菜記餃子専門店

菜記餃子専門店 おすすめレポート

おすすめレポートについて

かるとさん

40代後半/男性・投稿日：2010/01/04

ディナー | 来店シーン：デート

ニンニクなしで女性人気のあっさり味

　とある番組でこの店が紹介されていて、それを観たときから「食べたい!!」って衝動がずっと続いていたんですよね。元々餃子が好きだから、美味しそうな餃子に興味を持ったのはもちろんだけど、それよりもなによりもラー油が美味しそうだったんですよね。そんなわけで、神戸観光をしたついでに、帰りにちょっと寄ってみることにしました。
　サンキタ通りのがんこ寿司を斜め前にある、赤くて小さなお店。まだ夕食前より少し早い時間にも関わらず、すでに二組が店の前のチープな感じの丸椅子に座って待っている状態でした。日頃はあまり待ってまで食事をするということはしないのですが、ここは第一目的でもあるので、ちょっと待ってみることにしました。
　待つこと40分あまり。一階がカウンターのみ4席、二階が4人掛けテーブル二つと4人掛けカウンターのウナギの寝床のように細い店内で、通されたのは二階カウンターの一角でした。通されたカウンターの奥にはトイレがあるのですが、そのカウンターに腰掛けると後ろを通ることが出来ず、このトイレは席を立たないといけないくらいに細い店内。多分このトイレってほとんど使われないんだろうナァ(笑)
　まずはビールと一緒に「焼餃子」(8個330円)二人前と「水餃子」(7個500円)に「白餃子」(7個500円)を各一人前ずつオーダーしました。他には「酸辛黄瓜」(きゅうりの酢漬け)330円に「広東風労麺」(ひき肉とレタスの冷麺)600円、「丹波地鶏の蒸し鳥」600円、「腸詰」500円もあるみたいですが、ほとんどのお客さんは餃子とドリンクしか注文しないことが多いとか…
　待っている間に店内をちょっと見渡すと、昇ってきた階段のところに大きな黒板がかかっていて、各餃子に合うタレの作り方が書かれている。こちらのラー油・さんしょ油・みそダレって自家製なんです。この自家製の三種類に加え、酢・醤油・塩・レモンも組み合わせて、お薦めのタレの配合以外にも、自分好みにタレを作る楽しさもあるのです。
　わくわくしながら待ってるとまずビールが、そして「白餃子」「焼餃子」、そして「水餃子」の順に運ばれてきました。
「水餃子」は豚肉・海老・木耳が入っていてニンニクが入ってない、それぞれの素材の味が楽しめる餃子です。エビと皮のプリプリ感が抜群で、お薦めタレのラー油＋さんしょ油で食べたところちょっとした辛みがアクセントになり、プリプリ感が際だつではないですか!!
　そして続いては時間がたってもパリパリ感が残るように試行錯誤したという、薄皮の食感が楽しめるひと口サイズの「焼餃子」を、自家製のラー油と味噌ダレでいただくことに。この餃子もニンニク不使用ってことで、あっさりとした味わいで美味しかったのですが、ボクの好みのパリパリ感が少し足りなかったのが残念。忙しかった為か、やや強火で短時間に焼き上げてしまった感が否めない、焦げが黒くなりきつね色のパリパリが見た目にも感じられ無かったのだ。そのためキャベツの甘みが今ひとつ感じられなかったのはちょっとそれは残念なことでした。パリパリ感があれば、下味がついているので、そのまま食べても十分美味しい餃子を堪能出来たんですけどね。でも、味噌ダレにラー油のお薦めの組み合わせで作ったタレで食べるとそれはそれで十分満足できました。
　最後は鶏肉ミンチと野菜を使ったさっぱりした「白餃子」を塩とレモンをつけて。あっさりさっぱりの味に、ビールもすすみました(笑)

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