調査・研究データ
外食市場調査(2016年11月度)
2016.12.30
2016年11月の外食市場規模は3,067億円(前年同月比-132億円・東名阪3圏域計) 。 業態別の外食市場規模は、主要16業態中11業態で前年比マイナス。「ファミリーレストラン」などは回復傾向
2016年11月の外食市場規模は、東名阪3圏域合わせて3,067億円となり、前年同月比(以下、前年比)は‐132億円と7カ月連続で前年を下回った。3圏域合計の外食頻度と単価が前年を下回ったことが要因。前年に比べて日曜が1日少ないカレンダーの影響もありそう。首都圏では、54年ぶりと言われた11月の降雪の影響か、外食実施率・頻度・単価がすべて前年を下回り、外食市場規模が前年比-106億円と全体のマイナスの大部分を占めた。業態別では、主要な16業態中11業態で外食市場規模が前年を下回った。「和食料理店」「居酒屋」など単価が相対的に高い業態での利用回数減少と「牛丼・カレー等」「ファミリーレストラン、回転すし等」など単価が相対的に低い業態での利用回数増加により、全体の平均単価が下がったと考えられる。
●2016年11月の外食実施率は 75.7% (前月比増減 +0.1pt、前年比増減 ± 0.0pt)
● 2016年11月の外食頻度は 3.98回/月 (前月比増減 -0.14回、前年比増減 -0.09回)
● 2016年11月の外食単価は 2,462円 (前月比増減 +23円、前年比増減 -31円)
● 2016年11月の外食市場規模は 3,067億円 (前月比増減 -81億円、前年比増減 -132億円)

稲垣 昌宏ホットペッパーグルメ外食総研 上席研究員
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