卵の破れ防止に、家にあるアレが使える件。「ちくわのオムチャーハン」は肉なしでも満足感高め【かめきちパパ】

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こんにちは、楽うま料理研究家のかめきちパパです。

今回は、わが家もみんな大好きな「チャーハン」をコスパよく、いつにも増しておいしく作ります。チャーシューの代わりに使うのが「ちくわ」。ちくわを先に炒めておくと、食感がしっかりして肉なしでも満足度高めのチャーハンになりますよ。

そして、いつもよりおいしくするひと手間が、そのちくわチャーハンを卵で包む「オムチャーハン」。オムライスは卵が破れやすいという話もよく聞くので、家にあるもので卵を破けにくくするコツも紹介しますね。

 

嫁さん評価 ★★★★★

「ちくわが思ってる以上に食感がいいわね。油っぽくなくってあっさりと食べられる感じ」

娘評価 ★★★★★

「チャーハンも美味しかったけど、オムチャーハンは絶品な感じ。これは美味しい!」

 

かめきちパパの「ちくわのオムチャーハン」

【材料】1人前

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  • 温かいご飯 茶碗1杯(180g)
  • ちくわ 1/2本(40g)
  • 卵 1個(チャーハン用)
  • 玉ねぎ(粗めのみじん切り) 1/8個
  • 刻みねぎ 4g
  • 鶏ガラスープの素(顆粒タイプ) 5g
  • 塩、こしょう 適量
  • しょうゆ 小さじ1
  • サラダ油 小さじ2

作り方

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1. まずは、ちくわチャーハンを作ります。ちくわは縦に4等分に切ってから、1㎝幅に切ります。

 

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2. 熱したフライパンにサラダ油(小さじ1、分量外)を入れて、ちくわを中火で焼き色がつくまで炒めます。

 

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炒めたちくわは、キッチンペーパーにのせて余分な油を吸わせましょう。

 

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3. ボウルにご飯と卵、塩、こしょうを入れて混ぜ合わせます。

 

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4. 熱したフライパンにサラダ油を入れて中火で熱し、3を広げて30秒ほど動かさずに焼いてから、

 

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ご飯をすくう感じで混ぜ合わせながら炒めます。

すくってフライパンに落とすことで空気が入り、徐々にふんわりパラパラ感が出てきます。

 

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5. ご飯がパラパラになってきたら、2、玉ねぎ、鶏ガラスープの素を加えて、

 

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混ぜ合わせながら炒めます。

 

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6. 最後にしょうゆを回しかけ、刻みねぎを加えてひと混ぜしたら、ちくわチャーハンの出来上がりです 。

 

破れにくい卵で「ちくわチャーハン」が「オムチャーハン」に進化

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肉を入れなくても、ちくわの存在感で十分に美味しい「ちくわのオムチャーハン」。

今回はこれを卵で包んで、もっとおいしい「オムチャーハン」にしていきます。

ここで、破れにくい卵を焼くコツ。使うのは「片栗粉」です。

 

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片栗粉(小さじ1/2)、水(大さじ1/2)をよく混ぜて水溶き片栗粉を作り、

 

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卵2個を溶いた中へ入れて混ぜ合わせます。これをやるだけで、卵は驚くほど破れにくくなりますよ。味にはとくに影響なしです。

 

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卵を焼いていきます。フライパン(今回は24㎝のものを使用)にサラダ油(大さじ1)を中火で熱し、水溶き片栗粉入りの溶き卵を流し入れたら、

 

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箸で全体的に卵を混ぜ合わせ、半熟状になったところで作っておいたオムチャーハン(1/2人前くらい)をのせます。

チャーハンは卵の半分くらいにのるのがベストな量。

 

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卵の底面が固まってきたら、チャーハンをのせた側のフライパンの縁に全体を寄せ、

 

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そのままお皿に向かって卵をすべらせながら、フライパンを皿にかぶせるように倒します。これで卵がチャーハンを包みながらお皿にのってくれます。

フライパンは一気に倒すのがポイントです。

 

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破れずにきれいに包めました。あとはキッチンペーパなどで形を整えて、お好みでケチャップをかけて出来上がりです。

 

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ちなみに、中華料理にはあまり重すぎないスパークリングワインや白ワインが合います。これ、ワインの学校に通ってる時にあれこれ試して納得済み。というわけで、今回のチャーハンもオムチャーハンも、辛口の白ワインで食べるのがウマいんです。

味も見た目も満足度高めの、ちくわのオムチャーハン。水溶き片栗粉入りの卵焼きはぜひ一度、試してみてください。

 

作った人:かめきちパパ

かめきちパパ

調理師免許と食育アドバイザーをもつ主夫。うるさいお姫様2名と「お弁当・命!」の嫁さんとの4人暮らし。ご飯のおかずからお酒の肴まで和・洋・中なんでも作ります。「楽しく作って、楽しく食べる」そんな楽ウマ料理を楽しんでいます。

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企画協力:フーディストノート

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