
暑くてもチャーハンは食べたい! でも、火を使ってフライパンで炒めるのはしんどい……。そんな時は、レンチンレシピで解決。というわけで今回は、一人前から作れる、電子レンジを使ったチャーハンレシピを紹介します。
そこで気になるのが、電子レンジで作るチャーハンは果たしてパラパラに仕上がるのか、ということ。はい、ちょっとしたコツさえつかめば、失敗しないパラパラチャーハンに仕上がります!
嫁さん評価 ★★★★☆
「全体に味が均等についてるところがいいわね。ツナもいいけど、ベーコンやハムで作ったのも食べてみたいわ」
娘評価 ★★★★★
「ツナといえばここにコーンが入っててもいいかも、って思ったわ。味は好きな味!」
具には、今回はツナ缶やねぎを使いましたがお好みで。ただし、玉ねぎなど水分が出る具材は使わないことが、パラパラチャーハン作りの鉄則。どうしてもベチャつきやすくなるんです。これはフライパンで作る時にも同じですよ。
かめきちパパの「電子レンジでパラパラチャーハン」
【材料】1人前

- 温かいご飯 茶碗1杯分(180g)
- 卵 1個
- ツナ缶(オイル漬けタイプ) 50g
- 刻みねぎ 1本分
- しょうゆ 小さじ1
- マヨネーズ 大さじ1
- 和風だしの素 小さじ1/2
- こしょう(家にあるもので) 少々
作り方

1. 耐熱ボウルに温かいご飯、マヨネーズと卵を割り入れて混ぜ合わせます。全体が合わさればOKです。

この時、混ぜすぎには注意しましょう。ご飯が粘りだしてダマになりやすく、パラパラ仕上げを邪魔してしまいます。これはフライパンで炒めて作る時も同じ。
また、ボウルはちょっと大きめのものを使うのがおすすめ。混ぜ合わせる時に余裕があるほうが空気を含ませやすく、ご飯とご飯がくっつきにくくなります。(今回は1人前を作るのに直径18㎝くらいの耐熱ボウルを使っています)

2. 1のご飯に和風だしの素としょうゆを加え、混ぜ合わせます。
味付けは控えめ、卵かけご飯より少し味が薄いかな、くらいで。ここでほぼ味が決まるので、濃くしすぎてしまうと後から手直しできません。食べる時に薄ければ塩やしょうゆをかけて調節を。

3. 2のボウルにふんわりとラップをかけて、500wの電子レンジで2分加熱します。

この時点ではまだ少しもっさりした感じです。

4. 一度ご飯をざっくりと混ぜ合わせ、油分を軽く切ったツナを加えたら、今度はボウルの半分くらいにラップをかけて、再びレンジ(500W)で2分~2分30秒加熱します。
ラップを半分にするのは、適度に水分を飛ばしてパラパラにしつつ、具材が硬くなりすぎないようにするため。

刻みねぎとこしょうを加えて、混ぜ合わせたら出来上がりです。

5. きれいな山型に盛り付けるには、小さめのボウルなどにチャーハンを入れ、軽く押さえたら、

器をかぶせて、

ひっくり返す方法が一番スマート。
ただし、ボウルに入れたチャーハンをギュウギュウ押さえるのは厳禁です。せっかくのパラパラ感が最後の最後でなくなってしまいます。
どこを食べても同じ味、に仕上がる

加熱する前に調味料を入れてご飯と卵を混ぜているので、出来上がった時に味のバラつきがない、どこを食べても同じ味、なのもこの作り方のいいところです。お好みで紅生姜(分量外)を添えても美味しいですよ。

最後に、パラパラに仕上げるポイントをもう一度まとめておきますね。
電子レンジで「パラパラチャーハン」を作るポイント
- 飯と卵を合わせるときは、混ぜすぎてご飯に粘りが出ないように。
- 混ぜ合わせるのは大きめのボウルを使い、ふんわり空気を含ませること。
- 電子レンジは2回に分けて加熱し、水分を飛ばす。
- 水分が出る具材は使わない。卵も2個使うとベチャつくので、レンジで作る時は1個で。
ちょっと小腹が空いた時、レンジで気軽にパラパラチャーハンが作れるので、一度試してみてください。
作った人:かめきちパパ

調理師免許と食育アドバイザーをもつ主夫。うるさいお姫様2名と「お弁当・命!」の嫁さんとの4人暮らし。ご飯のおかずからお酒の肴まで和・洋・中なんでも作ります。「楽しく作って、楽しく食べる」そんな楽ウマ料理を楽しんでいます。
- ブログ:SAKE TO RYOURI
企画協力:フーディストノート

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