逗子葉山エリアのグルメキーワードは「リラックス!」 ~名店巡礼 逗子葉山編~ 【タベアルキスト】

エリア葉山 (神奈川)

エリア逗子 (神奈川)

その街に行くなら、ランチはあの定食屋、夜は絶対あそこで決まり。『メシ通』読者のみなさんにも、そんな名店揃いの美味しい街のレパートリーがあるでしょうか。タベアルキストWakui氏の名店巡礼、今回は神奈川県・逗子葉山エリア。「プレドー」「日の出園」「シードリング」など、行ってみたくなるラインナップです。

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みなさんこんにちは、メシ通レポーターのタベアルキストWakuiです。

今回も我々タベアルキストが、わざわざ食べに行く価値のある逸品を提供しているお店へ実際に訪れ、食べまくる究極の食べ歩き「名店巡礼」をお届けします。
名店巡礼のセレクト店の定義やこの企画ポリシーなどは、ぜひ以前の記事をご確認ください!

 

~名店巡礼 葉山エリア編~

今回の巡礼先は神奈川県の「逗子葉山エリア」を選びました。
神奈川県に関しては以前「湘南エリア」をお肉をテーマに巡りましたが、今回は同じく湘南のスポット「逗子葉山エリア」です。
都心から1時間ほどで行けるプチリゾートのような「逗子葉山」は、美しい海と山の景観、オシャレなショップやオーシャンビューのレストランなど、何度足を運んでも飽きない素敵なエリア。
そのなかから「こだわりのカフェ」をテーマに、横須賀線の逗子駅、あるいは京浜急行の新逗子駅から路線バスに乗って気軽にいくことのできるお店をリサーチ。
リゾート感あふれる5軒を巡ります。

 

1軒目:ブレドール

巡礼1軒目は、地元で話題のパン屋さん「ブレドール」。

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焼きたてのパンが食べ放題という評判の「モーニング」を目指し、訪れたのは朝8時頃。この日は店頭販売イベントも開催されていたようで、すでに人や車でごった返していました。

 

そして、肝心の「モーニング」ですが、なんと驚愕の3時間待ち!

朝7時の開店にも関わらず、6時台からお待ちの方々もいらっしゃったとか……。

なんという好評ぶり。

 

モーニングしたい気持ちをぐっと抑え、今回はテイクアウトにていただくことにしました。

 

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いい香りで包まれる手狭な店内には、色とりどりのパンたちが、ギッシリ並べられています。朝から充実すぎるくらいのラインナップは、パン好きにはうれしい限りですね。

 

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この中からいくつかセレクトし、いただいてみました。

 

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▲エシレ角食パン(410円)

 

20年前の開業時から作られ続けている逸品。まずはそのままでいただくことを、強くオススメします!

しっとりとしつつ、ふかふかな生地がなんとも印象的。非常に口当たりが良く、エシレバターの贅沢な風味を感じられるかと思います。

 

そして、とてもしっかりとした耳。かむほどににじむ麦の甘味を感じながら、中央の生地との食感のコントラストを最後まで楽めました。

 

また、後日トーストしていただいたのですが、このむっちりした耳が非常にサックリとした食感に。香りもグッと立ってきます。

ぜひまたいただきたい逸品でした。

 

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その他、色鮮やかな鎌倉野菜をふんだんに使ったカレーパンやフォッカチャなどもオススメ。野菜のシャキシャキとした食感と共に、甘味がいいアクセントになっていました。

見た目もきれいで、幅広い年齢層の方々に受け入れられるのではないでしょうか。

 

オーソドックスな食パンの、その質の高さ。
そして、みずみずしい地元食材を取り入れ、いかされたパンたち。

 

モーニングを体験出来なかったのは唯一心残りですが、昨年20周年を迎え、長く愛される理由の一端を垣間見ることが出来ました。

 

お店情報

ブレドール

住所:神奈川県三浦郡葉山町一色657-1
TEL:046-875-4548
営業時間:平日7:30~18:00/土曜日・日曜日・祝日7:00~18:00
定休日:火曜日
Facebook:ブレドール

www.hotpepper.jp

執筆者:Yamato Tokuhara

 

2軒目:日の出園

巡礼2軒目は、逗子駅に戻りバスを乗り換えて向かった、葉山の住宅地にあるお茶屋さん「日の出園」。

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毎年6月〜10月の夏季限定で出すかき氷が評判で、こちらも開店した途端あっという間に満席になるほどです。

 

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▲「ほうじ茶金時ミルク」 (650円)

 

 「日の出園」の看板商品であるほうじ茶を使った「ほうじ茶金時ミルク」(650円)を注文。

 お店で手作りしているというほうじ茶は、少量ずつをこまめに焙煎することで、いつでも新鮮で香り高い状態でいただけるそう。
そのほうじ茶を使ったかき氷のシロップも、焙煎したてのような香ばしく力強い香りが楽しめます。

さらにたっぷりの練乳がコクを出し、スッキリとしながらもミルキーな味わいに。

氷は純氷を使い、薄くふんわりと削られています。
舌に乗せた瞬間にスッと溶け、氷結することなく最後まで柔らかにいただけるのは、削る技術があるからこそ。

こんもりと盛られたボリューム満点のルックスですが、かき氷の中にはアイスクリームとふっくら炊かれた小豆が隠れています。
小豆のほんのりとした塩気がよい箸休めとなり、迫力サイズのかき氷を最後までしっかり楽しめました。

 

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▲「玄米茶金時ミルク」(650円) 

 

かき氷は他にも「宇治抹茶」や「玄米茶」などがあり、お茶屋さんらしくお茶にこだわったラインナップ。

とくに玄米茶のかき氷は他ではあまり見ないシロップ。
玄米の粉を使用し、まるできな粉のような味わいがあずきとの相性も抜群です。

こだわりのかき氷で、葉山の夏をさらに満喫できそうです。

 

お店情報

日の出園

住所:神奈川県三浦郡葉山町長柄1413ー212
TEL:046-875-5134
営業時間:11:00~19:00(LO 18:30) 

定休日:月曜日(祭日の場合は営業)
ウェブサイト:http://hayama-hinodeen.com/

執筆者:Kae Suda

 

3軒目:earthen-place café (アーセンプレイス・カフェ)

巡礼3軒目は逗子駅、新逗子駅から逗子海岸方面へ徒歩数分。

地元三浦半島で採れる、お野菜たっぷりのランチをいただきに来たのはこちら、「アーセンプレイス・カフェ」。

可愛い旗が目印のカフェです。

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ランチメニューには季節替わりの定食メニューもありましたが、ちょうど暑くなってきた季節柄もあって、ベジタブルカレー、夏期限定の冷麺を注文することにしました。

 

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▲ベジタブルカレー(1,000円)

 

一晩じっくりと煮込むことによって、野菜のうま味がぎゅっと濃縮された、ドライ系カレーです。

季節の焼き野菜がトッピングされているのですが、ぱりっと焼かれた皮の食感、ゴーヤの塩気が良いアクセントに。

ライスは玄米と黒米のもち米を使用しており、もちもちとしています。

カレー自体は甘さが全面に出されていますが、やがてじわりと染みこむようにスパイスが感じられてきます。

 

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▲畑の冷麺 (1,350円)

 

ひんやり、もちもちの冷麺にも季節野菜のデリ、ナムルがたっぷり。

季節野菜の塩麹ディップと、塩麹スープがセットになっているのですが、こちらの自家製塩麹には丸みのある塩気と深いうま味を与えるゲランドの塩を使用しているそうです。

 

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▲自家焙煎コーヒースムージーonカカオニブ (600円)

 

濃いめにドリップされた自家焙煎珈琲にヨーグルトとバナナ、スーパーフードであるカカオニブが乗ったカフェドリンク。キビ糖のシロップを使用しているあたりにもこだわりが感じられます。

酸味と苦味が独特のメニューで、甘さは控え目。甘い物が飲みたくて……と言う方にはちょっとびっくりされちゃうかもしれませんが、なんだか健康に良さそうな不思議ドリンクです。

 

もちろんカフェなので、焼き立てダッチベイビーやマフィン、チーズケーキなどのスイーツメニューもありますよ。

 

お店情報

シードリング キッチン 逗子 ※旧店名:アーセンプレイス・カフェ 逗子

住所:神奈川逗子逗子5-4-29 1F
TEL:046-876-9878
営業時間:店内飲食/ランチ 11:30~15:00
定休日: 無休、年末年始・夏季休業有り
ウェブサイト:https://www.seedlingkitchen.jp/

www.hotpepper.jp

執筆者:Tomomi Shibayama

 

【閉店】4軒目:エンガワ カフェ&スペース

神奈川県立近代美術館葉山葉山しおさい公園を近くに臨み、一色海岸から徒歩すぐにアクセスできる古民家カフェです。

昭和9年に宮内庁が建設したと伝えられる歴史ある建物の、気品ある雰囲気はさすが葉山の別荘地です。

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 巡礼4軒目で訪れたのは日曜の14時過ぎでしたが、天気が良く海水浴や散歩日和だったこともあってか、お店は満席。

 

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▲旬野菜たっぷり湘南豚のせいろ蒸し御膳(1,728円)

 

必要とされる1日分の野菜なんと約半分が食べられる彩り豊かなせいろ蒸しには、湘南豚と、もちもちの粟麩(あわふ)が入っています。白味噌などのさっぱりとしたタレ2種類につけていただくランチメニューで、消化に負担をかけない優しい味付け。

 

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▲特製デミグラスソースの和風オムライス御膳(1,620円)のオムライス

 

こちらのオムライスには長野県知事賞を受賞した卵、浅間小町を使用しており、デミグラスソースは秘伝のレシピで1週間煮込んだものだそう。

赤味噌と思しき特製ソースの甘味と苦味が、卵の甘味と刻んだ大葉の爽やかさ、そして卵とライスの間に入っている漬物のしゃくしゃくとした歯応えと混じり合い、独特の味わいとなっています。

 

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▲ケーキプレート&ドリンクセット(864円)

 

季節のソースをかけたブランマンジェと、ケーキがセットになったケーキプレート。この日のソースは甘酸っぱいブラッドオレンジ。ケーキは洋ナシのタルトでした。

ドリンクはフレーバーティーのジャンナッツをオーダー。ダージリンにバラとシトラスが香りづけされており、良い香りが広がります。

時が止まっているかのような、ゆったりとした空間で、午後のひと時を過ごされるのはいかがでしょうか?

 

お店情報

【閉店】エンガワ カフェ&スペース(engawa café & space)

住所:神奈川県三浦郡葉山町一色1664-1
TEL:046-827-7188
営業時間:
[火曜日~金曜日] 11:30~15:00(LO 14:00)

[土曜日・日曜日は月に数回、不定期に営業] 12:00~16:00(LO 15:30)

定休日:月曜

 

執筆者:Tomomi Shibayama

 

5軒目:BETTEI

今回の巡礼最後の1軒は、鎌倉野菜や小坪漁港の魚介類を扱う「BETTEI」です。

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相模湾に面する「リビエラ逗子マリーナ」近く、ヤシの木が並ぶリゾートを連想させる一角にひっそりと構えています。

建物横の階段を登り、早速店内へ。

 

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夕陽が差し込むゆったりとした店内を目の当たりにした瞬間、思わず「おぉっ」と声が漏れてしまいました。

来店する際には、ぜひディナーで。カップルでも、グループでも利用しやすい雰囲気です。

 

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フロア奥の階段を上がると、大谷石(おおやいし)で作られた自家製の窯が目に飛び込んできました。今回は、こちらで焼かれるピッツァをいただきました。

 

ちなみに、カウンターに腰をかければ、すぐ目の前で焼かれていくピッツァを楽しむことも出来ますよ。

 

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▲湘南しらすピッツァ(1,350円)

 

かながわブランドにも認定されている「湘南しらす」を使い、海苔やネギ等とともにシンプルに仕上げられています。

ホワッと鼻腔を包み込む磯の香り。そして、混ざり合う湘南しらすとチーズの塩気。やや強めな主張をしながらも、ムチッとした生地がマイルドに調和させてくれます。

 

シンプルだからこそ際立ってくる素材の味が印象的です。

 

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▲小坪産サザエのガーリックピッツァ(1,450円)

 

お店からほど近い小坪港から仕入れるサザエが、ネギやオニオン等とともに、クリスピーなステージの上に散りばめられています。

 

先ほどの「湘南しらすピッツァ」と同様、表面をサッと焼き上げたという印象。あくまで素材を良さをいかすための火入れなのでしょう。

 

サザエは「焼いた」というより「炙った」感じで、程よく“生”のみずみずしさをまとい、コリコリとした新鮮な食感が残っておりました。しっかり効いたニンニクの風味と、オニオンの甘味が添えられ、ペロッといけてしまう1枚です。

 

お店情報

BETTEI

住所:神奈川逗子市小坪5-9-5
TEL:0467-50-0234
営業時間:11:30~14:30(LO)/17:30~21:00(LO)
定休日:水曜日(営業スケジュールをご確認ください)
ウェブサイト:http://www.linca-garden.com/home.php

 

執筆者:Yamato Tokuhara

 

名店巡礼 葉山エリア編まとめ

今回の5軒のセレクトいかがでしたでしょうか。

葉山散策のついでに気軽に立ち寄れるようなお店やカフェをテーマに巡りましたが、 海水浴シーズンだけあって、葉山エリアのビーチは人・人・人!

ところが、そんなにぎわいを不思議と忘れさせてくれるような、ゆったりとした上質な時間がお店の中に流れていました。
ぼんやりとしていたら何時間も過ごしてしまいそうな居心地の良さはあたたかく、肩肘張らずホッと過ごせる貴重な場所。

というわけで、今回の葉山巡礼のキーワードは「リラックス」。

この「リラックス」はお料理からも感じられ、体の喜ぶものがいただけるという印象。
余計なものを添加しないから、素材をいかすシンプルな調理にこそ手間をかけているというのが見てとれました。
なによりも、たくさんの食材を使った鮮やかなお料理は気持ちが明るくなりますね。
それができるのは、海の幸も山の幸も豊富な葉山だからこそ。

バスに揺られて巡るプチリゾートのような葉山エリアで、おなかを満たすだけでなく、心のチャージもできた週末でした。

 

次回は、知る人ぞ知る魚介B級グルメ!? 熱海伊東編です!

 

※金額はすべて消費税込みです。
※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

 

書いた人:タベアルキスト

タベアルキスト

タベアルキストとは、「食べる幸せ、探す喜び」をモットーにした実名制の食べ歩きマニアのコミュニティ「Tabearukist Association」に所属する、年間300軒以上の外食をしているメンバーのことを「タベアルキスト」と言います。その一食、一食を、お腹も心も満たされる幸せな時間とするため、「一般人による一般人のためのグルメ検証」を旗印に、公正中立な立場から「食べる価値のある逸品」の情報を発信しています。

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