調査・研究データ
2021年12月フード系時給平均(3大都市圏)は1,066円(前月比+4円)
2022.01.19
フード系時給は3カ月連続で過去最高額更新。前年同月比は大幅プラス。全職種平均も4カ月連続ギネス更新
株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北村吉弘)の調査研究機関の「ジョブズリサーチセンター(JBRC)(https://jbrc.recruit.co.jp/)」提供。 求人情報メディア『TOWNWORK』『fromA navi』に掲載された求人情報より 2021年12月のフード系アルバイト・パートの3大都市圏平均時給をご紹介(毎月更新されます)。3大都市圏平均は1,066円(前月1,062円、前年同月比+38円)と3カ月連続のギネス額更新となった。12月は前半は新型コロナウイルスの新規感染状況が落ち着き、忘年会等も一定規模では行われたこともあり、フード系の求人が引き続き活発だったと考えられる。時給の前月比は+4円、前年比は+38円、さらにコロナ禍前の2019年同月と比べても+27円と、2006年1月の統計開始以来の最高額を3カ月連続で更新した。ジョブスリサーチセンターによると、フード系以外を含む3大都市圏全職種の募集時給平均の1,115円(前月比+7円)も、4カ月連続してのギネス額更新で、人手不足はフード系だけの話ではなく、販売・サービス系 、製造・物流・清掃系、事務系、営業系でもギネス額となったという。なお、2021年6月度から、3圏域以外も含む都道府県別・職種別の時給データの公開も始まった(図表の下部にリンクがございます)。


稲垣 昌宏ホットペッパーグルメ外食総研 上席研究員
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