調査・研究データ
2021年8月フード系時給平均（3大都市圏）は1,030円（前月比＋8円）
2021.09.15
フード系時給は5カ月連続で前年同月比プラス。コロナ禍前の2019年同月比でもプラスに
株式会社リクルート（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：北村吉弘）の調査研究機関の「ジョブズリサーチセンター（JBRC）（https://jbrc.recruit.co.jp/）」提供。 求人情報メディア『TOWNWORK』『fromA navi』に掲載された求人情報より 2021年8月のフード系アルバイト・パートの3大都市圏平均時給をご紹介（毎月更新されます）。3大都市圏平均は1,030円（前月1,022円、前年同月比+15円）。8月は首都圏等で緊急事態が継続され、酒類の提供自粛も再び求められた中だが、フード系の求人では時給が前月比は＋8円、前年比は15円のプラス、さらにコロナ禍前の2019年同月と比べても＋3円と増額し、再び人手不足の傾向が見られ始めた。前年比の3圏域合計の全職種平均は+15円（伸び率＋1.4%）となっており、フード系の時給（伸び率＋1.5%）は全職種平均を上回ったことになる。ジョブスリサーチセンターによると、フード系以外を含む3大都市圏全職種の募集時給平均は1,099円（前月比＋4円）で、専門職系職種の募集時給は2カ月連続して2006年1月の調査開始以来のギネス額更新だという。なお、2021年6月度から、3圏域以外も含む都道府県別・職種別の時給データの公開も始まった（図表の下部にリンクがございます）。
稲垣 昌宏ホットペッパーグルメ外食総研 上席研究員
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