土日の休みに外出して気分転換するのもいいけれど、今週末はあえて時間をかけて牛すじ煮込みをつくってみようと思う。なぜなら仕事とか人間関係とか、がんばっても成果が出ないとか、うまくいかないことも多い世の中、牛すじは時間をかけてコトコト煮込めばちゃんと応えてくれるから!しかも、出来上がってから食べられるし酒のつまみにもなる。
家でひたすら牛すじを煮込むというのも、ひとつのストレス発散アクティビティーなのではないか……とゆきちゃめゴンは思う。
そんなわけで、今回は牛すじ煮込みです!
おいしく調理するコツは、下準備に時間をかけること。そこさえ押さえれば、あとは煮込むだけでトロトロのおいしい牛すじ煮込みが出来上がります。
牛すじ煮込みの下ごしらえ
牛すじは牛のアキレス腱なのだそうです。だから、モツではないのだけどやっぱり固いし、下処理には時間がかかります。
今回は冷凍を使いましたが、生の場合はまず水で洗いながら血や汚れを落とします。そして、煮込みます。
ある程度煮込んでアクや汚れが出てきたら、牛すじを洗い、一度水を変えます。
そして、一口大に切った後、さらに煮込んでいきます。
このとき、オプションでネギの青いところや生姜のスライスを入れると臭みがとれてなお良し。
あとは、アクを取りながら、
……
ひたすら、ひたすら、弱火で煮ます。
……
そう、3時間ぐらい。
固くて包丁で切るのも大変で、これって食べれるようになるのだろうか!? と思っていた牛すじですが、3時間後こんな感じに。
トロン、プルン。
下処理はこれで完成!
居酒屋さんの牛すじ煮込みを作ってみる
下処理ずみの牛すじが用意できたら、あとは味を付けて煮込むだけです。
まだ煮込むの? とお思いでしょうが、はい、まだ煮込みます。
【材料】(2〜3人分)
- 牛すじ 500g
[調味料]
- 醤油 大さじ4
- 砂糖 大さじ3
- 酒 大さじ3
- みそ 大さじ2
[お好みで入れるとよいもの]
- 下ゆでした大根 適量
- アク抜き済みコンニャク 適量
鍋に具材を入れたら、ひたひたになる位に水を入れてから調味料を入れ弱火でコトコト煮込みます。
1〜2時間煮込むと、こんな感じに。
この段階でもう、肉もホロホロです。
上にネギを乗せてみました!
ここまで来たらこれ以上煮込む必要はありませんが、一晩寝かせてから温め直すとさらに味がしみます。何日かにわけてチビチビ食べるのも良さそう。
楽しみですね〜。
赤ワイン煮なんかも作ってみます
以前、某有名居酒屋さんで食べた牛すじの赤ワイン煮込みが忘れられなくて、赤ワイン煮込みも作ってみることにしました。
【材料】(2〜3人分)
- 牛すじ 500g
- 玉ねぎ 2個
[調味料など]
- 赤ワイン 1カップ(200ml)
- 砂糖 大さじ1
- 赤みそ 大さじ3
[お好みで入れるとよいもの]
- ブーケガルニ
- ゆで卵
まず、鍋に油をひいてスライスした玉ねぎを炒めます。
そこに下処理ずみの牛すじを入れ、水を1カップ(200cc)ほど入れ、あとは調味料を入れて煮込むのみ。
ブーケガルニも入れると、さらにちょっと味が上級者風になります。
そしてこちらも弱火でコトコト煮て1〜2時間後。
完成。まるでビーフシチューのようなテリです!
時間をかけただけのことはある
そんなわけで、煮込んで煮込んで煮込みまくる休日になったわけですが、漫画を読んだり、テレビを見たりしながらノンビリ家にこもってコトコトと牛すじを煮る休日も、なかなか良いものですよ。そして、夜には、楽しい一献も待っていますしね。
時間があるとき、ぜひトライしてみてください!
※この記事は2017年1月の情報です。