料亭 能登新 ご当地グルメガイドの口コミ(2)
50代/男性
来店日:2025/06/21
江戸時代の創業から240年以上続く老舗店で名物として知られる鮭料理のコースを頂きました。 ■『鮭の会席ランチ』-6,600円-(×2) ・「前菜」 氷頭生酢和え ほっぺたみそ田楽 白子 どんびこ煮 酒びたし 鮭の皮煎餅 ・「蒸し物」 鮭のみぞれ蒸し ・「造り」 鮭昆布〆 焼霜造り ・「油物」 椎茸 鮭しんじょう二身揚げ ・「焼物」 鮭 焼つけ ・「強肴」 三面川正油はらこ ・「止椀」 二年熟成みそ汁 ・「食事」 吉禅清水炊き いわふねこしひかり 香の物 ・「水菓子」 黒蜜きなこプリン ■『オールフリー』-700円- ■『梅酒 〆張鶴(ソーダ割)』-900円- コースを構成する数々の料理は、皮から内臓、骨に至る鮭の全てを余す所なく使って調理されたもの。「村上では鮭」と言われる名物を知り尽くした技によって、これまで味わったことのない鮭の美味しさを新たに教えて貰った気分です。 前菜には鮭の皮をパリッとさせた「鮭せんべい」や名物の「酒びたし」など。鮭の心臓を用いたという「どんびこ」は、しっかり食感と珍味がクセになりますね。そこから強肴まで続く鮭料理はいずれも旨みが凝縮されたように濃厚で、印象深い美味しさが絶えず楽しめる会席であると思いました。もちろんごはんも美味しいです。
50代/男性
来店日:2025/05/27
2025年5月のゴールデンウィークが過ぎた後に、新潟県内を周遊する旅をしたとき、新潟県最北の村上市にも行きました。村上は知る人は知っている「鮭の町」。 となると、ここで食べるものも、やっぱり鮭料理しかないんでしょうね。 ですが、ぼく個人としては、鮭がそんなに好きではない上に、同じ村上には「村上牛」という銘柄牛もあるらしく、こっちを食べたいと思ったので、鮭料理も村上牛も食べられる、こちら「能登新」さんをチョイス。鮭と牛の両方食べられるメニューを二人していただきました。 そして、こちら、実際に伺ってみると、思いっきり料亭のお店構え。正直、鮭料理が本当に美味しいのか半信半疑なところに持ってきて、一体お値段いくらになっちゃうのか戦々恐々でした。 で、そんな気分でいただいてみた村上の鮭料理なんですが、これが実に美味い。一品一品、非常に趣向が凝らされていて、食感も味わいもバラエティに富んでいて、鮭の料理ってこんなに豊富なの?と驚かされました。 鮭の皮をパリパリにした「鮭せんべい」とか、「どんびこ」という鮭の心臓の食感が楽しかったですし、真打「塩引き鮭」は、思ったとおり、けっこう堅めだったんですが、旨味がぎゅぎゅぎゅっと凝縮されていて、とにかく味が濃かった。 でも、美味かったのは、鮭料理だけじゃあないんです。最初にも書きましたけど、忘れちゃいけないのが、銘柄牛の「村上牛」。これが、めちゃめちゃ柔らかで、めちゃめちゃ旨みがあって、素晴らしいんです。塩、おろしポン酢、わさびをつけて味わうんですが、うちら二人、何もつけないで食べるのが一番美味いと思ったんですよ。それだけ、肉自体だけで十分に美味すぎるんです。これはたまらん。 そして、さらに忘れてはいけないのが、ご飯とおみそ汁の美味しさ。村上市岩船産こしひかりは、ふっくらした炊き上がりで、お米の輝きが凄いし、おこげまでもがめちゃ美味い。 極めつけがおみそ汁。赤だしが柔らかい味わいで、体に沁み渡るんですよ。これまた、たまらん。 もう、本当に大満足でお食事を終えてお会計すると、二人で2万3千円ちょっと。それって、この内容で安すぎる! お腹もお財布も嬉しい、最高のお昼ご飯になりましたね。
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