超カリカリに焼ける「ツナ缶焼きおにぎり」を焼きおにぎり好きに試してほしい【筋肉料理人】

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こんにちは~筋肉料理人です!

酒を飲んでも、ご飯を食べても美味しい、まさに食欲爆発の秋。今日は、食事としても、酒のつまみとしても美味しいカリカリの「焼きおにぎり」を、買い置きしてあるツナ缶を使って作ります。

といっても、ご飯に塩とツナ缶を混ぜて、オーブントースターかフライパンでしょう油を塗りながら焼くだけ。なんですが、ぜひ覚えておいていただきたい、焼きおにぎりを美味しく作る簡単なコツも合わせてご紹介します。

ちなみに、この料理は宮崎県日向市の郷土料理「こなます」をイメージして作りました。かつおのたたきをご飯に練りこんで焼いた漁師めしがこなますで、今回の焼きおにぎりはかつおのたたきをツナ缶でアレンジしています。

 

筋肉料理人の「ツナ缶焼きおにぎり」

【材料】2人分

  • ツナ缶 2缶(フレークオイルタイプ、1缶70g)
  • 温かいご飯 400g
  • 塩 小さじ1/4
  • しょう油 適宜
  • お好きな漬物 お好みで

 

作り方

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1. ツナ缶はオイルを軽く絞ります。

 

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2. ボウルに温かいご飯を入れ、ツナ缶を加え、塩をふりかけます。

 

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3. これがポイント、ご飯を粘りが出るまで練ります。

 

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粘りが出るまで練ることで、おにぎりにしてじっくり焼いても崩れしないようにします。今回は100円ショップなどにある使い捨ての手袋をはめて、手で練りました。

 

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3. 粘りが出たら、6等分して、

 

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円盤状に形を整えます。

つまみとしても食べやすいように、小さめ、薄めのおにぎりにします。

 

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4. アルミホイルを敷いたオーブントレイにのせ、オーブントースターで10分ほど焼き、裏返してさらに10分ほど焼きます。

今回は250℃で10分ずつ焼きました。機種により焼け方が違いますので、様子を見ながら焦げすぎないように注意してください。

フライパンを使う場合は、サラダ油(分量外)を少量入れて弱火にかけ、おにぎりを入れて片面6~7分ずつ焼きます。

 

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ちなみに、焼きおにぎりといえばしょう油味でしょう、という方は、うっすら焼き色がついて表面が固まってきたら、しょう油を塗ってください。ハケがなくても、キッチンペーパーを小さく切り、しょう油を含ませて、

 

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おにぎりに塗っていくといいですよ。

 

5. 焼き上がったら、お好みの漬物と一緒に皿に盛ります。

 

表面はカリカリ、中はもっちり

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つまみになるカリカリ「ツナ缶焼きおにぎり」の完成です。今回はしょう油あり、なしを3個ずつ作りました。あまりにウマそうでしたので、それぞれ1個ずつ、あっという間に試食で消えましたが……。

オーブントースターで片面10分ずつじっくり焼くことで、表面はカリカリ、中はもっちり。この組み合わせが餅のようで美味しいです。

 

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ツナ缶を練りこんでいるので、しょう油をつけていない方は味は薄めですが、ツナの風味を強く感じます。

 

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しょう油を塗った方は、そこに香ばしさが加わってこれまたいい感じになりました。

 

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これで十分に美味しいツナ缶焼きおにぎりですが、ツナといえばチーズということで、チーズを入れた「チーズインツナ缶焼きおにぎり」にするのもおすすめです。

 

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ご飯(こちらは200gのご飯、ツナ缶1缶、塩小さじ1/8で作りました)をよく練るところまでは、先にご紹介したレシピと同じ。よく練ったご飯を2等分し丸めて押し広げ、真ん中にチーズをのせたら、

 

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チーズを包むようにしながら、

 

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たわら型に整えていきます。

今回はさけるタイプのチーズを、半分の長さに切って入れました。

 

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オーブントースターのトレイにアルミホイルを敷いてのせ、5分おきくらいに転がしながら15~20分焼きます。こちらもうっすら焼き色がついて表面が固まってきたら、お好みでしょう油を塗って焼いてください。

フライパンを使う場合は、サラダ油を少量入れて、弱火で転がしながら3分~、様子を見ながら焼きます。

 

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「チーズインツナ缶焼きおにぎり」の出来上がりです。

香ばしい焼きおにぎりにチーズの風味が加わって、さらに酒がすすむ味になりました。スライスチーズやピザ用チーズを使う場合は、焼いているうちにとろけたチーズが流れ出て焦げてしまうことがあるので、様子を見ながら焼くといいでしょう。

 

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ご飯をしっかり練って作ると美味しいツナ缶焼きおにぎり。ご飯にもつまみにもなるカリカリ感をぜひお試しください。

 

作った人:筋肉料理人 藤吉和男

筋肉料理人 藤吉和男

料理と筋トレをこよなく愛する料理ブロガー。料理研究家としてレシピ本執筆や料理教室、テレビ出演、ボランティア活動を行う。自信のブログやYouTubeでは、簡単で美味しい魚料理や簡単レシピを専門的ながらわかりやすく紹介。

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企画協力:フーディストノート

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