
こんにちは~筋肉料理人です!
夏が終わり、買い置きしていたそうめんの食べ方に悩む季節。冷え冷えで食べるべきか、それとも熱々か……。どっちつかずな時は、ほんのり温かい「煮魚そうめん」はいかがでしょうか。
煮魚そうめんは、瀬戸内地方や三重県の南伊勢など、海の幸が美味しい地域ではおなじみの郷土料理。生の魚を煮て作るレシピが基本ですが、今回はしょう油味のサバ缶で作りやすくアレンジ。なすも入れて、旬の美味しさも足してみましょう。しっかりした味付けで、酒のつまみにもなりますよ。
筋肉料理人「なすとサバ缶の煮魚そうめん」
【材料】2人分
- サバ缶(しょうゆ味) 1缶(内容量150g程度)
- そうめん 2人分
- なす 1個(150g程度)
- しょうが 1/2かけ(7g程度)
- タカノツメ 1/2本
- 刻みねぎ 適宜
(A)
- しょうゆ、みりん、日本酒 各大さじ3
- 砂糖 大さじ1と1/2
作り方

1. なすは半分の長さに切り、

それぞれを8等分のくし型に切ります。
なすを縦方向にさらに半分に切り、切り口を下にしてまな板に置いてから中心に向かって等分に切るのがくし切りです。

切ったら5分ほど水に漬けてアクを抜きます。

2. しょうがは薄切りにします。

タカノツメは種を取り、キッチンバサミで小口切りにします。

3. 鍋に水を200ml(分量外、1カップ)入れて中火で沸かします。沸騰したところに1のなすを入れます。

なすは皮がついている方を下にして、沸騰させたまま2分程煮ます。
沸騰した湯になすの皮を下にして入れることで、なすを色よく仕上げます。

4. サバ缶の煮汁、

(A)を入れて混ぜます。

続いてサバ缶の身、タカノツメ、しょうがを入れ、中火のまま2~3分煮たら火を消します。

5. なすとサバを煮ている間に、別鍋でそうめんを既定の時間茹で、冷水に漬けてもみ、コシが出たら水気を切ります。
そうめんを美味しく茹でるコツはこちらの記事でご紹介しています。

6. 4の鍋からまずはサバ、なす、しょうがを取り出します。

ここに水気をしっかり切ったそうめんを入れ、

煮汁と和えて2~3分置き、味をしっかり入れます。火は消えている状態でOKです。

7. そうめんを深めの皿に盛りつけ、サバ、なす、しょうがを盛り付けます。鍋の煮汁をかけて、お好みで刻みねぎをちらして出来上がりです。
食事に、酒のつまみにおすすめ

「なすとサバ缶の煮魚そうめん」の完成です。サバ缶を汁ごと使うので、煮汁にはサバの旨味が余すことなく入っています。

その煮汁にそうめんを浸して味を含ませ、盛りつけてからさらに煮汁をかけることで、甘辛、ピリ辛の味が入ったそうめんになります。これが食事としてだけでなく、酒のつまみにも最高です。

なすは皮を下にして煮ることで色よく、とろりと仕上がります。缶詰のサバも食べやすく、旨味もあり、一皿でそうめん、なす、サバと変化のある味を楽しめます。
もう少し寒くなったら、そうめんを煮汁にひたす時に火を入れて熱々にするのがおすすめ。アレンジとしては、なすを入れるタイミングで一緒に豆腐を入れて煮込んでも美味しいです。

アレンジといえば、丼飯になすとサバをトッピング、煮汁をかけてお好みで刻みねぎをちらした「なすとサバ缶の煮魚丼」もクセになりますよ。
食事に、酒のつまみにおすすめの煮魚そうめん。ぜひお試しください。
作った人:筋肉料理人 藤吉和男

料理と筋トレをこよなく愛する料理ブロガー。料理研究家としてレシピ本執筆や料理教室、テレビ出演、ボランティア活動を行う。自信のブログやYouTubeでは、簡単で美味しい魚料理や簡単レシピを専門的ながらわかりやすく紹介。
- ブログ:魚料理と簡単レシピ
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企画協力:フーディストノート

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