
こんにちは、料理ブロガーの山本リコピンです。
常備しておいて間違いのない魚の缶詰。そのまま食べるだけでなく、料理に幅広く使えるのも魅力です。今回は、そんな魚の缶詰からメシ通でもおなじみのサバ缶を使って、おつまみにもご飯のおかずにもなる「焼売」を作ります。
自分で作るには手間がかかるイメージの焼売ですが、火の通りを気にしないですむサバ缶、そして、蒸籠や蒸し器ではなく電子レンジを使えば、自作のハードルはぐっと下がりますよ。

調味料をあれこれ使わなくて済むように、サバ缶は味のしっかり付いたみそ煮缶を使い、ごま油とつなぎの片栗粉を加えるだけ。サバはしょうゆ煮缶でもOKです。
それでは早速レシピです。
山本リコピンの「サバ缶焼売」
【材料】作りやすい分量
- サバみそ煮缶(しょうゆ煮缶でもOK) 1缶(150g程度)
- 玉ねぎ(みじん切り) 50g
- しいたけ(石付きを落とし、軸も一緒にみじん切り) 1枚
- 焼売の皮 10枚
- レタスの葉(白菜でもOK) 1~2枚
- 片栗粉 大さじ1
- ごま油 小さじ1
作り方

1. ボウルに、サバみそ煮缶を汁ごと、玉ねぎ、しいたけを入れる。

2. 1に片栗粉とごま油を加え、粘り気が出るまでスプーンでしっかり混ぜる。
サバはスプーンの背を使って潰すようにすると混ぜやすいです。

3.2をだいたい10等分にする。手のひらに焼売の皮をのせ、タネをその中央に置き、皮全体を手で握るようにして包む。

4.電子レンジOKの耐熱皿にレタスの葉を敷き、3をなるべくくっつかないように並べる。水(大さじ2~3、分量外)を焼売の上にまわしかけてラップをかけたら、電子レンジ(600W)で4分加熱する。
野菜は、加熱した焼売が皿にくっつかないように敷きます。もやし、ピーラーなどで薄くしたにんじんなどでもOK。加熱後は、焼売と一緒に美味しくいただけます。

5. 焼売の皮全体が、写真のようにうっすら透けていれば蒸し上がり。
もし白く生っぽい部分があれば、その部分に少量の水をかけて、様子を見ながら20秒ずつ追加で加熱します。
サバ缶がまるで別物に変身!

出来立て、熱々の焼売をいただきます。うま味があって、味もしっかり付いているみそ煮缶を使い、玉ねぎの甘みとしいたけの風味も閉じ込めてあるので、そのまま食べても美味しい! みその風味によく合うラー油を垂らすのもおすすめ。お好みで辛子じょうゆを付ければ、味も見た目も焼売感アップです。

肉が入っていないので、加熱してもかたくならず、ふんわりやわらかめの仕上がりです。玉ねぎとしいたけが食感のアクセントになって、お酒もご飯も間違いなくすすみますよ。
サバ缶がまるで別物に変身するサバ缶焼売。サバ缶レシピのバリエーションを増やしたい方も一度お試しください。
作った人:山本リコピン

料理ブロガー、料理研究家。簡単&手軽に作れて見栄えのする料理レシピを公開しているブログ『日々のごはんとおやつのネタ帳』を運営。日々のごはんや、おつまみ、お弁当、おやつ、おもてなしなど、ジャンルも幅広く、雑誌や企業へのレシピ提供も行う。『山本リコピンのちゃちゃっとかわいい毎日おかず』(主婦と生活社)、『ごはんがすすむ!!!山本リコピンのうちごはん』(ワニブックス)が発売中。
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