調査・研究データ
2021年10月フード系時給平均（3大都市圏）は1,050円（前月比＋18円）
2021.11.16
フード系時給は過去最高額更新。7カ月連続で前年同月比プラス。全職種平均も2カ月連続ギネス更新
株式会社リクルート（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：北村吉弘）の調査研究機関の「ジョブズリサーチセンター（JBRC）（https://jbrc.recruit.co.jp/）」提供。 求人情報メディア『TOWNWORK』『fromA navi』に掲載された求人情報より 2021年10月のフード系アルバイト・パートの3大都市圏平均時給をご紹介（毎月更新されます）。3大都市圏平均は1,050円（前月1,032円、前年同月比+25円）と跳ね上がった。10月は全国で緊急事態宣言が解除され、エリアにより条件付きながら営業時間の延長や酒類の提供の再開等の動きがあった。多くの店舗が営業再開・拡大に向けて求人を行ったことからか、フード系の求人では時給が前月比は＋18円、前年比は＋25円、さらにコロナ禍前の2019年同月と比べても＋12円と、2006年1月の統計開始以来の最高額を更新し、再び人手不足の傾向が顕著になっている。ジョブスリサーチセンターによると、フード系以外を含む3大都市圏全職種の募集時給平均の1,103円（前月比＋1円）は、2カ月連続してのギネス額更新で、人手不足はフード系だけの話ではなく、販売・サービス系 、製造・物流・清掃系、事務系でもギネス額となったようだ。なお、2021年6月度から、3圏域以外も含む都道府県別・職種別の時給データの公開も始まった（図表の下部にリンクがございます）。
稲垣 昌宏ホットペッパーグルメ外食総研 上席研究員
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