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【アイスマン福留】桔梗屋の「桔梗信玄アイスシリーズ」はどれもアツい!

山梨県その他 おもしろ アイス アイスマン福留 Pickup

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日本全国ご当地ソウルアイス巡礼記【山梨編】「桔梗信玄アイスシリーズ」

どうも!夏だけ活発な男、アイスマン福留です。

今まで、コンビニアイスをひたすら食べてきましたが、「メシ通」の本企画では日本全国の「ご当地アイス」を巡り、食べ尽くしていきたいと思います。

まず最初に選んだ場所は山梨県! 山梨といえば武田信玄、武田信玄といえば、武田神社、そして、そのお土産といえば......? そう! 武田神社御用達の「桔梗信玄餅」です!

......と言っても、今回のお目当ては、通常の「桔梗信玄餅」ではなく、

当然!「桔梗信玄餅アイス」です!!
(ご当地ソウルアイス巡礼記ですからね...)

 

目指すは、山梨笛吹市にある桔梗屋本社。せっかく行くからには、地元のスーパーで山梨県でしか販売していないご当地アイスも探索したい...… ということで、メシ通スタッフに無理を言って車を出していただきました。

 

いざ桔梗屋へ!……の前に“朝アイス”

中央自動車道を下り、談合坂SA(サービスエリア)でひと休み。SAといえばやはりソフトクリーム! 種類が豊富で迷ったが、結局、朝ごはんを食べていないのでお腹にたまるクレープアイスをチョイス。朝ソフトだっ!

『H's CREAM』のクレープアイス。

こちら、談合坂SA限定だそうだ。そう、”限定”という言葉には弱いのよね...。

f:id:Meshi2_Writer:20150804224953j:plainうーん、クレープソフトの背景には山脈...…。絵になりますなぁ~。

f:id:Meshi2_Writer:20150806223405j:plain午前中にもかかわらず、早くも気温は35℃オーバー。とにかくソフトクリームの溶けるスピードが早い!慌ててクレープソフトをたいらげ、ふたたび山梨へ出発。

・・・・・・・・。

 出発から2時間半、一宮御坂インターを降り数分走ると、あった!


ついに、信玄餅の聖地「桔梗屋」へ到着!

f:id:Meshi2_Writer:20150806225008j:plain最近はハーゲンダッツの「華もちシリーズ」の活躍もあり、アイス業界では餅を使った和風フレーバーがプチブーム。桔梗屋の「桔梗信玄餅アイス」は、ハーゲンダッツの同シリーズの「黒蜜きなこ」に大変似ているが、実はこのブームが訪れる以前の2012年から発売されている商品なのだ。

今回は、そのシリーズの中でも”現地でしか食べられない”「桔梗信玄アイスシリーズ」も食べられるので楽しみ! ワクワク……。おっと! 噂をすれば、さっそく「桔梗信玄ソフト」の看板が。

あ……、これは来店記念の写真スポットか。とりあえず、1枚撮っておこう...。

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本社工場でも「桔梗信玄餅アイス」は買うことができるが、数分歩いたところにある庭付きカフェスペースが併設されている店舗「手作りアイス工房」へ行くことに。

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見てください!

この緑に囲まれた、いい~感じのくつろぎ空間を!

ここなら、ゆったりとアイスが食べられます。

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製造工程を見学!桔梗信玄餅アイスはこうして作られる

アイスを食べる前に、桔梗信玄餅アイスの製造工程を見せていただくことに。

本来は桔梗信玄餅の工場も見学できるのですが、今回は「アイス」の工程のみを見学!

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あ、白衣を着ていてわかりづらいですが……気づいてますか?

僕です。アイスマン福留です。

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フリーザーのレバーを倒すと、ミキシングされた柔らかいアイスクリームがニョロニョロ~っと出てくる。く~っ! この状態でペロっと舐めてみたいが……がまん、がまん。

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あらかじめ用意してあった桔梗信玄餅。これも、ちょっとつまみ食いしてみたいが……がまんがまん!

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ボウルの中に入れて、桔梗信玄餅とアイスクリームをしっかりと混ぜ合わせる。

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充填作業も機械ではなく、ひとつずつ人の手によって丁寧に行われている。

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次に、桔梗信玄餅アイスには欠かせない「黒蜜」をきな粉風味のアイスクリームの中央にたっぷり注入。水道の蛇口みたい! 

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出来上がったアイスを丁寧にトレイに並べていく。これ、結構大変な作業ですよね……。

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最後はトレイごと冷凍庫へ。温度は、家庭の冷凍庫とほぼ同じくらい(ー18~20℃程度)。ちなみに、コンビニやスーパーマーケットに流通している市販のアイスの場合、この作業工程(冷凍硬化)では、-30℃くらいで”急速冷凍”させることが多いんです。

製造工程も見ることができて、もう大満足! いやー、しかし思った以上に手作業が多いんですね。まさに「手作りアイス工房」! 1日1000個程度しか製造できないという理由もよくわかりました。

 

桔梗信玄餅アイスをもっと知りたい!

商品について、もっと詳しくしりたい!
……ということで、株式会社桔梗屋の中丸専務にインタビュー。

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はじめまして! 本日はお忙しい中ありがとうございます。さっそくご質問させてください。桔梗屋信玄餅アイスのシリーズはいつ頃誕生したのですか?

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こちらこそよろしくお願いします! えー、アイスの誕生ですが、桔梗信玄餅アイスは2013年から、かき氷は今年から発売しています。一番古いのがソフトクリームで、2005年からの販売ですね。発売当時はお餅はのっておらず、きな粉と黒蜜を使ったシンプルなソフトクリームだったんです。改良を重ね、2010年からお餅をのせた現在のかたちで提供してます。

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カップの桔梗信玄餅アイスがここ数年話題になっていますが、発売当初から売れていたのですか?

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発売時はそこそこ……といった感じでした。生産量も少なく、直営店だけで販売していました。食べた人のクチコミが徐々に広がり、それに伴って生産量も増やしていった感じです。とくにJR様での販売がはじまり、それから反響が大きくなりましたね。

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アイスを開発するにあたり、苦労した点、気をつけた点はどんなところでしょうか?

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苦労した点は数えきれませんね(笑)。しいていえば、黒蜜やきな粉の配分など、素材のバランスには気をつかいました。やはり、あくまでも「桔梗信玄餅」のアイスですから。「桔梗信玄餅」という商品をいかに再現できるかにこだわりました。あとは餅を小ぶりにして口どけをよくしたり...…細かい点を挙げればキリがありませんね。

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その苦労が実り、今のあのおいしい桔梗信玄餅アイスがあるのですね! これだけ話題になっている商品ですが、今後、生産体制の強化、増産していく予定などはあるのでしょうか?

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今、具体的なお話はできないのですが、そういった構想もございます。しかし、大きく販売しようとは考えておりません。あくまでもお土産として楽しんでいただくことがメインで、私たちのブランドを気に入っていただいた方に少しでも多く届けられればと考えております。今後、ラインナップは増やしていくかもしれません……。楽しみにしていてください!

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うひゃー!! 新たな商品が……楽しみにしています! 中丸専務、本日はお忙しい中お時間をいただき、貴重なお話をありがとうございました。

 

かき氷、ソフト、ジェラートを実食!

……ということで、製造工程も見学することができたし、専務のお話も聞くことができたし、次はいよいよ……さぁ!食べるぞ~っっ!!

せっかく山梨まで来たのだから、現地でしか食べられない商品を食べることに。

まずは、今年誕生した新商品!

南アルプス・八ヶ岳の天然氷を使った『桔梗信玄かき氷』

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(500円+税~)

最近流行りのふわふわの削り方ではなく、氷の食感が楽しめるタイプ。口の中でスッと一瞬で消えるかき氷もいいですが、昔ながらの、このシャリシャリ感がしっかり楽しめるかき氷が好きな人も多いのでは? 冷たい氷に黒蜜のコクと香ばしいきな粉……さらにぷるぷるのお餅。まさに信玄餅風味!

f:id:Meshi2_Writer:20150807232211j:plain氷にふりかかったきな粉のザラつく食感もいい。黒蜜の味が強めです。

f:id:Meshi2_Writer:20150807225456j:plain天然氷を使ったかき氷。今回は「桔梗信玄」をいただきましたが、その他にも「抹茶」「いちご」「桃」などもありました。

 

さて。お次は、ずっと楽しみにしていた『桔梗信玄ソフト』です!!!

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(362円+税)

八ヶ岳乳業の新鮮で濃厚なミルクを使った本格派のソフトクリーム。

ソフトクリーム単体でも十分おいしいのに、きな粉と濃厚な黒蜜の風味が加わり、これまた贅沢な味わいに。それだけじゃない! お餅もトッピングされています。もう文句なしのおいしさ。「あー!山梨まで来てよかったぁ!」と、思わせてくれる味。

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そして最後は、『桔梗信玄ジェラート』!!

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カップの桔梗信玄餅アイスと似ていますが、こちらは”ジェラート”

店舗で注文し、カップかコーンを選択。その場で盛り付けてくれます。

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黒蜜は別になっていて、かけて食べる。

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最初は黒蜜をかけずに、ジェラートそのものの味を楽しみ、その後お好みによって黒蜜をかける量を調節しながら食べるのがいいかも。

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ちなみに僕は、大の黒蜜好き!たっぷりとかけました。

そして、実食!

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うまぁぁぁあーーー。

できたてほやほやのジェラートは、ねっとりとした食感で、甘さはやや控えめ。ジェラートには餅が混ざっていて、ゴロっとした贅沢な食感が味わえる。それだけでなく、餅がほどよく溶けて、ジェラートと一体化した感じに……。これがまたおいしい!

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おいしかった~!!!\(^o^)/

桔梗信玄アイスシリーズの「かき氷」、「ソフトクリーム」、「ジェラート」、「アイス」、それぞれ違った魅力と特徴を持ち個性はバラバラ。どれも美味しく、ぺろっと食べられるので「桔梗屋」に行ったら、是非全種類を制覇していただきたい。

とにかくアツい一日でした。桔梗屋本社では、桔梗信玄餅の歴史や製造工程、工場見学などをはじめ、敷地内にお店もあり、アウトレット品が通常よりも安く買えたりします。きっと一日楽しめると思いますので機会があったら是非行ってみてください!

 

さて、次はどこに伺いましょうかねぇ~。

最後は、桔梗屋テーマパーク近くに咲き乱れるバラの香りを楽しむアイスマン福留でお別れしたいと思います。(苦情はいっさい受け付けません)

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……あっ!!!
スーパーに寄るの忘れた...…。

※メシ通スタッフの皆さま、せっかく車を出していただいたのにごめんなさい!(汗)

 

お店情報

桔梗屋
住所:〒405-0077 笛吹市一宮町坪井1928(坪井工業団地内)
TEL:0553-47-3708
営業時間:9:00-18:00
HP:http://www.kikyouya.co.jp/

 

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書いた人:
アイスマン福留

アイス評論家 / 日本アイスマニア協会代表理事。1973年東京都足立区生まれ。年間に食べるアイスの数は1000種類以上。2010年からコンビニアイス評論家として活動を開始。その後、一般社団法人日本アイスマニア協会を設立し理事長に就任。「アイスクリーム博覧会」などを開催。アイスクリームの業界紙「アイスクリーム流通新聞」等でアイスコラムを連載するほか、アイスの専門家としてメディアにも多数出演。自他共に認める「日本一アイスクリームと向き合う男」。著書に『日本懐かしアイス大全』(辰巳出版)がある。お腹は弱い。

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