こんにちは! 元イタリアン料理人、現役専業主夫料理人パパイズムです。
スーパーで買い物をしていると、棚いっぱいに並んだ春キャベツに遭遇。さっそく買ってパスタ、スープ、コールスローなど楽しみ尽くしました。
旬の春キャベツは葉がやわらかく、甘みがあって美味しい! キャベツ特有の青臭さがあまり気にならないので、料理に使いやすいところも気に入っています。
今回ご紹介するのは、その春キャベツを使ったパスタレシピ。春キャベツをスパゲッティと一緒に茹でて、チューブわさび&バターのさわやかな風味とコクがたまらないソースで和えます。
ソースはフライパンを使わずにボウルの中で混ぜ合わせるだけ。煮詰まる心配がなく、作りやすくておすすめですよ。
春キャベツの旬は一般的に5月頃まで。他の時期のキャベツでも同じレシピで美味しく作れますので、季節を問わずぜひおためしくださいね。
パパイズムの「春キャベツのわさびバターパスタ」
【材料】(1人分) 【調理時間】約15分
- スパゲッティ(1.6~1.7mmがおすすめ) 100g
- 水 1.3L
- 塩 10g(茹で用)+ひとつまみ
- 春キャベツ 80g(1/8個程度)
- ツナ缶(オイル漬け) 1缶
- バター 10g
- しょうゆ 小さじ1/2
- わさび チューブ5~6cm
- 白いりごま 適量
作り方
1. 春キャベツは、洗って食べやすい大きさ(2~3cm角)にカットします。手でちぎってもOKです。
2. 鍋や大きめのフライパンに水、塩10gを入れて沸かします。
沸騰したらスパゲッティを入れ、パッケージにある既定の時間より1分短く茹でてコシのあるアルデンテ食感に仕上げます。
3. スパゲッティを茹でながら、ソース作りもすすめましょう。耐熱ボウルにツナ缶をオイルごと入れます。
4. スパゲッティを茹で始めて1分後にキャベツを入れ、一緒に茹でます。まず、葉の部分は1分ほど茹でて透き通ってきたら取り上げ、水気を軽く切って3のボウルに加えます。芯が多い部分は2~3分、フォークがスッと刺さるくらいホクホクになるまで茹でて同様にボウルに加えます。
5. キャベツを加えたボウルにバターを入れ、
スパゲッティの茹で汁を70ml程度(大さじ5弱)を加えて混ぜます。
6. バターが溶けたらわさびを入れてよく溶かし、ソースは完成です。スパゲッティが茹で上がるのを待ちます。
7. スパゲッティが茹で上がったらトングで持ち上げ、軽く湯を切ってソースの入ったボウルに移します。しょうゆ、塩ひとつまみを入れ、手早く混ぜます。
塩を加えると味が引き締まってより美味しくなります。
8. 器に盛り、白いりごまをたっぷりふって完成です。
やさしい甘みとさわやかな香りがやみつき
春キャベツは、葉の部分はシャキシャキの食感が残り、芯の部分はホクホク。甘みがあって、スパゲッティによく合います。
わさびの辛味はほとんど感じず、フワッと広がるさわやかな香りがなんとも心地いいんです。バターのコクともケンカすることなく、むしろ互いを引き立て合いますよ。
ソースとからむツナもいい仕事をしていて、塩気とうま味でキャベツ、スパゲッティ、バターとわさびのすべてをうまくまとめてくれています。食べ始めたら止まらない美味しさです!
シンプルなレシピなので、アレンジもあれこれ楽しめそうですね。たとえば、おろしにんにくを少し加えてパンチを出したり、ツナのかわりに桜えびや塩昆布を使ったり。仕上げに大葉やかつお節をのせたり、すりおろした新しょうがを加えたりするのも美味しそう……。そんなことを考えながら食べていたら、あっという間に完食でした。
春キャベツの甘さと、わさびバターの香りが絶妙に合わさるひと皿です。15分くらいでできて失敗しにくいレシピですので、ぜひチャレンジしてみてください。
作った人:パパイズム
3児の父として、日々家事育児に奮闘する主夫兼料理研究家。イタリアナポリピッツァの職人として10年間働いたのち、現在はプロの料理人としての経験を活かし、企業・飲食向けの商品開発や、「節約しながら家で簡単に作れるプロの味」をブログやInstagramで発表中。好きな食べものはいぶりがっこ。
- レシピ/ブログ:PAPAIZM
- Instagram:@papa_izm_kitchen
- YouTube:PAPAizm-Kitchen / パパイズムの料理チャンネル
企画協力:フーディストノート
“暮らしを彩るレシピとアイデア”をコンセプトに、
フーディスト®と共創するメディア&コミュニティ。毎日の食卓に大活躍の料理レシピ、食を楽しむアイデアやトレンド、キッチン収納や調理グッズのコラムなど料理・食と暮らしにまつわる情報が満載。
※2025年4月より「レシピブログ」から「フーディストノート」へリニューアルしました
- ウェブサイト:フーディストノート
- X:@sugurecipe
- Instagram:@foodietable.jp