追加するのもおすすめです。余ったら翌日にはカレールーを溶いて芋煮カレーにするのもわが家のお気に入りです。

家にある調味料で手軽にできますので、冷凍里芋を買ってきて、今夜の1人鍋にいかがでしょうか。

ちなみに、下処理不要でそのまま使える冷凍里芋は、おすすめのストック食材。豚肉と一緒にみそ汁に入れて即席の豚汁にしたり、やわらかくなるまで電子レンジで加熱して、みそ(市販の田楽みそもおすすめ)を付けたり、冷凍庫に常備しておくと重宝しますよ。

ワインのよき相棒になるこんなおつまみも楽しめます。

www.hotpepper.jp

 

作った人:山本リコピン

山本リコピン

料理ブロガー、フードコーディネーター。簡単&手軽に作れて見栄えのする料理レシピを公開しているブログ『日々のごはんとおやつのネタ帳』を運営。日々のごはんや、おつまみ、こどものごはん、おやつ、おもてなしなど、ジャンルも幅広く、雑誌や企業へのレシピ提供も行う。『山本リコピンのちゃちゃっとかわいい毎日おかず』(主婦と生活社)、『ごはんがすすむ!!!山本リコピンのうちごはん』(ワニブックス)が発売中。

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