こんにちは~筋肉料理人です!
うま味が強く、しかもお安く手に入る鶏レバー。ビタミンや鉄分、タンパク質も豊富で、私もよくつまみの材料に使います。今日は、その鶏レバーを面倒な下処理はせずに、トマト缶とみそでフライパン煮にします。白飯にたっぷりのせてかきこんじゃいましょう。
トマト缶とみそ、それに鶏レバーのうま味が重なって激ウマに仕上がりますよ。
火を入れるとかたくなりやすい鶏レバーですが、今回のレシピなら大丈夫。トマト煮にするので臭みが気にならず、やわらかくて食べやすいのでご飯や他の食材ともよく合います。
ちなみに、トマト缶1缶で3人分くらい作れるので、残ったら1人分ずつ小分けにして冷凍保存しておくのがおすすめ。丼以外の食べ方のアレンジもご紹介しますね。
筋肉料理人の「トマトみそ鶏レバ丼」
【材料】3人分
- 鶏レバー 300g
- トマト水煮缶(カットタイプ) 1缶(400g)
- にんにく 1かけ
- みそ 大さじ2
- コンソメスープの素(顆粒) 小さじ1
- 砂糖 小さじ2
- トマトケチャップ 大さじ1
- オリーブオイル 小さじ2
- 温かいご飯、刻みねぎ 適量
- 黒こしょう、一味唐辛子 お好みで適量
作り方
1. にんにくはみじん切りにします。
2. 鶏レバーは鮮度の良い、きれいな赤い色のものが臭みも少なくおすすめです。ハツ(心臓です。写真の上側、楕円形で脂肪のついた部分)が付いていたら、一緒に美味しくいただきましょう。
鶏レバーは小さめの一口大に切ります。ハツは切り離して、
縦に切り開き、
中に黒っぽい血が溜まっているので、包丁の先でこそぎ落としてから、食べやすい大きさに切ります。
ハツについた脂肪はうま味になります。カロリーが気になる方は切り取ってください。
3. トマト水煮缶をボウルに入れ、みそ、コンソメスープの素、砂糖、トマトケチャップを混ぜておきます。
缶にトマトが残るので、水(分量外)を少し入れてすすぎ、ボウルに入れましょう。
4. フライパンにオリーブオイルを入れて中火にかけます。にんにく、鶏レバーとハツを入れて軽く炒め、
3を入れて混ぜます。
5. 煮立ったら、フタをして、
とろ火(一番小さい火加減)にして、途中でフタを外して何度か混ぜながら30分煮ましょう。
6. 30分煮て、木べらなどで混ぜたとき、写真のようにフライパンの底面が見えるくらいまで水分が飛んだら出来上がりです。
7. 丼にご飯をよそい、6をかけ、
刻みねぎをちらします。お好みで黒こしょうと一味唐辛子をふってパンチを効かせても美味しいです。
ねっとりやわらかい鶏レバーを堪能
「トマトみそ鶏レバ丼」の完成です! トマト缶で煮込んだ鶏レバーはパサパサせずにねっとりしてやわらかく、トマトの効果で臭みも気にならず食べやすいです。噛むごとに凝縮されたトマトとみそのうま味が口にあふれて、にんにくの風味もあって白飯を美味しく食べられます。
それからもう1つ、この鶏レバー煮はトーストと合わせてもウマいんです。
食パンをスティック状に切って、
オーブントースターなどで色よくトーストにしたら、
鶏レバー煮をのせていただくと、これが酒のつまみに最高。香ばしいトーストとよく合いますよ。
ご飯にパン、もちろんそのままでも。フライパン1つでできる鶏レバー煮、ぜひお試しください。
フライパン1つでできる「鶏レバー豆腐」もつまみにばっちり。丼にしてもウマいです。
作った人:筋肉料理人 藤吉和男
料理と筋トレをこよなく愛する料理ブロガー。料理研究家としてレシピ本執筆や料理教室、テレビ出演、ボランティア活動を行う。自信のブログやYouTubeでは、簡単で美味しい魚料理や簡単レシピを専門的ながらわかりやすく紹介。
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企画協力:フーディストノート
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