調査・研究データ
2024年2月フード系時給平均（3大都市圏）は1,143円（前月比▲3円）
2024.03.14
フード系平均時給は2カ月連続ダウン。フード系以外を含む三大都市圏の時給は逆に従来のギネス額を更新
株式会社リクルート（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：北村吉弘）の調査研究機関の「ジョブズリサーチセンター（JBRC）（https://jbrc.recruit.co.jp/）」提供。求人情報メディア『TOWNWORK』『fromA navi』に掲載された求人情報より 2024年2月のフード系アルバイト・パートの3大都市圏平均時給をご紹介（毎月更新されます）。3大都市圏平均は1,143円。前月1,146円、前年1,098円（2022年5月より拡大新集計）との比較では前月比▲3円、前年同月比+45円（増減率+4.1％）。先月には10カ月連続の過去ギネス額更新が一服し、今月も引き続き2カ月連続で前月比ではダウン。前年比の上げ幅も先月を下回り、増減率でも一時の5％を超えるようなレベルではないが、それでも依然高い伸び率であるともいえる。ジョブスリサーチセンターによると、フード系以外を含む3大都市圏全職種の募集時給平均は1,192円（前月比+12円、前年比＋50円、前年比増減率+4.3％）で、過去最高額を更新した。前年同月比＋4.3%はフード系を超える伸び率となっており、「販売・サービス系」「専門職系」がギネス額となって高値をけん引したようで、今後はこれらの職種との人材獲得競争が厳しさを増しそうだ。なお、2021年6月度から、3圏域以外も含む都道府県別・職種別の時給データの公開も始まった（図表の下部にリンクがございます）。
稲垣 昌宏ホットペッパーグルメ外食総研 上席研究員
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