青山 星のなる木 おすすめレポート(6)
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風来坊さん
男性・投稿日:2006/11/14
女性のいる昼接待で外さない!ランチ重をスタイリッシュ個室空間で
仕事柄、まれに接待することがある。接待するのは、私・風来坊である。
ちなみに、接待の場で沈黙になったとき、話すネタに困るのが悩み。
とはいえ、店の選択を間違わなければなんとか収まりは着くものだ。
それだけ「場」が人に与える影響は甚大だとつくづく思う。
最近女性を2名含む6人での会食があり、そのときに選んだお店。
女性が1人でもいれば、お店選びは女性中心に考えるのが我が基本。
ここは女性には特にお薦め、何より名前が素敵ではないですか。
★☆★ 青山 星のなる木 ★☆★
この名前を聞いてときめきはしても、不安になる女性はほぼいないだろう。
星のなる木は、その期待を裏切らない。
スタイリッシュな空間でちょっとづつ洗練された料理の味をゆっくり愉しむから、
男性でもいつの間にか満たされた気持ちになってしまう。
他のお客さんとは一切遮断された個室空間からは外の眺めが望める。
暗くなれば青山通りの夜景が煌々と並び、ワインで乾杯するのも素敵だろう。
「非のつけどころがないお店」というのは、逆に言えば強烈な印象としては残りにくいものだ。
冴えない部分との対比で際立ってくるプラス部分を感じにくいから。
星のなる木は、その意味では印象に残りにくいお店といえる。
小汚い定食屋で運命の一皿に出逢うようなカオスから一縷の光を見出した感動や、
普通のメニューに隠れた絶品の発見は困難かも知れない。
しかし、このお店は全てが完ぺきに調和するコスモスなのである。
予定調和というより、無数のカオスを内包したコスモスとでも云おうか。
コスモスは肌では感じられない、コスモスは「宇宙」なのだから。
しかし、その宇宙に包まれて、私達は様々な感覚を脈動している。
お店の印象よりも一緒にいる人との会話や時間の流れに集中できるのは、やはりカオスではなくコスモスなのだ。
お店にひとつでも突っ込みどころがあると、相手に集中することは絶対出来ない。
だから、素直に100点満点のお店には、クリエイティブな拡がりのある人と一緒に行きたい。
最終的に「人に薦められるお店か否か」を決めるかは「また行きたいか否か」。
次回は、ぜひシーンを変えて『星のなる木』を遊んでみたいと素直に思う。
カオスのなるコスモス、色々な使途を試してみたい。
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