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アイドルっぽいルックスなのに叱り上手なワイン好き! 中野坂上「Trio」の美人ママ【美人ママさんハシゴ酒】

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下関マグロの「ニッポン全国美人ママさんハシゴ酒」
第3回:中野坂上「Trio」華七ママ

じゃん。

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ずずいっと。

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ほいきた。

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やってきました。中野坂上。こんばんわ。下関マグロです。

大江戸線中野坂上駅のA2番の出口のエスカレーターをあがってます。

なぜかといえば、中野坂上のワインバーにアイドル系のかわいいママさんがいるという情報が入ったからなのね。

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というわけで、中野坂上といえば、昔、ワタシも住んでたことがあるんだよね。まだ大江戸線の中野坂上駅はない時代。丸ノ内線しか走ってなくて、その丸ノ内線もまだ西新宿駅がなかったころだから、ずいぶん前だ。

今は大きなオフィスビルなんかも中野坂上の交差点に建っているねぇ。

A2番出口を出ると、そこは山手通り。山手通りを左。少し坂を降りるとお店がある。

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この「Trio」というウッディな壁面に書かれているのがお店の目印。

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お店の全体はこんなかんじ。実は、知らないとお店だとわからずに通り過ぎてしまうようなオシャレな外観だ。

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よく見るとかなかな凝った店舗ファサードだ。ちょっと初めて入るには勇気がいりそう。あ、でもちょっと待って、ここ見てよ。

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「当店はすべてNO Chargeです」って書いてあるよ。ドリンクも500円からだし、これなら安心だね。さて、どんなママがいるんだろう。ドキドキするなぁ。

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「こんばんわ。おじゃまします。あ、ママさんですか?」

「はい。そうです」

 

あ、こりゃまたお綺麗な方じゃないですか。

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「華七」と書いて、「かな」と読むのだそうだ。「かなママ」って呼んでいいかな。

「はい、いいですよ。そう呼ぶ人はほとんどいませんが」

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なんて呼ばれることが多いのですか?

「ほとんどの人は“かなちゃん”って呼びますね」

ママとは呼ばれないの?

「たまにそう呼ばれることもありますけど、ふざけて呼んでいるかんじですかね(笑)」

では、飲み物をいただきましょうか。

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喉が乾いているので生ビールにしようかな。

ママ、ハートランド生をお願いします。

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あ、乾杯してほしいんだけど、ママの飲み物もおごりますね。お好きなものをどうぞ。

「ありがとうございます。それじゃ、ワインをいただきます」

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乾杯、お願いします。

「カンパーイ!」

ごくごく、ぷはー、うまい!

「やっぱりビールがいちばん出るんでしょうか?」

「いえ、ウチでは2軒目、3軒目にいらっしゃる方が多いので、もうビールはけっこう飲んでいらっしゃるので、ワインとかまんべんなく出ますね」

ママは酔ったらどうなるの?

「うーん、あんまり変わんないですね」

じゃ、強いんだ。

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ちなみにこちらのお店、お通しはない。おつまみメニューが書かれたものもない。テーブルの上にはびん詰のナッツ類がある。ワインに合うチーズなどもいろいろ準備されてはいるのだそうだ。

「口頭でその日あるものをお客さんに言ったりしますね」

へえ、じゃ、きょうは何があるんでしょうか。

「コーンソースのラタトゥユとカレー風味のうずらのピクルスがあります」

うーん、悩むねぇ。じゃ、両方ください。

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「はい、こちらがコーンスープのラタトゥユになりますね」

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ラタトゥユといえば、フランスの家庭料理、夏野菜をトマトソースで煮込んだものだけど、こちらはコーンスープ。初めていただくなぁ。

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あー、意外な味。ほんのりコーンソースを感じるけど、野菜の旨味が押し寄せるね。ママ、これいくらなの?

「700円ですね」

ほう、こりゃ、いい。パクパクいけちゃうな。

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「こちらがカレー風味のうずらのピクルスです」

ほう。これも初体験だよ。

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これは300円だそう。いただいてみます。

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あ、これはくるね。最初はカレー風味だけど、酸っぱさがあとからくる。絶品だ。こりゃ、お酒が進む。レシピが欲しいな。

「私が作っているわけじゃないんですよ。作ってくれるスタッフがいるんです」

しかも、いつも同じものがあるわけではなく、気まぐれなんだそう。それもいいねぇ。

そうだ、こちらはワインバーなんだよね。ママ、僕みたいなワイン初心者におすすめってありますかね。

「ありますよ。赤と白どっちがいいですか」

赤かなぁ。

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「これはストーンキャップっていうアメリカのワインなんですけど、シラーという葡萄を使っていて、重さもほどよいんですね」

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うーむ、なんだかよくわからないけれど、いただいてみよう。

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「はい、どうぞ!」

いただきます。

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あ、なるほど飲みやすい。

お値段はどんなもんでしょ。

「800円になります」

これはおいしい。

なんか酔っ払ってきたぞ。

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ここにあるこれはなに?

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「あー、ここにあるのはゲームなんですよ。全部、お客さんが持ってきてくれたんですけどね、これがなかなかいい働きをしてくれるんですね」

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どれも簡単でおもしろいゲーム。お客さん同士でもお酒をかけてやっていることが多いのだそうだ。

態度の悪かったお客さんも、ママのお店に通うとマジメになっていく!?

と、ポツポツ常連客の方々がご来店。

僕がうかがった時間は20時だけれど、ここの店のピークは0時なのだそう。

ある常連客の男性、いつもは0時くらいに来るそうだが、きょうは仕事が早く終わったからとやってきた。

「サングリアください」

とおっしゃる。ここはサングリアがおいしいのか。

「自家製なんですよ、おいしいですよ、ちょっと飲んでみます?」

と、すすめてくれた。うれしいね。

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では遠慮無くいただきます。む、むむむ。

これは独特の味わい。うまいでござる。

「そーなんですよ、でもレシピは教えてくれないんですよ。前に白のサングリアもいただいたんですが、それもおいしいんですよ」

と、女性の常連客が教えてくださった。

「あー、気まぐれなんで、白の時もありますね。どっちかですけど」

「よく売り切れているんで最初にたのむんですよ」

と男性の常連客。この彼にズバリ、この店のよさを聞いてみた。

「やっぱり、かなちゃんとこうしてお話しつつも、たまに叱られながら飲むことですかね(笑)」

エッ、叱られるの?

「まあ、それはちょっと冗談ですけど、たとえば、他のお客さんに絡んじゃうような飲み方する人も、この店に来るとそういうことしなくなるっていうか、だんだんおこないを正すようになってきますよね」

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ママ、このお店をオープンさせたきっかけってなんだったんですか?

「もともと、お酒好きだったんで、住んでいる中野坂上で自分が行けるお店がないので作っちゃったてかんじですね」

それがどれくらい前ですか?

「2年前です」

ママがオーナーでもあるんだ。

あれ、ママはおいくつなんですか、女性に年齢を聞くのアレだけど。

「あ、大丈夫ですよ、31歳です」

わー、若く見えますね。

じゃ、最後の一杯。おすすめはありますか?

「じゃあ、飲んでも次の日、頭が痛くならないっていうビオ・ワインはいかがですか?」

たしかに、ワインは飲み過ぎると翌日、頭痛くなりますよね。

と、カウンターから出てきたママ。ワインセーラーは入口近くにあるようだ。

「あるかどうか、わからないですよ。あ、ありました」

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酸化防止剤などが入っていない自然派ワインなんだそうだ。

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ワインを注ぐ姿が美しいよね。

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こりゃ、危険。飲みやすい。ボトル1本くらいすぐ飲めちゃういそう。

これで、おいくら?

「900円になります」

1杯でいいかな。さて、ママお会計して!

 いやぁ、いいお店に、いいママだった。また行きたいね。

 

美人ママFile #003

中野坂上「Trio」華七ママ

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  •  お店のモットーを教えてください。

「一杯だけもいいので、気軽に飲みに来てください」

  • ママさんの好きな男性のタイプは?

「私だけが飲んでいても文句を言わない人」

  • 自分の性格をひとことで言うと?

「ひねくれ者」

  • いちばんの得意料理はなんですか? 

「得意料理ですか……えーと、なんだろう。肉じゃが、ですね」

  • どんな言葉で口説かれたらドキッとしますか?

「好きなだけ飲んでいいよ」

  • 『メシ通』の読者にひとことお願いします!

「中野坂上にきたら、どうぞ寄ってみてください。早めの時間帯だとすいていますよ」

お店情報

Trio
電話番号:03-3227-1713
住所:東京都中野区中央2-8-21
営業時間:火~日曜日 20:00~
定休日:月曜日、不定休

総席数:10席

 

写真:沼田学

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書いた人:
下関マグロ(しものせき・まぐろ)

1958年生まれ。山口県出身。出版社、編集プロダクションを経てフリーライターへ。『東京アンダーグラウンドパーティー』(二見書房)、『歩考力』(ナショナル出版)『まな板の上のマグロ』(幻冬舎)など著書多数。

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