こんにちは、料理ブロガーの山本リコピンです。
花椒レシピをいろいろご紹介しているように、おつまみには辛いものが欠かせない私。今回は、冷蔵庫にあった豚ひき肉で作った「チョリソー風グリル焼き」のレシピを紹介します。
チョリソーといえば本来はスパイスの効いたソーセージですが、ここでは腸に詰める作業は丸っとカット。チョリソー風に味付けした豚ひき肉を、魚焼きグリルで仕上げます。皮のパリっとした食感こそないものの、味は辛みのあるメキシコ風のチョリソー風。スパイシーな肉料理はおつまみにもってこいですよ。
それでは早速レシピです。
山本リコピンの「豚ひき肉のチョリソー風グリル焼き」
【材料】作りやすい分量
- 豚ひき肉 200g
- コンソメスープの素(顆粒) 小さじ1
- すりおろしにんにく 小さじ1
- チリパウダー 小さじ1
- 一味唐辛子 小さじ1/2
- ドライパセリ 適量
作り方
1. ボウルにすべての材料を入れる。
一味唐辛子の量はお好みで調整してください。辛いのがお好きなら小さじ1くらい入れてもOK。
2. 調味料が豚ひき肉全体に行き届くよう、しっかり混ぜる。
3.直火OKの耐熱容器に2を入れ、スプーンの背を使ってぎゅっと詰め、表面を平らにならす。
豚ひき肉につなぎを入れないので、出来上がりがぽろぽろとしないよう、スプーンの背でぎゅっと強く押し付けるのがポイントです。
4.魚焼きグリル(今回は両面焼きタイプ使用)に入れ、中火で8~10分焼いて出来上がり。
お使いの魚焼きグリルの火力によって焼き時間は加減してください。途中、表面が焦げそうになったらアルミホイルをかぶせて焼きましょう。
5. 表面にしっかり焼き色が付き、一回りくらい縮んだ状態が焼き上がりの目安。お好みでドライパセリをふる。
とにかく肉感が強い!
焼きたての熱々、肉汁あふれるジューシーでスパイシーなところを、冷たいビールやワインと一緒に召し上がってください。腸詰めしていない分、ソーセージのパリッとした感じは出ませんが、辛みと肉の脂のうま味で味はチョリソー。つなぎをまったく入れていないので、とにかく肉感が強い! 冷めると肉の脂が固まってしまうので、再度電子レンジで温めてから食べてください。
粒マスタードを付けて食べると、ソーセージの雰囲気が出ておすすめです。レタスやトマト、玉ねぎなどとパンに挟んで、アルゼンチンのソウルフード「チョリパン」風にしても美味しいです。容器にたまった肉汁も、パンに付けてキレイに食べちゃいましょう。
それから、今回使ったチリパウダーは、唐辛子の他に、クミン、オレガノ、ガーリックなどが入っているミックススパイス。チリコンカンやタコスのあのスパイシーな風味、というとイメージしやすいでしょうか。たとえば、ソーセージとコーンを炒めて一振りするだけでもメキシカンなおつまみの完成です。肉料理から野菜料理までいろいろと使えるので買って損なしですよ。
似たような響きのスパイスにチリペッパーがありますが、こちらは唐辛子のみなのでお気をつけください。
作った人:山本リコピン
料理ブロガー、フードコーディネーター。簡単&手軽に作れて見栄えのする料理レシピを公開しているブログ『日々のごはんとおやつのネタ帳』を運営。日々のごはんや、おつまみ、こどものごはん、おやつ、おもてなしなど、ジャンルも幅広く、雑誌や企業へのレシピ提供も行う。『山本リコピンのちゃちゃっとかわいい毎日おかず』(主婦と生活社)、『ごはんがすすむ!!!山本リコピンのうちごはん』(ワニブックス)が発売中。
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