スイーツをドリンクに!
ちょっと前、スーパーで「プッチンプリンオーレ」なるものを見つけた。期間限定だし気になったので飲んでみると、まさしくプッチンプリンを牛乳で割った飲み物。
プッチンプリンを飲んでいるぞ! という、謎の高揚感と満足感があった。
プリンを牛乳で割っておいしいのだから、他のコンビニスイーツも牛乳で割ればおいしいはず。新しいコンビニスイーツオーレができるんではなかろうか?
試してみた。
6種類のコンビニスイーツをオーレにする
実際にはスーパーで買ったのだが、コンビニでも買えるであろうラインナップ
なんとなく、牛乳で割っておいしそうだなーと思って手に取ったスイーツが6種類。
これを全部牛乳で割っていこうと思う。
コーヒーゼリーオーレ
まずはコーヒーゼリーから。
カフェなんかでも「コーヒーゼリーミルク」みたいなドリンクをたまに見かけるし、おいしいのは間違いないだろう。
やり方としては、ミルクフォーマーでスイーツと牛乳を混ぜていくだけ。
容器にコーヒーゼリーを入れる
目分量で牛乳を入れる
ミルクフォーマーでかき混ぜる
完成!
カフェとかで提供しているものはゼリーの食感がわざと残るようにしているが、私は混ぜすぎたようであまり固体が残らなかった。
そんな“コーヒーゼリーオーレ”を飲んでみると、とろとろしたアイスカフェオレ、みたいな感じ。
まぁ、予想通りおいしい。
ちょっとゼリーの食感を残してもいいかもしれないが。
この要領で、どんどんオーレ化していく。
牛乳プリンオーレ
次は、牛乳プリンだ。
牛乳で作られたプリンなんだから、これもおいしくないわけがないでしょう。
牛乳プリンを牛乳で割る。言ってみれば牛乳プリン牛乳を作るわけだ。
って、頭で考えたことをそのまま文字に起こしてみたんだが、「牛乳」「牛乳」書きすぎてわけがわからなくなってきた。
牛乳プリンを容器へ入れて……
牛乳で割ったのがこれ!
飲んでみると、甘めのホットミルクを冷ましたみたいな味。
まぁ、つまり砂糖入りの牛乳ですな。
おいしいことはおいしいんだけれど、牛乳プリンのままで食べればよかったかな……というレベル。牛乳プリンはそのままがうまい。わざわざ牛乳で割る必要なし!
杏仁豆腐オーレ
続いて、牛乳プリンに見た目がクリソツな杏仁豆腐だ。
杏仁豆腐をイン!
牛乳で割ったできあがりがこちら
ん! これはおいしい。
何かに似ている……と記憶を辿ってみたら、カクテルのアマレットミルクにそっくりだ。アマレットミルクを知らない方のために説明すると、杏を原料にしたアマレットリキュールを牛乳で割ったカクテルのこと。
このカクテルが杏仁豆腐の味に似ていて、私は好んでよく飲んでいたのだが、まさにこの味!
杏仁豆腐を牛乳で割ったら、杏仁豆腐の味がするカクテルに似ているって当然のことなんだけど。
オレがアイツで、アイツがオレで、みたいな。
いや、オーレがアイツで、アイツがオーレで、みたいな。
すみません。
えっと、まぁ。禁酒中にアマレットミルクがどうしても飲みたくなったら代用できそうだと思うよ。
マンゴープリンオーレ
中華スイーツつながりで、お次はマンゴープリン。
そのまま食べると、マンゴーの酸味がしっかりしているプリンだ。
これを牛乳で割ってみると……?
こんな仕上がりになりました!
マンゴープリンの酸味が少しまろやかになって、飲みやすくなった。
ほどよい酸味がヨーグルトっぽくもあり、インドカレーを食べるとき一緒に飲むと、マンゴーラッシーのような感覚で飲める気がする。
1個で2~3杯分はとれるので、市販のマンゴーソースを買うより経済的。手軽にそれっぽいのができるので、ぜひお試しあれ。
チョコレートプリンオーレ
次は、チョコレートプリン。
濃厚なチョコレートの味がするプリンを牛乳で割る。
見た目はこんな感じ
うまっ!!
これは今日イチでうまい。
ホットチョコレートを作るのが面倒なときは、チョコレートプリンを牛乳で割って温めるといいと思う。
ただ、薄味のチョコレートプリンではなくて濃いものを選ぶのが吉。たぶん。
パンナコッタオーレ
最後は、パンナコッタに挑戦!
牛乳プリンとパンナコッタとババロアの違いがあまりよくわからないので、牛乳プリンと同じような味わいになってしまわないか不安になったが、どうだろうか……?
牛乳と混ぜたら完成!
飲んでみると、甘さとほろ苦さが混じったカクテルみたいな感じ。
パッケージを見てみたら洋酒が入っているタイプらしい。
かなりゴクゴク飲めた。
まとめ
コンビニスイーツを牛乳で割ったら、「全部うまい!」で終わりそうな気がして、そうなったら企画自体ボツになりかねないと思っていたのだが、牛乳で割ることで見えてくる別の味わいがあった。
個人的に一番のおすすめは、チョコレートオーレ。
普通にスイーツを食べるのもいいけれど、おうちカフェみたいなオシャレなことをしたい気分のときは、オーレ化するのもいいですよ。
書いた人:栗本千尋
1986年生まれ。青森県八戸市出身(ですが、実家が最近なぜか仙台に引っ越しました)。情報系雑誌をはじめ、旅行やグルメ雑誌、webメディアなどでお仕事しています。旅行会社→編集プロダクション→任侠系DVD会社勤務を経て、2011年からフリーライターに。2014年に出産し、一児の母になりました。