こんにちは~筋肉料理人です!
秋も深まり夜は冷えるようになりました。寒い夜に食べたい料理といえば、鍋料理。今日は体が芯から温まる「麻婆鍋」を、もやしたっぷりでヘルシー、リーズナブルに作ります。
麻婆豆腐を家庭で作る時、市販の麻婆豆腐の素を使う方が多いと思いますが、幾つかの調味料をそろえれば、意外に簡単に作れます。必要なのは、かあっとくる辛さのラー油、そして麻婆独特のしびれるような辛さを入れる花椒(中国山椒)、辛味を入れる豆板醤。それと、味付け用に甜麺醤(テンメンジャン、中国甘味噌)です。
左からラー油、花椒(中国山椒)、豆板醤
こちらが甜麺醤(テンメンジャン、中国甘味噌)
この4種類があれば、その他の材料は身近にある調味料、材料でおいしい麻婆豆腐を作れます。特に効果的なのは花椒で、これをたっぷりふりかけることでお店の味に近くなりますよ! 麻婆豆腐はもちろん、ラーメンや野菜炒めなんかもぐんとおいしくなるので、豆板醤や花椒、甜麺醤はぜひ買ってみてください。
筋肉料理人の「もやしたっぷり麻婆鍋」
【材料】2人分
- 豚こま肉 160g
- 絹豆腐 1丁
- もやし 2袋
- 長ねぎ 1/2本
- 生姜 1かけ(15g)
- にんにく 1かけ
- 豆板醤 小さじ2
- ラー油、花椒 お好みで
- ごま油 小さじ2
- 水溶き片栗粉 片栗粉、水 各大さじ2
(A)
- 水 400ml
- 甜麺醤(テンメンジャン) 大さじ3
- しょう油 大さじ1
- 鶏ガラスープの素 小さじ2
- 砂糖 小さじ1
- しょう油 大さじ1
作り方
1. 生姜とにんにくはみじん切りにします。長ねぎは粗目のみじん切りにします。豚こま肉は小さく切ります。豆腐は一変が15ミリ位の角切りにしましょう。
※麻婆豆腐はひき肉を使いますが、ここではもやしと一緒に食べやすくするために、豚こま肉を小さめに切って使います。
2. 二人用の土鍋にごま油と刻んだ生姜、にんにく、豆板醤を入れて火にかけます。泡立ってきたら弱火にし、香りが立つまで炒めます。香りが立ち、ごま油が豆板醤で赤くなったら、
3. 刻んだ豚こま肉を入れて中火で炒めましょう。刻んだ長ねぎの3/4を入れ、豚こま肉の色が変わったら(A)を入れます。
豆腐を加え、煮立ったら、一旦火を消します。
水溶き片栗粉(加える前に混ぜて下さい)を少量加えては混ぜる、を繰り返して、とろみをつけます。
※火を消してから水溶き片栗粉でとろみをつけます。とろみは少なめです。
4. とろみが付いたらもやしを入れます。入りきれない分は皿に盛り、後で追加します。残しておいた長ねぎをちらし、
お好みでラー油をかけます。私の場合、大さじ1/2位かけます。
そして仕上げに花椒をふりかけます。お好みでいいですが、私は大さじ1/2位はかけます。もやしに熱が通ったらいただきます。
もやし1袋をペロリ!
もやしたっぷり、コスパ良しのヘルシーな麻婆鍋です。もやしのシャキシャキした食感と麻婆豆腐のしびれる辛さが意外によく合います。1人分にもやしを1袋使いますが、ペロッと食べてしまうと思います。
具を食べてしまったら締め、今回はサラダ用の早ゆでパスタを入れました。2人分で120gも入れれば十分でしょう。本当は煮込みうどんを入れたいところなのですが、うどんは締めに食べると太りやすい食材。パスタはうどんと比べるとGI値(※食品の血糖値上昇度を示す数値)が低く、うどんと比べると太りにくい食材なんです。
パスタは説明書の時間より少し長めにゆでていただきます。食感はちょっと固めの中華麺という感じで、麻婆鍋のスープと絡んでおいしいです。もやしで増量してコスパアップ! 締めはサラダスパゲティで太りにくく! もやし麻婆鍋はおいしくてコスパにもダイエット向きです!
※この記事は2017年11 月の情報で
作った人:筋肉料理人 藤吉和男
料理と筋トレをこよなく愛する料理ブロガー。料理研究家としてレシピ本執筆や料理教室、テレビ出演、ボランティア活動を行う。自信のブログやYouTubeでは、簡単で美味しい魚料理や簡単レシピを専門的ながらわかりやすく紹介。
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