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夏の定番「かき氷」好きな味ランキングを発表!

2018.07.19

「かき氷」の好きな味1位は、王道の「いちご」

「ホットペッパーグルメ外食総研」が「かき氷」について調査を実施したところ、“かき氷好き”は全体の62.3%で、性年代別で見ると老若男女に人気の万能スイーツであることがわかりました。人気の味ランキング1位は定番の「いちご」。20代~50代まで幅広い年代の人から支持を集めました。2位の「練乳」は特に女性の票が目立ち、男女で人気に差が出る結果に。また、4位「ブルーハワイ」は、20代・30代で好きと答える人が多く、特に20~24歳では、総合1位の「いちご」と同票の1位で、若者に人気の味であることが判明。今回の調査では、性別や年代による「かき氷」の味の好みの傾向が浮き彫りになりました。

【アンケート概要】
■出典   :トレンド把握調査(「ホットペッパーグルメ外食総研」調べ)
■調査時期 :2018年06月15日(金)~2018年06月16日(土)
■調査方法 :インターネットによるアンケート調査
■調査名  :トレンド把握調査
■調査対象 :首都圏、関西圏、東海圏に住む20~59歳の男女(株式会社マクロミルの登録モニター)
■有効回答数:1,032件

進化した「かき氷」、スイーツの新しいジャンルとして確立!?

 

SNSには、ケーキやパフェのような豪華な見栄えの「かき氷」の投稿画像であふれています。お祭りや海の家などで見られる、いわゆる昔ながらの「かき氷」から、様々な工夫を凝らした新しいスイーツへと、近年ますます進化を遂げています。
今回の調査でも約6割の人が「専門店では1000円、もしくは1000円以上払っても良い」と回答。さらに購入までの行列待ち時間について、「15分以上待てる」と回答した人は半数以上にのぼりました。今や「かき氷」は、並んでも食べたい特別なスイーツとして定着しつつあると言えます。

 

 

■専門店で「かき氷」を食べる場合、いくらまでお金を出せますか?(「かき氷」を食べる人 n=640 単一回答)

■「かき氷」を食べる場合、行列の待ち時間が何分であれば並んでも食べますか?(「かき氷」を食べる人 n=640 単一回答)

食のプロが語る!近年のかき氷のトレンド傾向とは?

安価に楽しむひんやりスイーツとして、昔から愛されてきた「かき氷」は、今やその域を超え、プレミアムスイーツの仲間入りを果たしています。2014年に深夜まで行列が絶えない「かき氷」専門店が登場したのを皮切りに、海外発店舗の進出やこだわりの専門店が増加したことによりそのブームは加速。また、SNS映えするメニューが多数登場したこともブームの背景にあるのではないでしょうか。季節のフレッシュな果汁を使った“あっさりシロップ系”のほかに、チーズやアボカドソースなどを使用した“ぽってり系”「かき氷」も食べごたえがあり人気です。氷の温度を調整することで、“シャリシャリ系”や口の中でふわっと溶ける“なめらか系”にするなど、氷の食感にもお店のオリジナリティーが表れています。味と氷の食感に工夫を凝らした進化系「かき氷」。今後の更なる進化が楽しみです。


進化系「かき氷」が食べられる店舗



6~8月のおすすめデザートが、紅茶と旬の果物を使った「かき氷」。「桃のかき氷」は、紅茶の「かき氷」に桃のソースとクリームをのせ、中にカスタードクリームを詰めた桃を丸ごとトッピング。「シャインマスカットのかき氷」は、紅茶の「かき氷」の上にシャインマスカット、マスカットジュレ、バニラアイス、チョコレートをトッピング。1,800円

※どちらも平日は9:30からの提供


 



昨年大好評だった大人の珠玉の“和”「かき氷」を今年も夏季限定で用意。きめ細かく口の中でふわりと溶ける雪のような氷の食感にこだわり、濃厚なクリームやシロップを合わせ、極上の和スイーツに仕上げている。味は、写真の抹茶&マスカルポーネほか、そば茶&小豆クリーム、マンゴー&ミルクの3種類を用意。680円~


 



台湾産最高級アップルマンゴーを使った大人気スイーツは、モチモチ、とろーり食感がたまらない一品。中でも秋葉原限定メニュー「元カノ」は、ふわふわの「マンゴーかき氷」と濃厚ミルクアイス、そしてナッツのサクサク食感の組み合わせがまさに絶品!ハート型の「かき氷」を食べられるのはここだけ。920円~


 



「きな粉餅ソルビン」は、韓国で1日に何百杯も売り上げる、ソルビン人気No.1のメニュー。パウダースノーのようなふわふわのミルク「かき氷」の上に香ばしいきな粉とモチモチのきな粉餅、パリパリのローストアーモンドが載っています。850円


 

有木真理

有木 真理ホットペッパーグルメ外食総研 所長