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行ったことがあるファストフード店、不動の1位は「ハンバーガー」  男性、女性で好みに明確な差

2026.06.25

利用経験・頻度ともに「ハンバーガー」が圧倒的。性別による好みの違いに特徴

ファストフード店の利用経験(行ったことがある)について聞いたところ、全体では1位「ハンバーガー」(88.9%)、2位「回転寿司・立ち食い寿司」(79.4%)、3位「牛丼」(75.2%)という結果になりました。性別で見ても、1位は男女ともに「ハンバーガー」となりました。
・男性:「牛丼」(83.6%)が全体を大きく上回り、2位にランクインしています。また、「カレーライス」(56.9%)や「そば」(53.8%)の利用率も全体に比べて高い傾向にあります。
・女性:「ハンバーガー」(90.9%)が9割を超え1位となったほか、「ドーナツ」(67.4%)や「アイスクリーム・ソフトクリーム」(60.8%)といったスイーツ系のフードが上位に食い込んでいます。
「最もよく行く」店でも、全体で「ハンバーガー」(44.8%)が他を圧倒して首位となっており、ファストフード界における不動の地位を築いています。

利用シーンは「昼食」が7割。20代・30代は「夕食」も一定数存在

ファストフードをいつ食べることが多いかという設問では、「昼食」としての利用が全体で69.2%と最も高く、手軽なランチとしてのニーズが中心であることが分かりました。次いで「夕食」が18.2%、「おやつ・間食」が8.0%と続きます。性年代別で見ると、特徴的な違いが見られました。20代・30代は男女とも「夕食」としての利用が全体より高く、男性20代では「夜食」(6.3%)の回答も目立ちます。女性の40代と60代は、約8割が「昼食」と回答し、「夕食」は全体より低い結果となりました。性年代によって利用時間帯に違いがあることが確認できました。

田中 直樹

田中 直樹ホットペッパーグルメ外食総研 所長

日本に海外発のハンバーガーチェーン1号店が開店してからの半世紀で、ファストフードは和食メニュー等を含めて進化を続け、すっかり日本の食文化に定着しました。特に「ハンバーガー」は老若男女を問わず圧倒的な支持を得ていますが、一方で、今回の調査結果からは、男性において牛丼などの米飯類、女性においてドーナツやアイスクリームなどのスイーツ類の利用率が全体を上回るなど、嗜好性の違いが伺える結果となりました。利用時間帯については、ランチタイムがメインという結果は予想通りでしたが、単身世帯も多い若年層においては、夕食や夜食の選択肢のひとつとなっているようです。昨今の原材料費高騰による価格改定が続く中でも、タイパ(タイムパフォーマンス)を重視する現代人にとって、ファストフードが持つ「手軽さ」と「安定した品質」は大きな魅力であり、今後の外食市場においても重要な役割を担うと考えられます。