こんにちは! 管理栄養士の北嶋佳奈です。
朝晩はまだコートが手放せない季節。野菜もなかなかお値段が落ち着かず、お財布も寒い…… なんて方もいらっしゃるのでは? そこで重宝するのが、お手頃な「もやし」です。今回はそのもやしを使って、簡単かつ体が温まるうどんレシピをご紹介します。
もやしには食物繊維やカリウムが含まれていますが、じつは、豆もやし(大豆もやし)にするとさらに栄養価がアップ! 食物繊維、カリウムは普通のもやしよりも多く、タンパク質やカルシウムも含まれています。普通のもやしと比べたら少しお値段が張りますが、選ぶ価値ありです!
北嶋佳奈の「ひき肉もやしうどん」
【材料】(2人分)
- ゆでうどん(解凍した冷凍うどんでもOK) 2玉
- 豚ひき肉 100g
- 豆もやし(ふつうのもやしでもOK) 1/2袋(100g)
- ごま油 小さじ2
- おろししょうが 小さじ1~2
- オイスターソース 小さじ2
- めんつゆ(かけつゆ用に希釈したもの) 3カップ
- 青ねぎ(小口切り) あれば適量
(A)
- 片栗粉 小さじ4
- 水 大さじ3
作り方
1. 鍋にごま油を熱し、ひき肉、おろししょうがを炒める。色が変わってきたらオイスターソースを加えてからめ、もやしを加えさっと炒める。
2. 希釈しておいためんつゆを加え、沸騰したらうどんを加えて3分ほどゆでる。
(A)を混ぜて少しずつ加え、とろみをつける。
3. 器に盛り、青ねぎを散らす。
しょうがと片栗粉で体ポカポカ!
今回はオイスターソースを使いましたが、お醤油(小さじ1)、砂糖(小さじ1/3)、粉末の中華だし(または鶏ガラスープ、ひとつまみ)を合わせてもOKです。
まだまだ冷える朝や夜のごはんにぴったりのもやしうどん。今回はしょうがも入れましたが、しょうがは加熱することで血行をよくする「ショウガオール」が増え、さらに体を温めてくれます。片栗粉でとろみをつけることでポカポカ効果UP! ぜひお試しください!
ちなみに、あまったもやしは、1週間くらいなら冷凍保存もできます。ただしシャキシャキ感は落ちるので、今回のような煮込む料理に使うのがおすすめです。
作った人:北嶋佳奈
管理栄養士、フードコーディネーター。大学卒業後、飲食店勤務やフードコーディネーターアシスタントを経験し、独立。「こころもからだもよろこぶごはん」をテーマに美容・ダイエット・健康に関する料理本の出版、雑誌でのレシピ開発やコラム執筆、ラジオ・テレビ・イベントへの出演などで活動中。『小さなおかず365』(永岡書店)、『旬の野菜をもっとおいしく!デパ地下みたいな ごちそうサラダ』(宝島社)など著書多数。最新刊『一品で大満足!デパ地下みたいなごちそうサンドイッチ』(宝島社)は累計30万部越えのデパ地下シリーズ最新刊で、定番サンドから見た目も味も楽しいサンド、スープにサイドメニューレシピと全139レシピ掲載のボリュームある1冊。
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企画協力:フーディストノート
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