
中学校はサッカー部に所属していた、メシ通ライターの裸電球です。
泥だらけでサッカーボールを追いかけた青春。先輩や監督に怒られた日々。
でも、中1の冬にはツラくて辞めました……なんて、口が裂けても言えないイベントに参加してきました。
それは、コンサドーレ札幌の選手と交流するだけでなく、なんと一緒にごはんが食べられちゃう!というホットペッパーグルメ主催のサポーター参加型イベントです。
※「選手と一緒にご飯を食べよう!」は既に終了しました。
しかもその選手というのが、元日本代表の小野 伸二選手と、エースストライカーとして活躍する都倉 賢選手というから驚きです。
スター選手を囲んで食事ができるなんて、コンサドーレサポーターにとっては夢のまた夢のようなお話。心がドリブルして、どこかに行ってしまいそうです。
やってきたのは白い恋人パーク

ここにコンサドーレ札幌の専用練習場があります。
今回、イベントが開かれるのは隣接する「レストラン梟巣(おうるず)」です。
この日の前夜は、テレビでコンサドーレ札幌の試合を応援していたというのに。翌日は選手と会えるだなんて! さらに一緒に食事だなんて!


早く着きすぎました。一瞬だけでしたけど、元サッカー少年ですからね。
リフティングしながら待ちたいほど、ルンルンが止まりません。
小野選手に都倉選手だなんて、日本を代表する超一流プレイヤーですよ!

この日は練習をしていませんでしたが、ファンにはたまらないですよね。
大好きな選手が駆け回っていたら、食事どころではないでしょう。
私はこのあと、一緒にごはんですからね。この気持ちわかります?
待ってました、ついに選手入場です!

うおぉぉぉぉぉ!
小野選手に都倉選手が目と鼻の先。これは夢か幻か。めちゃくちゃかっこいい!
サッカー界のカリスマ2人が入場です。会場も割れんばかりの拍手。

そして、トークショーであんな話やこんな話を伺いました。

話題は、コンサドーレを起点にした北海道の未来について。
J1昇格を目標に、まずは本拠地札幌が盛り上がることで、北海道全体を活性化していきたい、と小野選手は話していました。そのためにも、自分たちが精進し続けると熱い言葉も。
それ、全力で応援します。サッカーで北海道が元気になるって私にとっても最高ですから。

都倉選手が言うに、北海道以外から来た選手を歓迎する気持ちが強いのも、道産子の特徴のようです。
コンサドーレ札幌のサポーターは、転勤などで北海道を離れてしまっても関東の球場に駆けつけてくれるので、サポーター人数が関東のチームより多くなることも珍しくないのだとか。
これはプレイヤーにとっては心強いですよね。

プレーで意識していることや、目標などをざっくばらんにお話するお二人。
そんな場を盛り上げたMCは、元日本代表の吉原宏太さん。
吉原さんだからこそできる、ぶっこんだ質問が会場を沸かせていました。
例えば、都倉選手に奥さんの手料理についてお聞きした際は、普段クールな都倉選手も流石にタジタジでした。
こんな具合に、終始会場は笑いの渦に包まれ、普段テレビで見ているインタビューよりもずっと身近でアットホームな感じで、ファンとしてはたまらない時間でした。
スープカレーを食べながら

トークイベントのあとは、選手が各テーブルを回ってファンとの交流会。サインや写真撮影、質問も自由という、なんともふとっぱらです。
それにしても、レストラン梟巣(おうるず)のスープカレー、美味しかったです。北海道が詰まっているといった感じ。ホットペッパーグルメが主催とあって、食べものにもごだわりが感じられました。

野菜の美味しさがダイレクトに伝わるスープカレーで、チキンレッグもホロホロの柔らかさです。
食事を味わっているうちに、ついに私たちのテーブルに選手が!
どうする、どうする。
何を質問する?
やっぱりここは、サッカーについてだよな。
……だがしかし。
私はメシ通レポーター、ここはあえて。

昔の自分に教えてあげたいです。
日本代表としてシュートを決めた小野選手に歓声をあげていた、あの頃の私に。
いいか、お前、これは本当の話だから、よく聞け。
おまえな、大人になったらあの小野選手に、
「好きな食べものはなんですか?」って質問するんだぞ。

小野選手は北海道に住み、食材の「そのまま」の美味しさに魅了されたそうです。そんな理由もあり、スープカレーが大好物!
都倉選手も同じく、北海道の魅力は素材本来の旨みで、野菜や魚は本当に美味しいと答えてくれました。
観光地を巡るのはもちろんですが、グルメも絡めて北海道を満喫して欲しい、と道外の方へのメッセージもいただきました。


おふたりとも、サインに記念撮影にと、神対応でした。
参加者の中には、持参したユニフォームだけでは満足せず、着てきた服にサインをもらう強者も。
東京から、このイベントのためだけに来たというお姉さんもいました。仕事を終えて、北海道に飛んできて、また明日は朝から仕事だそうです。
それでも会いたいコンサドーレ札幌の選手!
食事のあとは豪華景品を懸けたクイズ大会

小野選手の移籍回数や、都倉選手の総得点数など、私にはちょっと難しい問題も、参加者は余裕の表情で正解を導いていました。
優勝者には、サイン入りの非売品ユニフォームが!

さらに嬉しい発表も。
激レアの「プラチナシート」を参加者全員にプレゼント!
これには会場が揺れました。
普段は選手の家族やスポンサーしか入ることができない、特別な席だそうです。

ちゃっかり私も記念撮影しました!
なんて気さくなお二人でしょう。笑顔で応じてくださいました。
この写真は、私の一生の思い出です。
サッカーの天才で、イケメンだなんて…。
私は中1でサッカーやめたら、ただの小太りの人生になりました。
それにしても都倉選手の大きいこと。
放たれるシュートの強烈さ、ヘディングの高さを感じますね。

最後に小野選手が大好きなスープカレー屋さんの情報をゲット!
さっき食べたばかりなのに、2杯目行きますよ!
小野選手と同じものをください!

ということで小野選手オススメの「SAMA」さんへ!
北海道神宮のすぐ近くにお店を構えます。

「ジューシーチキンと焦がしチーズカリー 1,200円」を、プラス60円でココナッツスープに変更します。
さらにうずらをプラス100円でトッピング。
辛さは8番で召し上がるそうです。

このお店で辛さ8番は「激辛」の分類。
SAMA代表の熊沢さんに「大丈夫ですか?」と心配の声をかけていただきましたが、
サッカーも辞めて、カレーも甘口にするなんて。
……そんなのダメじゃないですか。

1日に2食スープカレー。だいじょうぶ、だいじょうぶ。1日1食なんて決まりはないでしょ?もちろんやったことはないですけど。
でも本当に美味しくて、ペロッといけちゃいそうです。

ジューシーなチキンが絶品。さらに濃厚なチーズ、そしてスープはビシッと辛いものの、それをココナッツミルクがまろやかにしてくれる、美味しいスープカレーです。
この味わいはまるで、小野選手の繊細なボールコントロールそのもの。
ごちそうさまでした!
夢のような1日でした

俺、覚えているんだ。
サッカー部の退部届けを顧問の先生に持って行った放課後。
あれは紛れもなく「逃げ」だよなぁ。
そのあと、テニス部に入部したんだもんなぁ。
理由も最悪で、カワイイ先輩のスコート姿だなんて、
同期で汗を流したサッカー仲間には、口が裂けても言えないなぁ。
都倉選手にも小野選手にも言わないし、言えないし。
それにしても、憧れの選手と食事を一緒にするなんて、こんなの夢でしょ!
コンサドーレ札幌をこれまで以上に応援しちゃいます。
だって、本当に素敵なお二人でしたから。
現役のプロサッカー選手と、こんな距離で過ごせることは、なかなかないですよね。
最高のイベントでした!
お店情報
【閉店】レストラン梟巣(おうるず)
住所:北海道札幌市西区宮の沢2-2-11-36 白い恋人パーク内
電話番号:011-666-3003
営業時間11:00~15:00(ラストオーダー14:00)※2016年4月22日(金)まで冬季営業時間
SAMA
住所:北海道札幌市中央区宮の森1条11丁目2-11地下鉄東西線西28丁目
電話番号:050-5282-7397
営業時間:月-日、祝日、祝前日: 11:30-15:30 (料理L.O. 15:00 ドリンクL.O. 15:00) 17:00-22:30 (料理L.O. 22:00 ドリンクL.O. 22:00)



