千葉にヤヴァうまいトーストがある
って聞いたんですよ。風のウワサに。
いや、私、結構カレーマニアなんで、カレー情報を漁ってる時にどっかで見掛けたんでしょうね。
ヒントはカレー専門店ではなく喫茶店、場所は千葉。
探して、探して、見つけました。そして早速、行ってきましたよ。
降り立ったのは、京成線の千葉中央駅。東西線の西船橋駅から約5分歩いて京成線西船駅へ乗り換え、という初めての体験。
関係ないんですが、西船駅って面白いんですよ。住宅地の中にこじんまりある田舎の駅みたいな感じで、周りに立ち呑みの焼き鳥屋さんとか手作りケーキスタンドとかあって。
今度はこの辺も取材してみたくなりました。
それに対して、千葉中央駅。ここは、ビルが立ち並ぶ都会でした。目の前にはモノレールも通っています。千葉県庁があるんですね、なるほど。
そしてこちらが、カフェ&ギャラリー呂久呂(ろくろ)。
おお、なんか素敵な感じの喫茶店ですね。
中に、コーヒーの焙煎機っぽいものも見えます。
さっそく入ってみましょう。
手作りの焼き菓子がお出迎えです。
思っていたより、女子っぽい?
素敵な陶器も並んでいます。
あれ? 店名の『呂久呂』ってひょっとして?
店長の野口さんにお話を伺いました。
もともと父が作家物の陶器のギャラリーをやっていまして、それが40年くらい前ですね。それからカフェにした時に、せっかくなのでその陶器を使わせていただこうと思いました。販売もしてますし、お店で使っているのもみんな作家物なんですよ(野口さん)
あらためて店内を見渡してみると、おしゃれで落ち着いた雰囲気。
あちらこちらに素敵な陶器があしらわれています。
そして、コーヒーの焙煎機も!
実は、ここはこだわりの自家焙煎のコーヒー店でもあったのです。
ウチは自家焙煎のコーヒーがメインのお店なんです。生豆の生産者(農園)にまでこだわって美味しい豆を仕入れているんです。あと、ケーキはみんな手作りなんですよ(野口さん)
そういえば、今も奥の方でケーキを作っている音、焼き上がる美味しそうな香りが漂ってきています。
▲季節のケーキ各種(1カット450円〜)
── あれ? 実はここって、すごく女子っぽいお店?
いえ、三分の一くらいは男性のお客さまですね。この辺って官庁街なんですよ。特にランチタイムは男性が多いですね(野口さん)
── では、例のカレージャンボトーストってやっぱり男性のお客様に好評なんですか?
そうですね。でも女性でも完食なさる方、いらっしゃいますよ。私は小食なんで無理ですけど(笑)(野口さん)
では、いよいよ、カレージャンボトースト(700円)、半熟たまご(100円)とチーズ(80円)をトッピングして、いただいてみましょう!
ど~ん!
ちなみに、これは半熟たまごとチーズをトッピングしたものです。
トッピングメニューのこのようになっております。
ランチセットはこのようにサラダとドリンクもセットになります。
コーヒーは呂久呂ブレンドコーヒーで。
さあ、いただいてみましょう!
黄身がとろ~り!
お肉発見! 柔らかいです。
お味は中辛くらい。ほど良くスパイシーでマイルドな、家庭的な美味しいカレーです。
そして、フォークを底にグッと突き刺し、持ち上げると、そこに大きなパンの塊が!
お、大きい……。
しかし、意外(?)にも、パンがふわふわなので、そんなに重く感じません。
このカレージャンボトーストは、まずパンの中身に賽の目の切れ目を入れ、それを上から押しつぶして、その上からカレーを流し入れているそうなんです。
どんどん食べ進みます。
すると、ついに底が!
ここまできたら、今度は耳を食べなくてはいけません。
カレーの染み込んだパンの耳に、このようにサラダをトッピングして、オープンサンドのようにしていただきます。これまた絶品!
カリカリの耳が香ばしくて、これまた違う美味しさです。
すると、下にこのように白いパン部分だけが残ります。
なんか、微妙にカレーが残っちゃったりして、若干汚い感じで申し訳ありません!
しかし、これから店長さんに教えていただいた、裏技トッピングをしちゃうのです。
まずは、ハニーシロップをタラ~リ。
そして、さらに! このアイスクリームを!
こんな感じでトッピング!
重ね重ね、食べ方が汚くて申し訳ないです……。
本当は、もっとオシャレな感じになるはずだったのに。
でも、美味しい!
ハニーシロップがじゅわ~っと染み込んだパンにバニラアイスの冷たさが心地良いのです。
ごちそうさまでした!
このパン一つで、お食事とデザートが両方味わえてしまいましたよ。
なんたるお得感!
そして満腹感!
デザートと共にいただいたコーヒーが香り高く、とても美味しかったのも印象的でしたよ。
次回は、この後にぜひケーキもいただきたい。
そのためにはさらに胃を拡張しておかなくては。
お店情報
カフェ&ギャラリー呂久呂(ろくろ)
住所:千葉市中央区中央3-4-10
電話:043-224-5251
営業時間:10:00~20:00(L.O 19:30)
定休日:水曜日
ウェブサイト:http://ameblo.jp/caferokuro-blog/