
「スタッフドバケット」というものをご存じでしょうか。フランスパンに具材を詰め込むだけの簡単レシピです。イメージとしてはサンドイッチに近いかもしれないですね。
パンに穴を空けて詰めているだけだというのに、ずいぶんとオシャレに仕上がるし、腹持ちもよさそう。どんな具材を詰めたらおいしいのでしょうか。
というわけで、いろんな食材で試してみました。
まずはフランスパンを用意。

今回はフランスパンの中でもバゲットを使用しました。
最初に詰めるのはこちら。

ハッシュドビーフ。昨晩の残り物です。

バゲットをカットし……。

スプーンでバゲットの中心部分をくりぬきます。

パンをくりぬいた部分と、ハッシュドビーフを混ぜて、詰めれば出来上がり。
早速いただきまーす。
当然うんまい!
フランスパンとハッシュドビーフが合うだなんてことは試食しなくてもわかっている。パン生地がソースを吸ってしっとりとしているし、噛みごたえもあるのでお腹いっぱいになります。
さて、本題はここから。
洋食以外にも、和食はフランスパンに合うのだろうか?
和食もフランスパンに合う?
冷蔵庫にある和食を持ち出し、片っ端から詰めていってみよう。
明太フランスという商品もあるのだし、ごはんに合うものはパンにも合うと思うのだが……どうだろう。
それではいってみよう!
肉じゃが

「得意料理はなに?」「うーんと、肉じゃが!」などというやりとりはとっくに廃れましたが、食卓に並ぶとホッとする定番のメニューではあります。
このままでは詰めづらいので、まずはスプーンで肉じゃがを潰します。

通常の作り方であればこれをパンに詰めていくのですが、1本丸ごと詰めると大量にできあがってしまいます。このあと、いろいろな食材を試すので、ここからは丸ごと1本作るのは許していただきたい……。
というわけで、パンを切り分け、器を作るような感覚で中身をほじくり出します。

さて、ここに肉じゃがを詰めて……。

おっ! 肉じゃがが詰まっているようには見えないぞ。
パンとマッチしているように見えますね。
少々ビビリながらも一口……。
うん。食材としては、パンと合うことは間違いありません。醤油やみりんのほのかな甘みもフランスパンとマッチ。まずくはないがあまりにも普通です。
もう一度食べたい度……★☆☆
肉みそ

続いては肉みそ。味付けは味噌のほか、豆板醤、砂糖、しょうが、酒、しょうゆ。
肉じゃがのときと同じようにパンをカットし、中身を出して詰める。

詰まった。肉じゃがよりはおいしいと予想。さあ一口。
……うん、豆板醤のピリ辛とショウガの香りが思っていたよりもパンと合っている。ひき肉からにじみ出した肉汁がパンに染みていてなかなか。これはイケる!
もう一度食べたい度……★★★
ちなみにこれで3品目だが、すでにおなかがいっぱいになってきています。
だが、もう少しがんばってみよう。
ひじきの煮物

和食の定番メニューのひとつでもあるひじきの煮物。ひじきのほか、ニンジンも入っています。味付けは醤油、出汁の素、みりん。

ちょっとオシャレに見えてきたのは気のせい?
食べてみると、思いのほかひじきの香りが強くて、フランスパンの風味が感じられなくなっています。フランスパンよりも、バターを塗った食パンのほうが合いそう。
もう一度食べたい度……★☆☆
ふりかけごはん

ラストはこちら。ふりかけごはん。ほかほかの白米にゆかりのふりかけをかけて混ぜました。
このままで食べてしまいたいところを、グッとこらえて……。

そうそうお目にかからないビジュアルですが、さまざまなものを詰め込んできたせいか何とも思わなくなってきました。満腹だからかも……。
しかし、炭水化物×炭水化物の組み合わせはよくあること。ラーメン×チャーハンとか、お好み焼き×白米とか。よく分からなくなってきましたが、フランスパン×ふりかけごはん、いってみます!
……。
ごはんとフランスパンの食感を生まれて初めて同時に味わいました(使った白米は炊きたてのツヤツヤ)。ザラッとしたフランスパンに対し、しっとりとしたお米の舌触りがなんとも新鮮! 特に違和感はないが、違和感がないことに違和感。
しかし、正直やはり別々に食べるほうがおいしい。
……申し訳ない、知ってた、試すまでもなかったです。
もう一度食べたい度……☆☆☆
まとめ
和食は和食でも、肉系の具材ならなんとなく合いやすい気がします。ごはんと食べているときは気がつかなかったが、食材によってはごはんとしか相性が良くないものもあるのだと実感することができました。とはいえ、フランスパンと和食の組み合わせ、悪くないです。お酒のおつまみなど、夜食の戯れに試してみてはどうでしょうか。



