パスタやカレー以外にも!トマトピューレで鶏肉のトマト煮を作ったら、短時間でコクのあるお味に

カレーやパスタを作るとき、時短になり重宝するトマトピューレ。でも余ったらどうしよう? 料理家の今井真実さんに、トマトピューレを使ったメインと副菜のレシピ2品を教えてもらいました。

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『メシ通』をご覧になっている皆様こんにちは。料理家の今井真実です。

今回のテーマは「トマトピューレ」。

カレーやパスタをよく作る方は、購入されたことがあるかもしれませんね。

実はトマトピューレは他にもいろんな使いみちがある、とっても便利な調味料なんです。

 

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トマトピューレとは、煮込んだトマトを裏ごししてさらに煮詰め、滑らかにしたものです。煮込むことでトマトの酸味が抜けるだけでなく、うま味が凝縮され甘みの引き立たった状態に。トマトピューレを使うと手軽にコクをプラスできるので、まるで長時間じっくり煮込んだかのような味わいになります。

 

今回は、そんなトマトピューレを使った、「鶏肉ときのこのトマト煮」と、「小松菜のトマト蒸し」のレシピ2品をご紹介しますね。

 

フライパンで簡単! 鶏肉ときのこのトマト煮

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【材料】(4人分)

  • トマトピューレ 150g
  • 鶏もも肉 2枚(600g)
  • 塩 小さじ1
  • マッシュルーム&しめじ&エリンギ 150g(3種類合計)
  • にんにく 3かけ
  • オレガノ 小さじ1/2
    ※オレガノの方が香り高くておすすめですが、同量のバジルでも代用可能
  • オリーブオイル 大さじ1

 

【作り方】

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鶏もも肉を4cm角程度の大きさに切ります。臭みの原因になる余分な脂、筋は取り除き、はみ出した皮も切り落とします。

 

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キッチンペーパーの上に皮を下にして鶏肉をのせ、身の方に塩をふります。次に鶏肉を裏返し、身を下にして皮の方にも塩をふりましょう。塩の量は身の方を多めになるようにします。余分な水分が抜け、臭みも取れますよ。
このまま次の作業まで置いておきます。

 

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しめじはいしづきを包丁で切り落とし、手で裂きながらフライパンに入れます。

 

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食べやすい大きさにスライスしたマッシュルームと、乱切りにしたエリンギをフライパンに投入。ちなみに、使うきのこは何でもOK。異なるうま味の相乗効果を狙うため、2種類以上を組み合わせるのがコツです。

きのこは中火にかけて乾煎りします。きのこの水分を飛ばし味を凝縮させるためです。焦げ目がつくまでは、しばらく放っておいて大丈夫。

 

f:id:Meshi2_IB:20220318093555j:plainきのこにしっかり焦げ目がついてかさが減ったら、フライパンのヘリによけて、オリーブオイルをフライパンの中央に引きます。

 

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ペーパーで水気を抑えた鶏肉を、皮目を引っ張りながら平らにして並べます。

このまま弱めの中火で7分ほど焼きましょう。

 

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きのこのところには、皮を剥いて潰したにんにくを入れます。

 

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鶏肉の皮目にしっかり焦げ目がついて、ぱりっとしたら裏返します。

 

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オレガノ、トマトピューレを入れ、

 

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蓋をして5分ほど煮ます。

 

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5分後、トマトピューレを馴染ませるようにしてにんにくを潰し、煮詰めます。彩りや風味を出したい場合はグリーンオリーブ(分量外)を入れても。
トマトピューレがこっくりとした粘度になったら火を止めてください。
必要に応じて塩(分量外)で味の調整をしたら、出来上がりです。

 

仕上げに、さらにオレガノ(分量外)を適量ふってもOKです!

 

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短い煮込み時間でもトマトピューレを使うことによって、酸っぱくなく、コクがあって濃厚なおいしさに仕上がりました。

鶏肉は、短時間で調理したので、ソテーのようなジューシーさを保ったまま! フライパンで鶏肉の皮目をしっかり焼き付けるひと手間も加えたことで、香ばしくなり、鶏肉のうま味がさらに引き出されています。

 

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歯ごたえのあるきのこの食感や、ちょっとほろ苦いけれど爽やかなオレガノの香りが、いいアクセントになります。

 

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余ったらパスタ仕立てにしても。トマトピューレをさらに足して、パセリも散らしてみました。
(※パスタ、トマトピューレ、パセリはお好みの量で)

 

歯ごたえしゃくしゃく! 小松菜のトマト蒸し

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【材料】(作りやすい分量)

  • 小松菜 3株
  • オリーブオイル 大さじ1
  • 塩 6つまみ(約小さじ1)
  • にんにくすりおろし 1かけ分
  • トマトピューレ 大さじ3

【作り方】

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小松菜をよく洗い、根元を落とし6cm程度にざく切りします。

 

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材料をすべて鍋に入れひと混ぜして、蓋をして弱めの中火にかけます。

 

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3分経ったら、蓋を取り、中火に切り替えます。トマトピューレの水気が飛んだら、出来上がりです。

 

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しゃくしゃくとした小松菜がみずみずしく、トマトのうま味や、オリーブオイルとにんにくの風味が絡みあって、野菜だけとは思えない満足感のあるおかずに。

冷蔵庫で4日ほど保存もできるので、おつまみ、お弁当、朝ごはんにも使えます。

 

トマトピューレの目安量は材料欄に記載しましたが、各メーカーで塩分量が違います。トマトピューレでの味付けは控え目にしておき、最後に足りない分を塩で調整するのがおすすめです。

 

パスタ、カレー、スープ、お肉やお魚のソースなど、いろいろ応用できてとっても便利なトマトピューレ。

買ってもうまく使いこなせないという方は、ぜひこの2品を試してみてください。あっという間に使い切ってしまうこと、間違いなしです。

 

撮影:今井裕治

書いた人:今井真実

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料理家/神戸市生まれ。作った人が嬉しくなる、「毎日のあたらしい料理」を提案。
料理教室を10年以上主宰してきたが、現在はオンラインレッスンを中心に行なっている。

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