こんにちは、楽うま料理研究家のかめきちパパです。今回は、油揚げ(関西人の私は薄揚げと呼んでます)で作る「巾着焼き」です。
内側がくっついている油揚げを、袋状に上手く広げるのがこの料理の最大の難関。くっつきをはがしやすくするため、丸い菜箸を油揚げの上でコロコロ転がしたりもしますが、今回はキッチンペーパーを使う方法をご紹介します。見事に開けますよ。
油揚げを袋状にさえ開ければ、あとはお好みの具材を入れて、軽く蒸し焼きにするだけ。中身はツナ缶と卵にチーズと、間違いのない組み合わせです。どれも家にありますしね。フライパンで作って、そのままテーブルへどうぞ。
嫁さん評価 ★★★★★
「想像以上にあっさりと食べられるわね。卵が入ってるところは期待を裏切らないわ」
娘評価 ★★★★★
「巾着って、食べるまで中に何が入ってるのかわからないところが楽しいよね。今日のは安定のツナ!」
かめきちパパの「油揚げの巾着ツナたまチーズ」
【材料】2人前
- 薄揚げ(京揚げタイプ) 2枚
- 卵 4個
- ツナ缶 60g
- ピザ用チーズ 40g
- しょうゆ 大さじ4
作り方
1. 薄揚げは熱湯にさっと潜らせて余分な油分を取ります。
2. キッチンペーパーの上に薄揚げを置いて、
端からしっかりと巻いていきます。
最後まで巻き終えたら元に戻し、ひっくり返してもう片面同じようにキッチンペーパーで巻きます。
菜箸を転がすのと同じように、油揚げの空気が抜けて内側のくっついている部分がこすれ、はがれやすくなります。同時に、余分な油分をキッチンペーパーが吸ってくれる効果もあります。
3. 2を半分に切って、
切り口からゆっくりと広げていきます。
この時に絶対に焦らず、ゆっくりと丁寧に広げることがポイント。包丁などの先で切って広げようとするとかえって破けます。
4. 口を広げた3に卵、
ピザ用チーズ、ツナを入れ、
袋の口の部分を爪楊枝などで止めます。同じように合わせて巾着を4つ作ります。
スパゲッティを短く折ったもので口を止めてもOK。そのまま食べられますよ。
5. フライパン(今回は18㎝のものを使用)に4を入れ、
弱めの中火で焼きます。こんがり焼き色がついたら裏返し、裏面にも焼き色がついたら蓋をして、5分ほど蒸し焼きにして完成。しょうゆをかけていただきます。
卵の黄身はお好みのかたさで
巾着をざっくりと切っていただきます。ツナ、チーズとくれば、軽めの赤ワインでさくっと飲むのがいい感じです。
今回は、卵がしっとり半熟状態になるよう焼きました。黄身がとろりと流れ出るくらいにしたいなら、蒸し焼きは3分くらいで切り上げるといいでしょう。
油揚げを上手に広げるには、決して焦らない、急がない、めんどくさがらないのがポイント。愛情をもって広げていきましょう。
作った人:かめきちパパ
調理師免許と食育アドバイザーをもつ主夫。うるさいお姫様2名と「お弁当・命!」の嫁さんとの4人暮らし。ご飯のおかずからお酒の肴まで和・洋・中なんでも作ります。「楽しく作って、楽しく食べる」そんな楽ウマ料理を楽しんでいます。
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