魚屋さんが夏バテ対策に食べている「酒の肴」って?【今週は徹底的にきゅうり】

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こう毎日暑いと食欲もわかず、何を食べていいのかわからなくなりますよね。どうにか食べられるもの、といえば、酸っぱい系とかヒンヤリ系。というわけで、酸っぱくてヒンヤリなもの、今回は私も大好きな「酢の物」を作ります。キャベツも入れて、コールスロー風にアレンジ。これで冷酒や焼酎ロック、たまりません!

そして、魚屋が夏の酢の物におすすめしたいのが「タコ」。タコにはタウリンが豊富に含まれていて、夏バテによる疲労回復や肝機能を改善する効果が期待できます(亜鉛も多く含まれているので血行促進、味覚の正常化も期待できるんです~)。

火を使わないのでキッチンに立つのも苦ではないですし、めちゃくちゃ簡単にできます。わが家では夏の作り置きにおなじみの一品です。

 

魚屋三代目の「きゅうりとタコの和風コールスロー」

【材料】2人前

  • ゆでだこの足 1本(100gくらい)
  • きゅうり 2本
  • キャベツ 2枚
  • 塩 小さじ1弱
  • 寿司酢(市販品) 大さじ3
  • 輪切り唐辛子、黒胡椒 お好みで

 

作り方

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1. きゅうりは輪切りにし、キャベツは粗めの千切りにして、ボウルに入れて塩をふる。よく混ぜたら5~6分おき、手でよくしぼる。

 

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2. タコの足をスライスし、

 

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1と一緒にボウルに入れる

 

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※タコの足はそのままだとスライスしにくいので、縦半分に切るとスライスしやすくなります。

 

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※スライスするときは、包丁を立てたり寝かせたりをウネウネと動かしながら切っていくと、

 

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写真のように切った面が波立ち、調味料やドレッシングなどが絡みやすくなります。

 

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3. 寿司酢をまわしかけ、よく混ぜ合わせて冷蔵庫で30分ほど味をなじませる。

※寿司酢使わない場合は、家にある酢50mlに砂糖大さじ1、塩小さじ1をよく混ぜて、味見をしてお好みの味に調節してください。

 

アクセントで輪切り唐辛子や胡椒をふってもおいしいよ!

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我が家では、ご近所の農家さんからきゅうりをたくさんいただいたときに一気に作るこの「和風コールスロー」。

 

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ちょっぴり刺激が欲しい方は、唐辛子や黒胡椒を仕上げにふってみてください。ミョウガや大葉を加えてもおいしいですし、お子さまウケにはコーンもおすすめですよ。

 

作った人:魚屋三代目

魚屋三代目

本名・柳田昇(やなぎたのぼる)。神奈川県厚木市で60年以上続く鮮魚店の三代目。父と魚屋を営むかたわら、旬の魚介の簡単な料理や捌き方をブログ『魚屋三代目日記』にて紹介しています。レシピ本などの書籍やテレビなど幅広く活動。62種の魚介の詳しい捌き方と、それらの魚をおいしく食べる100を超えるレシピ、捌き方やおろし方の動画が見られるQRコードも掲載の最新刊『魚屋三代目の魚のおろし方と料理』(エイ出版社)が発売中。2023年4月、新鮮な魚介類を使ったお惣菜店「noboru 魚武商店」もオープン。

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