余ったジャガイモをどうにかする【超手軽ポテチもどき】

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スーパーなどで買い物をするときに困るのが、セット売りの量の多さ。


ジャガイモなどは、ちょいとカレーを作りたいときに必要になるんですが「5つじゃなきゃダメよ」といわんばかりにビニール袋に大量のモノが入っていると、夫婦2人だけの家庭には手を出しづらいんですわ。

 

でも、ジャガイモの入っていないカレーはいくらなんでも味気ないので、「ままよ!」とばかりに買ってしまうんですが、いくらなんでもやっぱり多いよな。

 

セットで買うのが嫌なら、カレーを作るのはジャガイモをバラ売りしている時にしろよとも思うわけでありますが、気分が遮二無二カレーってときが、ある。

 

で、5つ入りのジャガイモの袋を買ってカレーを作り、結果として少々のジャガイモが残るわけですが、食いきれずに余ったコイツをどうするのか、が今回のテーマであります。

 

今回は余ったジャガイモを使用し、「自家製ポテチR(じかせいぽてちあーる)」を作ってみることにします。最後にくっついている「R」って何だよ、というご質問があろうかと思いますので先に言っておきます。「らしさ」の頭文字ですな。

 

「自家製ポテチR」の作り方

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ふざけたネーミングのとおり、いわゆるポテチ(ポテトチップス)ではありませぬ。あくまで「それっぽい」ものでしかなく、見た目もポテチとはちょいと違うんですが、「これはこれでアリ」と嫁に太鼓判をおされた代物、実物を見ていただいて、ぜひ新たなネーミングを募集したいと。

 

余ったジャガイモなら、つぶしてポテトサラダとかにすればいいだろというご意見もあると思いますが、それは時間と手間がかかりすぎる。

 

その点、コイツの作り方はいたってシンプルです。要するに、ジャガイモを切ってバターをまぶしていためるだけ。所要時間は10分程度というお手軽さ、それでいてウマく、酒のつまみにぴったりです。そうね、ビールには非常に合いますな。おいら、酒飲まないけど、酒好きの知り合いがそういっていました。

 

【材料】(2人分)

  • ジャガイモ(男爵いも) 1個
  • バター 大さじ1程度
  • 塩 少々
  • パセリ 少々

 

ちなみに、ジャガイモって想像していたよりもいっぱい種類があるのね。今回使ったのはいわゆる「男爵いも」で、カレー用でよく使われるメークインなどに比べて大ぶりであるため、2人用なら1個で十分。メークインの場合は2個くらい使ったほうがいいかもしれませんな。その点だけお断りしておきます。

 

【作り方】

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1.ジャガイモを写真のように切る(多少厚くてもOK)。
※その前に皮をむくけど、芽を根こそぎ取り除くためにザクザク厚めに切るべし。

 

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2.耐熱容器に水少々と合わせて入れてレンジでチン。
※切ったジャガイモをいきなりフライパンで加熱しても火が通りにくいので、そのアシストをレンジにやってもらうという感じです。

 

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3.フライパンにバターを敷き、そこにジャガイモを投入。
※バターがないという場合、マーガリンでも可。

 

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4.塩少々、お好みでパセリやバジルを振って完成。

 

……なお、これだけじゃ物足りない人のために、故スティーブ・ジョブズにならってワンモアシングを申し上げます。ベーコンを投入して一緒に炒めると結構ゴージャスになりますよ。そのときは「自家製ポテチG」となります。Gは当然、ゴージャスの頭文字です。しつこいですか。

 

また、前回おいらが書いた記事のコンセプト「どんな食材でも、とりあえず調味料さえよければなんとかなる」よろしく、バターなんかにこだわるとさらに良いですな。ちなみに我が家では、嫁のお婆様(御年96歳なり)から送られてきた熊本阿蘇地方のバターを使用しています。これはクリーミーでうまいぜ。

 

バターを冷蔵庫に常備している人はそう多くはないでしょうが、コイツを作る際には、仮に安いバターであっても口当たりの良さがマーガリンとは違うから、ぜひバターで試してほしいと思います。


もうね、落差がありまくりですよ。「自家製ポテチR」のRは「落差」の頭文字でもあります……やめなさいって。

 

書いた人:股旅庵馬ん次

股旅庵馬ん次

1973年生まれ。競馬新聞記者、編集者を経てフリー記者。競馬記者時代、ディープインパクトを思い切りdisるコラムを書き、物議をかもす。「馬券も料理も、重要なのはエロス」がモットーの43歳は、SNSに異常なほどの偏見を持つ昭和のおっさんです(単に面倒なだけ)。

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