燻製は緑茶の茶葉でも作れる!
こんにちは~、筋肉料理人です!
今日は自宅でつくる簡単燻製を紹介させてもらいます。燻製と言えば肉ってイメージ、そして手間がかかるイメージがあるかと思いますが、今日のは簡単です! スーパーで売っているしめ鯖を30秒で燻製にしちゃいます。
燻製と言えば木のチップを使って作るのが一般的ですが、じつはご家庭にある緑茶や紅茶の茶葉でも作れるんです。木のチップは今回のように中華鍋で作ると煙が出るのに時間がかかりますが、茶葉は薄くて細かいので、短時間の加熱で煙が出ます。だから簡単に燻製が作れるんです!
筋肉料理人の「しめ鯖の30秒燻製」
【材料】(2人分)
- 市販のしめ鯖 1枚
- 緑茶の茶葉 大さじ3
- 砂糖 小さじ1
- かいわれ大根 1/4パック
- しょう油、わさび、おろしにんにく お好みで
作り方
1. 市販のしめ鯖はパックから出し、キッチンペーパーで巻いて水分を吸い取ります。ペーパーを何度か取り換えて、表面の水分をしっかり吸い取ってください。水分を吸い取ることで香りがつきやすくなります。
2. 鉄の中華鍋と金属製の網、アルミホイル、鍋にぴったり合うフタを用意します。
※網は中華鍋の半分くらいの深さにはまる位のサイズで。今回はボウルをフタ代わりに使っています。機材については100円ショップを活用しましょう。
3. 中華鍋にアルミホイルを敷きます。緑茶の茶葉と砂糖をちらし、中火(コンロの火が鍋の底に当たるくらい)にかけます。煙が出始めたらしめ鯖を網にのせ、フタをして30秒煙で燻しましょう。砂糖には燻製の香りと色艶を良くする効果があります。
※換気扇をしっかり回し、火にかけている時は鍋から絶対に離れないこと。加熱時間を守り、茶葉に火が付かないよう注意しましょう。
4. 30秒経ったら火を消し、フタを外してしめ鯖を取り出します。これを1cm弱の幅に切って皿に盛り付けます。刻んだかいわれ大根とわさび、おろしにんにくを添えたら、「しめ鯖の30秒燻製」の完成です!
※鍋やフタは高温になり、またフタを外すときには熱い煙が出てくるのでやけどに注意しましょう。使い終わった茶葉は水をかけてから処分を。
30秒燻製したしめ鯖ってどんな味?
見た目は普通のしめ鯖と同じなのですが、目の前に置くだけで燻製の香りが! たった30秒でこんなに香りがつくの? というくらい香りが強いです。
食べると燻製の適度な香りが口に広がり、その後にしめ鯖の甘酸っぱいうま味が広がります。魚臭さが消えて食べやすくなっているのが新しい! こういうのがお店のお通しで出てきたら、うれしいだろうなあって思いました。やけどに注意して楽しんでください!
※この記事は2017年3月の情報です。
作った人:筋肉料理人 藤吉和男
料理と筋トレをこよなく愛する料理ブロガー。料理研究家としてレシピ本執筆や料理教室、テレビ出演、ボランティア活動を行う。自信のブログやYouTubeでは、簡単で美味しい魚料理や簡単レシピを専門的ながらわかりやすく紹介。
- ブログ:魚料理と簡単レシピ
- YouTubeチャンネル:筋肉料理人の簡単レシピ、魚料理
- X:@kinniku
企画協力:フーディストノート
“暮らしを彩るレシピとアイデア”をコンセプトに、
フーディスト®と共創するメディア&コミュニティ。毎日の食卓に大活躍の料理レシピ、食を楽しむアイデアやトレンド、キッチン収納や調理グッズのコラムなど料理・食と暮らしにまつわる情報が満載。
※2025年4月より「レシピブログ」から「フーディストノート」へリニューアルしました
- ウェブサイト:フーディストノート
- X:@sugurecipe
- Instagram:@foodietable.jp