調査・研究データ
外食市場調査(2016年10月度)
2016.11.29
2016年10月の外食市場規模は3,148億円(前年同月比-114億円・東名阪3圏域計)。外食単価は5カ月ぶりの前年比プラスだが、首都圏での外食実施率・頻度・単価の前年割れが全体に影響
2016年10月の外食市場規模は、東名阪3圏域合わせて3,148億円となり、前年同月比(以下、前年比)は‐114億円と6カ月連続で前年を下回った。3圏域合計で外食頻度が前年を下回り、市場規模全体に最も影響が大きかった。特に首都圏では、外食実施率・頻度・単価の3指標がすべて前年を下回り、市場規模も前年比-130億円と全体のマイナス幅を上回る不調であった。一方で、外食単価は5カ月ぶりに前年比で上昇し、2,439円(前年比+25円)であった。業態別では、主要な16業態中8業態で外食市場規模が前年を下回った。特にマイナス幅が大きかった業態は「居酒屋」と「和食料理店」であった。カレンダーや天候の影響は考えづらく、はっきりした原因は不明だが、10月としては過去最高を記録した訪日外国人客の増加が関係している可能性も。訪日外国人客に人気の業態・店舗では、日本人の利用が減少したという仮説も考えられる。
●2016年10月の外食実施率は 75.6% (前月比増減 +0.7pt、前年比増減 ±0.0pt)
●2016年10月の外食頻度は 4.12回/月 (前月比増減 +0.02回、前年比増減 -0.17回)
●2016年10月の外食単価は 2,439円 (前月比増減 +6円、前年比増減 +25円)
●2016年10月の外食市場規模は 3,148億円 (前月比増減 +58億円、前年比増減 -114億円)

稲垣 昌宏ホットペッパーグルメ外食総研 上席研究員
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