ひきたての鶏むね肉で低糖質、高タンパク「バンズなし鶏むねバーガー」に食欲を満たされた【オトコ中村】

f:id:otokonakamura:20201210161742j:plain

ども、料理ブロガー&ユーチューバーのオトコ中村です。

コーヒーって、やっぱりひきたての豆で淹れるとウマいですよね。コンビニのコーヒーが美味しいのは、もちろん豆が良いってのもありますが、機械でひきたてを淹れてくれる部分が大きい。

それと同じで、肉も魚も切りたて、ひきたてが美味しい。食材は食べる直前に切るのが理想です。

というわけで今回は、少しでもひきたての風味を味わうべく「ひき肉」を手作り。家の包丁で鶏むね肉を細かく切ってから、さらに包丁でトントン叩きます。

手間はかかるのですが、その代わりに肉の風味が抜けず、超ウマいひき肉になります。鶏肉は、牛肉や豚肉に比べてやわらかく、ひき肉にしやすいですよ。

 

スーパーに売っているひき肉は、ひいてからしばらく時間が経過しています。おまけにひき肉は肉をものすごく細かく切っているので、表面積が広い。ですから、風味の抜け方も早いのです。

つまり、ひき肉の美味しさは、素材のお肉の美味しさだけでなく、時間との勝負とも言えます。自分でひき肉を作ればすぐに料理できますから、時間との勝負では絶対に勝利していますよね。

 

ひき肉を手作りすると、安い、ウマい

今回は行きつけのスーパーで、鶏むね肉を特売で100g税抜き45円で買ってきました。ちなみに、鶏むね肉のひき肉は100gで税抜き88円。およそ半額です。

これをひき肉にして鶏むね肉パテを作り、バンズなし、肉と肉で野菜を挟むド迫力の「鶏むねバーガー」にして食欲を満たそうと思います。

 

オトコ中村の「自作ひき肉でバンズなし鶏むねバーガー」

【材料】バーガー1個分

f:id:otokonakamura:20201210161944j:plain

  • 鶏むね肉(皮は取り除く) 1枚(300g程度)
  • 玉ねぎ 1/2個(100g)
  • サラダ油 小さじ1+1
  • 片栗粉 大さじ1
  • 塩 3g
  • こしょう 少々
  • 卵 1個
  • レタス 1枚
  • トマト(1cmくらいの厚さにスライス) 1枚
  • スライスチーズ 1枚
  • ケチャップ 大さじ1

 

作り方

f:id:otokonakamura:20201210162000j:plain

1. まずは、鶏ひき肉作りから。鶏むね肉を薄く切り、

 

f:id:otokonakamura:20201210162013j:plain

縦、横に細かく切っていきます。

 

f:id:otokonakamura:20201217171734j:plain

これで5mm角くらいの大きさになってますが、ひき肉としてはまだまだです。

 

f:id:otokonakamura:20201210162029j:plain

2. ここからが手作りひき肉の本番。包丁でトントン叩きます。

 

f:id:otokonakamura:20201216170919g:plain

トントンと音を立てて叩き、しっかりと肉を断ち切ります。

 

f:id:otokonakamura:20201217172622g:plain

包丁を2本お持ちでしたら、両手に包丁を持って交互に肉を叩く“ダブル包丁”という技が使えます。カッコいいので私はダブル包丁と呼んでますが、一般的な呼び名ではありませんね。手元を切らないように注意してお試しください。

 

f:id:otokonakamura:20201217171827j:plain

さて、3分くらい肉を叩いた状態です。

まだ肉の粒が目視できます。あともう少し頑張りましょう。

 

f:id:otokonakamura:20201210162043j:plain

さらに2分、合計5分くらい肉を叩きました。これで鶏ひき肉の完成です。ひとまずボウルに入れておきましょう。

 

f:id:otokonakamura:20201210161922j:plain

3. 叩いた鶏ひき肉でパテを作っていきます。玉ねぎをみじん切りにしたら、

 

f:id:otokonakamura:20201210162120j:plain

サラダ油小さじ1を引いたフライパンで、中火でしんなりするまで炒めて冷ましておきます。

 

f:id:otokonakamura:20201210162247j:plain

4. 鶏ひき肉を入れたボウルに炒めた玉ねぎ、片栗粉、塩、こしょうを入れ、

 

f:id:otokonakamura:20201217172030j:plain

粘り気が出るまでこねます。

 

f:id:otokonakamura:20201216170906j:plain

5. 4を2等分して、バンズの形をイメージしながら丸く整形します。厚さは1.5cmくらい。

 

f:id:otokonakamura:20201210162323j:plain

6. 熱してサラダ油小さじ1をひいたフライパンに5を並べ、まずは中火で3分くらい焼いて片面に焦げ目を付け、

 

f:id:otokonakamura:20201210162341j:plain

裏返します。

 

f:id:otokonakamura:20201210162402j:plain

ついでにバーガーにはさむ目玉焼きも、空いているスペースで焼いてしまいます。

 

f:id:otokonakamura:20201210162424j:plain

7. フタをして、弱火で5分くらい蒸し焼きにします。

 

f:id:otokonakamura:20201210162451j:plain

竹串を刺して、透明な肉汁が出れば焼き上がりです。

ちょっと赤い汁が出てきたらまだ火が通っていないので、再びフタをして様子を見ながら焼きます。

 

f:id:otokonakamura:20201210162519j:plain

8. 仕上げです。焼けた鶏肉パテを1枚置き、

 

f:id:otokonakamura:20201210162530j:plain

その上にレタス、

 

f:id:otokonakamura:20201210162544j:plain

トマト、

 

f:id:otokonakamura:20201210162556j:plain

目玉焼き、

 

f:id:otokonakamura:20201210162611j:plain

スライスチーズ、

 

f:id:otokonakamura:20201210161647j:plain

ケチャップ、

 

f:id:otokonakamura:20201210161702j:plain

最後にもう1枚のパテをのせて完成です。

 

ひき肉を手作りした甲斐がありました

f:id:otokonakamura:20201217172352j:plain

手作り鶏むねひき肉で作った、肉と野菜だけのバンズなしバーガーです。食べやすいようにワックスペーパーで包んでいただきます。

これを食べようにも、顔が汚れるんじゃないかな。どうやって食べようかな。ええい、こんな豪快な料理を食べるのに顔が汚れるとか気にしてられるか! 大口を開けて、獣の如くバーガーにかぶりつきました。

味は大満足です。ソースは市販のケチャップだけですが、鶏肉の風味が豊かで、やはりひき肉を手作りした甲斐がありました。そして、ボリューム満点で食欲を満たしてくれます。1個食べただけで、お腹いっぱいになりました。

ひきたてのひき肉の風味、お休みの日にぜひともお試しください。

 

作った人:オトコ中村

オトコ中村

もの作りが大好きな京都生まれ、京都在住の40代。2児の父。小学生の頃、即席ラーメンのスープに豆板醤で辛味をプラスして料理の楽しみを知る。飲食業勤務を経て、現在は作った料理をコツコツとブログやYoutubeで発表中。未知なる料理への楽しい挑戦は続く。趣味は料理と野草観察。

過去記事も読む

企画協力:レシピブログ

レシピブログ

テレビや雑誌で活躍する人気料理家やフーディスト・17,000名が参加する料理ブログのポータルサイト。毎日のおかずやお弁当、お菓子など120万件のレシピを無料で検索できる。

トップに戻る