ウマいもののレシピを毎週、ご紹介いただいている6人の料理家さんに料理との出合いや忙しい時にサクッとつくる「サク飯」について聞いてみる企画の5日目。
今日は、料理研究家の魚屋三代目さんです！
「魚屋を継いで20年くらいになりますね」
Photo : Urara Nakamura
毎朝5時に市場へ新鮮な魚介類を仕入れに行くことから1日が始まるという、その名の通り50年以上続く魚屋さんの三代目、魚屋三代目さん。
旬の魚介のおいしい食べ方や、プロならではの魚のさばき方を紹介するブログ魚屋三代目日記が話題になり、お店を営むかたわらレシピ本の出版やテレビ出演など幅広く活動中です。
アウトドアにカメラと趣味も多彩、ブログに登場するレシピの写真もセンスが光ります。
「魚屋を継いで20年くらいになりますね」という三代目さんに、おいしい魚を見つけるコツをうかがいと、「何よりも目をみることです。黒々澄んでいて、濁りのないものをチョイス！！ これが触れずに見て買う場合一番簡単な方法です。あとは、信頼出来るお魚屋さんや、スーパーの鮮魚売り場の人に『今日のオススメはなんですか？』と素直に聞くのがいいと思います」
魚屋三代目さんの「サク飯」は？
▲魚屋三代目さんのサク飯「サーモンのハラス焼き」
「忙しい時や、夜疲れてつまみを作るのが面倒な時に食べるのがサーモンのハラス。お店にいつも並んでいるので、それを魚焼きグリルでさっと焼いて。塩気と脂で白飯やお酒がススム！ ススム！！ 大根おろしも大事です！！！」
詳しいレシピは、魚屋三代目さんのブログで！
サクッと食べるときもやっぱり魚！ お酒がすすむ味、そして食欲がなくてもご飯がすすむ味ながら、サーモンは良質なタンパク質豊富で、そのうえ低カロなヘルシー食材。冷凍庫に常備しておくのもありですね。
そんな三代目さんの料理がはかどるBGMは？「おかずやつまみを作る時、あとは休みの日に昼飲みをする時にワークシャイ、ジョン・レジェンドを聞きます」。洋楽コンテンポラリー系が流れる中、自分で仕入れたハラスをつつく魚屋さんなんてそうはいない！
明日は簡単オシャレなブランチレシピでおなじみ、管理栄養士の北嶋佳奈さんの登場です。
※この記事は2017年3月の情報です。
作った人：魚屋三代目
本名・柳田昇（やなぎたのぼる）。神奈川県厚木市で60年以上続く鮮魚店の三代目。父と魚屋を営むかたわら、旬の魚介の簡単な料理や捌き方をブログ『魚屋三代目日記』にて紹介しています。レシピ本などの書籍やテレビなど幅広く活動。62種の魚介の詳しい捌き方と、それらの魚をおいしく食べる100を超えるレシピ、捌き方やおろし方の動画が見られるQRコードも掲載の最新刊『魚屋三代目の魚のおろし方と料理』（エイ出版社）が発売中。2023年4月、新鮮な魚介類を使ったお惣菜店「noboru 魚武商店」もオープン。
- ブログ：魚屋三代目日記
- X：@nsakanaya
- Instagram：@noboru_uotakeshouten
企画協力：フーディストノート
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