つい残っちゃう「塩辛」で鶏むね肉を焼くと、年末年始の酒が止まらなくなりそう【筋肉料理人】

こんにちは、料理と筋トレをこよなく愛する筋肉料理人です。

家飲みのアテに買った塩辛。でも、量が多くてなかなか減らない……。今回は、そんな“余りがちな塩辛”を有効活用する、鶏むね肉の簡単レシピ「塩辛漬け焼き」を紹介します。

カツオの内臓の塩辛、酒盗を使った「酒盗焼き」という料理をヒントに、塩辛を使ったたれに鶏むね肉を漬けること30分。あとはフライパンで蒸し焼きにすれば、いかの身の発酵したうま味とワタ特有の濃厚なコクで、鶏むね肉が激ウマに! 酒の肴になるのはもちろん、ご飯のおかずにもぴったりですよ。

付け合わせは市販のせん切りキャベツでさっぱりと。そのまま添えてもいいですが、今回は肉を漬けこんでいる間に酢、塩、砂糖、練りからしでサッと「キャベツのからし浅漬け」にしてみました。濃厚な塩辛漬け焼きに、さっぱりした辛みと酸味がよく合いますよ。こちらのレシピも書いておきますので、お好みでおためしください。

 

筋肉料理人の「鶏むね肉の塩辛漬け焼き キャベツのからし浅漬け添え」

【材料】2人分 【調理時間】約55分(肉の漬け込み時間を含む)

  • 鶏むね肉 1枚(300g程度)
  • いかの塩辛(市販品) 20g
  • ポン酢しょうゆ 大さじ2
  • 砂糖 小さじ1
  • ごま油 小さじ1
  • キャベツのせん切り 150g

(キャベツのからし浅漬け用)

  • 酢 大さじ1
  • 砂糖 小さじ1/2
  • 練りからし(納豆に付属のものが余っていたらそちらでOK) 小さじ1/2
  • 塩 2つまみ

 

作り方

1. 鶏むね肉を全体的にフォークで刺します。ポリ袋を用意して、穴をあけた鶏むね肉を入れます。

味がしみやすくなり、また、筋切りもできるので、焼いた鶏むね肉が縮んでかたくなるのを防げます。

 

2. いかの塩辛を包丁で写真のように粗く刻みます。

 

3. 塩辛、ポン酢しょうゆ、砂糖を1のポリ袋に入れます。

砂糖とポン酢しょうゆの酢で加熱しても肉がかたくなりにくいです。

 

袋の口を閉じて軽くもみ、室温で30分漬けます。

気温が高い季節など冷蔵庫に入れて漬ける場合は、30分漬けたあとで、室温に10~15分ほどおいて肉を常温に近づけてから焼いてください。冷たいままだと焼き時間が長くなり、肉がかたくなりやすいです。

 

4.せん切りキャベツはそのまま添えてもOKですが、肉を漬けている間にできる「キャベツのからし浅漬け」がおすすめです。まずは、ボウルにからし浅漬け用の調味料(酢、砂糖、練りからし、塩)を入れてよく混ぜたら、

 

キャベツのせん切りを加えて混ぜ合わせ、冷蔵庫に入れて10~15分漬けます。

途中で何度か混ぜ合わせるとキャベツから水が出て、より味がなじむのでおすすめです。

 

5. フライパンにごま油を引き、3の鶏むね肉の汁気を切って、皮を下にしてのせます。まずは強火にかけます。

袋に残った漬けだれは、このあと使うので捨てずにとっておきます。

 

6. ジュージューと音がして、油がフツフツと泡立ってきたら弱火にして、フタをして片面8分ずつ蒸し焼きにします。

 

7. 両面焼いたらフタを外し、

 

ポリ袋に残った漬けだれを加えます。中火にして、鶏むね肉を2~3回裏返しながら1分ほど焼き、たれがよくからんだら火を消します。

 

8.鶏むね肉をお好みの厚みに切って皿に盛ります。

じっくり蒸し焼きにしますが、もし切ってみて肉にピンクの部分が残っていたら、様子を見ながら追加で焼いてください。

 

フライパンに残ったたれをかけたら、

 

4のキャベツのからし浅漬けを、水気を軽く絞ってから添えてできあがりです。

 

鶏のうま味といかの塩辛のうま味が重なり合う!

「鶏むね肉の塩辛漬け焼き」の完成です。たれに漬けて蒸し焼きにした鶏むね肉は、口に入れると塩辛の風味をフワッと感じ、噛むと驚くほどやわらか! 噛むたびに豊かなうま味が口の中に広がっていきます。

 

塩辛をからめただけで焼くと塩気がやや強くなりますが、ポン酢しょうゆのさわやかな酸味と、砂糖の甘みのまろやかさで食べやすくなっているのがいいですね。

鶏のうま味といかの塩辛のうま味が重なり合い、まるで珍味のような、一度食べたらクセになる味わい。ビール、日本酒、焼酎など、お好きな酒と合わせても最高です。

 

付け合わせのキャベツのからし浅漬けは、ほのかな酸味と辛みで、これだけでもばっちり美味しい一品。濃厚な肉料理の合間にもさっぱり食べられて、いい箸休めになるんです。塩辛漬け焼きと交互に食べていると、2人分のレシピのはずが1人でペロリと完食してしまうところでした。

 

肉を漬け込む時間は必要ですが、作業自体はそう難しくないと思います。鶏むね肉の新しい美味しさを、それからキャベツの浅漬けも、ぜひ楽しんでみてください。

 

作った人:筋肉料理人 藤吉和男

筋肉料理人 藤吉和男

料理と筋トレをこよなく愛する料理ブロガー。料理研究家としてレシピ本執筆や料理教室、テレビ出演、ボランティア活動を行う。自信のブログやYouTubeでは、簡単で美味しい魚料理や簡単レシピを専門的ながらわかりやすく紹介。

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