こんにちは、料理研究家のエダジュンです。
暑い夏になぜか食べたくなるのが、辛いもの。麻婆豆腐を思い切り辛~くして作るのもいいですが、今回はアレンジしておなじみ「サラダチキン」を辛くしてみました。白ごはんの準備は大丈夫ですか?(笑) コンビニでも手に入る市販のサラダチキンを使ってもOKですが、鶏むね肉があればサラダチキンって意外と簡単に自作できるので、一度おためしください!
エダジュンの「麻婆チキン」
【材料】(1人分)
- 鶏むね肉 1枚
- 砂糖、塩 各少々
- 白ねぎ(みじん切り) 1本
- にんにく(みじん切り) 1片
- 豆板醤、ごま油 各小さじ2
- ラー油 お好みで
- 水溶き片栗粉(水と片栗粉を1:1で混ぜたもの) 小さじ2~3
(A)
- 水(または、1でゆでたサラダチキンのゆで汁) 1/2カップ
- みそ 小さじ2
- しょうゆ 小さじ2
- 砂糖 小さじ1
作り方
1. まずはサラダチキン作りから。鶏肉はフォークで数カ所穴をあけ、砂糖と塩を全体をもみ込む。
2. 鶏肉が浸かるくらいの水(分量外)を鍋で沸かし、沸騰したら鶏肉を入れ、火を止め、人肌に冷めるまで40~50分冷ます。鶏肉を取り出し、そぎ切りにする。これでサラダチキンは完成。
※ゆっくり火を通すことで、鶏むね肉はパサつかずしっとり仕上がります。
3. フライパンにごま油をひき、弱火でにんにくを炒める。にんにくの香りがたってきたら、豆板醤を入れて、30秒ほど焼く(豆板醤は焼くことで風味がアップ!)
4. 3に(A)を入れてよく溶かし、
フツフツとしてきたら2の鶏肉を入れ、全体を絡めたら、
水溶き片栗粉でとろみをつける。
最後にねぎとラー油を回しかけて完成。
むね肉でヘルシー! だけでも激辛でやみつきに。
辛いのが好きな方でも満足出来る、この夏おすすめの一品です。やわらかな鶏むね肉に辛い麻婆ソースが絡んで、白ごはんをかきこみたくなります!(もちろんよく冷えたビールでも!) ピリ辛に仕上がりますので、辛さは少しで十分、という人は豆板醤や仕上げのラー油を控え目に、反対に激辛好きなら多目にして調整してみてください。
作った人:管理栄養士 エダジュン
料理研究家・管理栄養士。株式会社スマイルズに入社。SoupStockTokyoの本社業務に携わり、2013年に独立。家で作れるエスニック料理とパクチーを使ったレシピを研究中。「料理にやっちゃいけないことはない」がモットー。著書に『パクチー!パクチー!パクチー!』(NHK出版)、『野菜たっぷり具だくさんの主役サンド150』(誠文堂新光社)、『毎日食べたい!お粥ごはん』(パルコ出版)。2021年6月発売の『できるだけうちにある調味料で作る!エスニックつまみとごはん』(主婦と生活社)では、スーパーでも手に入る調味料とハーブを使って、なじみのある材料でちゃちゃっと手軽に作れる、台湾、タイ、ベトナム、韓国、インドネシア、フィリピンなど各国の人気料理115レシピを紹介。
企画協力:フーディストノート
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