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メシ通 Produced by RECRUIT

食欲と知識欲をシゲキする食メディア

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割烹着が似合いすぎる美人若女将のお店で、絶品おばんざいに出会った【美人ママさんハシゴ酒】

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第14回:「理想の若女将」桃ちゃんがつくる名物おばんざいの味

ある雑誌の仕事でお会いした、漫画家のなかむらみつのりさんが、「見てますよ、美人ママ」とおっしゃる。

「いやぁ、美人ママ探しが大変なんすよ」と言えば、「いますよ、美人ママ」

おおおおおおっ、そりゃぜひ紹介してください、と拝み倒す。

 

「ウチの近くなんで、きょうでも行って出てくれるか聞いてみますよ」とのこと。そして、のあっという間に話をきめてくださった。なかむらさん、ありがとう。

 

というわけで、JR三鷹駅北口。

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三鷹駅北口から、八丁通りへ。

 

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あちらこちらにある八丁通りですが、かつてはこのあたりが武蔵野8丁目だったから通りの名前になったんですね。今は町名が変わっていますし、8丁目でもありません。

 

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八丁通りを歩けば、こんなお店があるので、ここで曲がります。

今どき珍しいジャリ道ですよ。なんだかいい予感しかしませんね。

 

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この一角にはいろいろな居酒屋さんがありますよ。

まっすぐ突き当たったこのお店が、本日うかがう「万歳パンダ」さんです。

 

ちなみに、漫画家のなかむらみつのりさんによれば、こちら「パンダグループ」のお店なんだとか。パンダグループというのは、中央線沿線で居酒屋を展開している会社。

 

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杉玉がつるしてありますね。

造り酒屋で新しいお酒ができたときに軒先につり下げられるやつですねぇ。最初は青いんだけどだんだん茶色になってきて、お酒の熟成度もわかるわけです。

ちょっと入ってみましょう。 

 

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「こんばんはぁ」

 

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おっ、美人女将発見!

 

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割烹着の似合う、美人女将じゃありませんか。

あの、女将さん? ママさん? なんとお呼びすればいいんでしょう?

 

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「ははは、えーっとお客さんには、桃ちゃんって呼ばれてますい。私が岡山出身なので、桃太郎が愛称の由来なんです」

おお、桃ちゃん。で、こちらはどういうお店なんでしょう?

「おばんざいと日本ワインのお店になります」

カメラマンの平山さんが、奥の小上りのところにお酒が並んでいるのを見つけてカメラを向けている。

 

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なるほど、日本酒や焼酎もあるけど、ワインの量が多いですね。

 

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とりあえず桃ちゃんと乾杯したいのですが、何を飲まれます?

「そうですね、日本ワインが好きなので、こちらを」

 

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「これ、私の出身の岡山のワインなんですね。パンダの絵がいいでしょ」

ほう、「domaine tettaとありますね。

「新見市の哲多(てった)というところにあるワイナリーで造っているんですよ」

 

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おっ、注ぎ方が素敵ですね。  

 

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ボトルのボトムを片手で持って注いでくれます。

それでは、カンパーイ!

 

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なんか超うれしい!

 

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▲白ワイン domaine tetta(950円)

これ一杯おいくらなんでしょうか。

「いろいろ揃えているので、グラスワインは500円台からあります」

ママの飲みっぷり、素敵です!

  

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「はい、こちらがお通しになります」

 

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 「はい、お箸です」

 

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おお、割り箸じゃなくて、こういうお箸を手渡ししてくれるのがいいですねぇ。

 

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▲お通し(540円)

 

「左がサツマイモとかぼちゃの煮物、右がカンパチのオリーブオイル煮オンザフレッシュトマトになります」

あー、これはおいしいですね、お通しってその店の自己紹介みたいなものですからね。料理が期待できます。

 

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手書きのメニューには、きょうの日付が入っているじゃありませんか。

メニューは毎日変わるんですか?

「週変わりなんですけど、3〜4日でなくなるものもあるんで、一応毎日書いてます」

 

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このメニューのものが、カウンター前に大皿でずらりと並んでいるから、わかりやすいですね。

 

人気はどれでしょうか?

「うーん、玉子焼きとかいろいろ種類をつくるんですけど、どれも人気ですね。お料理の量は少なめ、大盛などに調整できますよ」

きょうは、明太子入り玉子焼きですね。じゃ、それください。

 

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切っているところ、見ていいですか?

「はい、どうぞ」

 

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おおお、うまそう!

最期は、大根おろしをギュッとしぼって、できあがり……かと思いきや。

  

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菊の花を大根おろしにトッピング!

 

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ちなみに、こちらはいつオープンしたんですか?

2015年の7月7日です」

おお、七夕じゃないですか。

 

女性に年齢を聞くのは失礼かもしれないけど……

「あ、いいですよ。32歳です(笑)」

とても明るくさっぱりとした性格の桃ちゃんです。

 

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▲明太子入り玉子焼き(730円)

 

見た目も美しい! ふわふわ玉子に明太子の塩気がいい感じです。

 

おいしいおばんざいのレシピを教えてもらった

さて、今回のミッションは、おいしいおばんざいのレシピを教えてもらうというもの。さっそく桃ちゃんに聞いてみると……。

「あ、はい。いいですよぉ」

と、あっさり。ありがとうございます。

どの料理がいいかな。あ、これがいいかな、「牡蠣と柿のルッコラ」。

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これ、一人前ください。それからレシピも教えてください。

このメニューが生まれるきっかけなんてあったんですか?

「これは社長の奥様から教えてもらったものなんですよ」

 

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というわけで、レシピ公開!

 

牡蠣と柿とルッコラ

  1. まず、牡蠣をフライパンで炒ります。水分がなくなってきたところで、オイスターソースとバルサミコ酢をかけまわして、火を止めます。
  2. 柿を6~8等分にくし切りにし、黒コショーとバルサミコ酢をまぶし和えておく。
  3. ルッコラはざく切り

ーーーーーーーーーーーーーー

☆ニンニクみじん切り ☆太白ゴマ油

☆塩 ☆しょうゆ

ーーーーーーーーーーーーーー 

目分量で☆を混ぜておきます。

1〜3でつくったものを☆に入れて、1時間ほど置けば完成です!

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▲牡蠣と柿とルッコラ(730円)

 

レシピを聞いてから食べると、なるほど味がよくわかりますね。

基本的にはこれ、マリネなんですが、微妙に和の感じがします。ポイントは太白ゴマ油でしょうか。オリーブオイルではなく香りのない太白ゴマ油を使うことで素材の味が引き立ってますね。あー、これはおいしい。ぜひ自宅でも作ってみたいです。

 

おっと、漫画家のなかむらみつのりさん来店しました。

ビールを注文!

 

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実は、開店の30分前にうかがったのですが、あっという間に開店時間。

ここからイッキにお客さんがいらっしゃいます。

そしてなかむらさんが注文したのはこちら。

 

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▲香ばしい韓流スペアリブ(860円)

 

ひとついただいたけど、名前のとおり、香ばしくてちょっとピリ辛のスペアリブ。おいしいなぁ。

さらに、常連さんが注文したのが「蛸(タコ)の溺れ煮」。

 

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なかむらさんが「イイダコですか?」と料理の知識が豊富なところをのぞかせます。そう、蛸のおぼれ煮といえば、イイダコを使ったナポリの名物料理。ワインに合いそうです。

「これはイイダコじゃないんですよ。普通の蛸を使っているんですけど、けっこうおいしくできあがっていますよ」

と桃ちゃん。

 

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▲蛸(タコ)の溺れ煮 パン付き(700円)

 

奥の小上りにもグループ客が入り、その後もひっきりなしにお客さんがやってくる。入れないお客さんに「予約してくれれば大丈夫なんで」とお客さんに断りを入れている桃ちゃん。

一人で切り盛りしているので、けっこう大変。

 

シメはこれでしょう。 

 

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▲木の子の炊き込みご飯(430円)

 

お焦げも香ばしい一品です。

一緒にこちらの唐辛子も提供されました。

 

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「これは、山形県の唐辛子なんですが、うちはワインや料理の素材だけではなく、こういった香辛料も国産のものを使っていこうと思っているんですよ」

なるほど。それにしても、国産ワインを取り揃えているお店って珍しいですね。おばんざいもどれもおいしいし、ぜひまた寄りたいな。

桃ちゃん、お会計してください。

 

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お忙しいところ、お邪魔しました。

 

ちなみに桃ちゃんの将来の夢は? 

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「うーん、お仕事も続けたいけど、家族も持ちたいですね」

おっ、いいですね。それじゃ、またね!

 

美人ママFile #014

三鷹「万歳パンダ」桃ちゃん

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お店のモットーを教えてください。

人を大事に!


ママさんの好きな男性のタイプは?

やさしい人がいいですね。

 

自分の性格をひとことで言うと?

わがままだと思います。気が強い。

 

いちばんの得意料理はなんですか?

グラタンですかね。これ、自分が好きだからというのもあって、お店でも人気メニューになってます。お店で出していないものだとしたら、パスタですかね。

 

どんな言葉で口説かれたらドキッとしますか?

「オレについてこい」ですかね。うふふ。

 

『メシ通』の読者にひとことお願いします!

一緒に楽しい時間を過ごしましょう!

 

お店情報

万歳パンダ

住所: 東京都武蔵野市中町1-19-11(※JR中央線三鷹駅北口から徒歩6分)
電話番号:0422-38-8438
営業時間: 17:00~24:00
定休日:日曜日・祝日・その他

※金額はすべて消費税込です。
※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。
 

 

写真:平山訓生

 

書いた人:下関マグロ

下関マグロ

1958年生まれ。山口県出身。出版社、編集プロダクションを経てフリーライターへ。『東京アンダーグラウンドパーティー』(二見書房)、『歩考力』(ナショナル出版)『まな板の上のマグロ』(幻冬舎)など著書多数。

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