たまには撃ちまくりたくなる時がある
「松山市内の、とあるバーに潜入せよ」
筆者に指令が届いた。
さっそく出向いたそのバーの扉には……。
え? 銃!?
じつはこのバー、エアガンを撃つことができるシューティングバーなのです。
その名は「フロントライン セカンド」。
愛媛のサバゲーフィールド「フロントライン」が経営するバーです。
銀玉鉄砲がキッカケで「サバゲー」にハマった
筆者は子どもの頃、銀玉鉄砲にハートを射抜かれたのがきっかけでエアガン、サバゲーが大好き。
ほぼ毎週末、サバゲーをしていた時期もありました。
元旦の雪の降るなかでやったり、夏のクソ暑いなか頭から水をかぶってやったり、朝から夕方まで遊んで、そのまま別の場所に移動して夜明けまでやったり…… アホですね。
それでも、日頃のストレスから解放されて、広いフィールドを駆け回り、狙った相手にうまく弾を当てることができたときは、アドレナリンも出まくり。
DNAの奥深くに刻まれた狩猟本能が呼び覚まされます。
最近では女性のサバゲーファンも多く、男性よりも積極的に前に出てどんどん敵を倒してしまう人もいたりします。
「え…… 弾が当たると痛くない?」
なんて聞かれることがありますが、むしろそれがいいのです。
女性に撃たれたらご褒美とすら思います……もしかしてM気質なんだろうか(※ちゃんと装備をしていれば安全です)
それでは、いざ! 扉を開けて中へ入ってみましょう。
エアガン、サバゲー好きには最高の空間
おお! キレイでおしゃれですね。もっとハードボイルドな感じをイメージしていましたが、これなら女性でも気軽に入れます。
さっそく壁にエアガンを発見。
おおっ。バレットM82(すごいライフル)チェイ・タック M200(超すごいライフル)もあるぞ! ……と、ひとり盛り上がる筆者。
隣の棚にはエアガンに使うガス缶がずらりと。
なんと、お酒のボトルキープと同じように自分専用のガスを置いておけるのです。
「マスター、ガス缶キープで」とか言ってみたい。
各種カクテル、ビール、ワインなどその日の気分に合わせて。
サバゲーで勝利した日はシャンパンなどどうでしょう?
オリジナルでカクテル(700円)も作ってもらえるので、ぜひ好きな銃のイメージでどうぞ。
こちらはレンタルウェア(500円)。
左端にかかっているモジャモジャは「ギリースーツ」といって、スナイパーが身を隠すために着るもの。めったに着る機会なんてないと思うので、ぜひチャレンジしてみてください。
ガラス張りのシューティングレンジ
そして目玉のシューティングレンジ(エアガンを撃つところ)。ガラス張りになっていて、外から観戦できるようになっています。
ずらりと並んだ銃のなかから、お好きなものを選べます。
ショットガン、ライフル、サブマシンガン、よりどりみどり。
ハンドガンもリボルバーから最新のまでそろってます。いやー、心が躍りますな!
知らない人からするとどれも同じに見えるかもしれませんが、銃の特徴はそれぞれ違うわけで、必然的にコレクションもどんどん増えるわけです。
そして奥さんや彼女に「また買ったの!?」となるわけですな(笑)。
そして奥に見えるのが電子ターゲットです。LEDで光り、弾が当たると消える仕組み。下に時間が表示されます。
これをいかに早く撃つことができるかを競うわけです。
さっそくフロントラインの金澤代表にデモンストレーションをお願いしました。こんな具合に構えて、狙ったターゲットをどんどん撃っていきます。カンカンッ! と乾いた音が響き次々とLEDが消えていきます。早っ!
ガラス張りなので、外からは丸見え。
筆者も挑戦してみましたが、人から見られると緊張してうまく当たらないんですよ、これが。多少は腕に覚えがあったのですが、全部のターゲットに当てるのに1分くらいかかってしまいました。
ランキングもあって、早い人だと3.93秒と驚異のスピード。すげぇっす。
ちなみにシューティングの料金は弾50発で500円ですが、ガス缶キープなら約2000発ほど撃つことができて5,000円なので、15,000円お得になる計算です。
エアガンはお店のレンタルだけでなく持ち込みも可能。
自慢の愛銃で高得点を狙うべし!
筆者のオススメは飲み放題セットプラン(男性3,500円/女性3,000円)。120分、弾数無制限で遊べます。
※飲み放題プランは金・土・日・祝は3名様以上。カクテル、生ビール、ソフトドリンク飲み放題。ラストオーダーは15分前。
仲間とワイワイやるのもよし。ひとりでトレーニングに励むもよし。ストレス解消にバリバリ撃ちまくるのもよし。
いろんな楽しみ方ができますよ!
お店情報
フロントライン セカンド
住所:愛媛県松山市二番町2丁目2-7 第2イクシードビル2F
電話番号:089-909-4146
営業時間:20:00~翌3:00
定休日:不定休
書いた人:星☆ヒロシ
夫婦で食べ歩きが趣味。夫は食べる専門で、妻は呑む専門。若いころは海外へも足を運んだが、最近は日本の良さを再認識し、旅をしながらその土地ならではのおいしいものを食べ歩く。