こんにちは~、筋肉料理人です!
今日は久々に「燻製レシピ」を紹介させていただきます。燻製レシピと言っても、料理の燻製ではなく、調味料の燻製です。市販のめんつゆを燻製にしちゃいます! 燻製風味の塩コショウや醤油は売ってますが、麺のたれから調理のチョイ足しまで、何かと重宝するあのめんつゆを燻製風味にしたらどうなるの? わからないなら、やっちゃいましょう! お手軽に作れる「お茶っ葉燻製」でめんつゆの燻製を作ります。
筋肉料理人の「燻製めんつゆ」
【材料】作りやすい分量
- 4倍濃縮めんつゆ 150ml
- 緑茶の茶葉(100円ショップの茶葉でOK) 大さじ4と1/2
- 砂糖 大さじ1/2
燻製を作る際のポイントはこちら↓
作り方
1. 鉄の中華鍋と金属製の網、アルミホイル、鍋にぴったり合うフタを用意します。中華鍋にアルミホイルを敷き、緑茶の茶葉と砂糖をちらしたら、網を入れます。
※網は中華鍋の半分くらいの深さにはまる位のサイズで。今回はボウルをフタ代わりに使っています。機材については100円ショップを活用しましょう。
2. アルミ皿(直径12cmくらい、バーベキューでタレ入れなどに使うもの)を網の上にのせます。市販の4倍濃縮めんつゆを入れたら、中火(コンロの火が鍋の底に当たるくらい)にかけます。
3. 煙が出始めたらフタをして弱火にし、10分燻製しましょう。10分経ったらフタを外し、燻製させためんつゆを清潔な保存容器に入れます。熱が取れたら冷蔵保存します。これで「燻製めんつゆ」の完成です。
※換気扇をしっかり回し、火にかけている時は鍋から絶対に離れないこと。加熱時間を守り、茶葉に火が付かないよう注意しましょう。
※鍋やフタ、アルミ皿は高温になり、またフタを外すときには熱い煙が出てくるのでやけどに注意しましょう。使い終わった茶葉は水をかけてから処分を。
思ったよりすごく簡単、でも驚くほどの香りが!
出来上がった「燻製めんつゆ」は、フタを開けただけで燻製の強い香りが漂います。たった10分の燻製時間でしたが、驚くほど香りがついています……。燻製、恐るべしです。
「燻製めんつゆ」が出来たので、早速、使ってみます。
まずは「卵かけご飯」に使いました。結果は、強い燻製の香りで一味違う卵かけご飯になります。黒こしょうを振りかけるとめっちゃおいしい!
次は「冷奴」に。「燻製めんつゆ」とオリーブ油、黒こしょうをかけてみました。燻製の香りがアクセントになってこれまたおいしいです!
勢いがついたので、「刺身」もいってみましょう。「燻製めんつゆ」大さじ2にレモン果汁小さじ1と黒こしょうを混ぜ、サーモンの刺身をつけていただきました。薬味は玉ねぎスライスと練りからしです。これまた、燻製の香りがアクセントになります。すごくフレッシュなスモークサーモンを食べてるような感じです。
そして、これがベストマッチ! 一番おいしかったです。それは、「燻製めんつゆでぶっかけうどん」です。
「燻製めんつゆでぶっかけうどん」
【材料】1人分
- 冷凍うどん 1玉
- 卵 1個
- 燻製めんつゆ お好みで
- バター 10g
- 小ねぎ、黒こしょう 適宜
作り方
1. 冷凍うどんを熱湯でゆでて戻します。途中、ゆで汁を丼に入れては戻して、丼を熱々に温めます。
2. 冷凍うどんがゆで上がったらザルにあげます。湯を切って丼に移します。卵、バターをのせ、小ねぎを散らします。黒こしょうを振ったら、お好みで「燻製めんつゆ」をかけていただきます。
このぶっかけうどんがおいしかった! 「燻製めんつゆ」をお好みでかけ、卵を潰して混ぜたら、バターが溶けたところをいただきます。燻製の香りにバターの風味で、ぶっかけうどんが激ウマ! ズルズルっと食べると、燻製の香りにバターって合うんだあ~と納得すると思います。個人的には、このためだけに「燻製めんつゆ」を作るのものあり!
「燻製めんつゆ」、お茶っ葉を使えば簡単に作れますので、是非、お試しください。
こんなお茶葉燻製もおすすめです!
※この記事は2017年9月の情報です。
作った人:筋肉料理人 藤吉和男
料理と筋トレをこよなく愛する料理ブロガー。料理研究家としてレシピ本執筆や料理教室、テレビ出演、ボランティア活動を行う。自信のブログやYouTubeでは、簡単で美味しい魚料理や簡単レシピを専門的ながらわかりやすく紹介。
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